8月26日(土)J2 第36節 山形 vs 仙台(19:00KICK OFF/山形県)
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東北の祭り、みちのくダービー第三章は、山形のホーム、山形県総合運動公園陸上競技場で行われる。
ただ、仙台のサポーターでここを「アウェー」と認識している者は少ないのではないだろうか。スタジアムが山形県内とはいえ、宮城と山形を結ぶ国道48号線、県境の関山峠を越えてすぐの天童市に存在すること(実際、駐車場が完備されていることを思えば、マイカーで向かうサポーターにとっては、宮城スタジアムよりもアクセスは良好といえるが…)、山形サポーターの増減に関係なく、少なくとも仙台側のゴール裏ならびにバックスタンドは、ここ数年常に超満員の状態が続いていること(自分の周囲が黄金色の人間で密集となっていれば、どこだって気分的にはホームだ)、さらには、ダービーのアウェー戦となると必ず思い出される、現広島の日本代表FW佐藤寿人が仙台在籍時に語った「ベガルタのホームゲームは22個(2004年当時)だと思っていたけど、(ダービーのアウェー戦を戦った)今日わかった。ホームゲームはあと2つ多くあるんだ」といった一言が、サポーターの「ホーム戦ゴコロ」をより刺激する。
というわけで、ホームだと思って乗り込むサポーターのために、仙台は第1クールに続き、勝ち点3をものにしたい。
そんな仙台だが、チーム状況は決して悪くない。前節の横浜FC戦は1−1のドローに終わったものの、むやみやたらにブラジルトリオに頼らない、我慢強くパスを回してスペースを作っていくサッカーは好感が持てるとともに、今後への期待を駆り立てるものであった。だが「今後への期待」だけでは、サポーターの空腹は完全には満たしきれない。練習場の金網にくくられた、普段はホームゲームで飾られる「VICTORY IS JUST ALL!!」の横断幕が示すとおり、内容を伴った上での勝利、これはダービーという試合の重みだけでなく、今後の昇格争いを踏まえた上で必須となる。
仙台にとって、もう一つ好材料として挙げられるのは、今節対戦する山形が、前節の横浜FCと同じような戦い方であるということ。4−4−2で、ラインは高め、両SBの積極的な攻撃参加を絡めた素早いサイドアタックが売りのチームと、比べれば比べるほど似ている。横浜FC戦を良いデモンストレーションになったと捉えれば、中2日という日程も決してマイナスにはならないだろう。
試合を翌日に控えた25日、仙台は午前練習を行った。日程による疲労も考慮してか、いつものような紅白戦はなし。3チームに分けて(足りない人数はコーチ陣が穴埋め)、軽めのハーフコート戦を行って過ごすなど、調整に終始した感がある。とはいえメンバーは、おそらく前節の横浜FC戦と変更がないだろう。前節久しぶりの出場を途中交代で飾った大柴は、再び後半途中から、チームのカンフル剤となるような起用法が濃厚である。
仙台はこのダービー戦を終えると、次のホーム柏戦(第38節)まで2週間のインターバルが空く。他の上位チームの結果を落ち着いて眺めるためにも、勝ち点3獲得という、自分たちの力でどうにかなる部分でしっかりと結果を出し、休みに入りたい。アウェーをホームへと変えるサポーターの前で、休み前、最後の大仕事。狙うのは、第1クールの再来となる、大満足の勝利である。
以上
2006.08.25 Reported by 佐々木聡
J’s GOALニュース
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