8月26日(土)J2 第36節 湘南 vs 草津(19:00KICK OFF/平塚)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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第34節、35節と、湘南は徳島、そして愛媛と続く四国でのアウェイ2連戦に臨んだ。乗り込むまえは、上位の札幌と東京Vに対し立て続けに快勝していたため、今シーズン初の3連勝、そしてさらに白星を重ねて平塚に帰ってくる機運が高まっていた。
だが事はそううまくは運ばない。2連戦の初戦、湘南は徳島に手痛い逆転負けを喫してしまう。思い出されたのは、5月半ばからおよそ1ヶ月間続いた8連敗である。このときも直前に快勝(第15節5-0vs徳島戦)を収めたのち、泥沼に足を踏み込んだのだった。
そんな過去の苦い思いを振り返ってみても大切だった愛媛戦、しかし「今回」は先制を許す厳しい展開ながらも粘り強く自分たちのサッカーを貫き、逆転勝利を収めた。「相手の素晴らしいサッカーに耐え、逆転できたところに大きな成長がある」と、菅野監督も試合後に手応えを口にした。
星取りだけを眺めてみれば、勝ったり負けたりと、けっして安定しているとは言い難い。だがいまは、敗れてもすぐに修正し、つぎに活かせる強さが備わってきている。不安定な勝敗とは裏腹な、確固たる“戻るべき場所”、それがすなわち自分たちのサッカーである。かぎられたメンバー、さらにケガの連鎖で全員がピッチに立てないなか、ここ数試合でスターティングオーダーがおなじことはない。しかし逆にいえば、チーム内でそれぞれが競争し、試合に出れば補って余りある力を発揮する。そして根底には、誰が出ても目指すべきサッカーが築かれている。「チームがひとつになる」というのはまさしく、いまの湘南の状態を指すのだろう。
さて、内容に充実感を漂わせる湘南は今節、草津をホーム・平塚に迎える。過去2戦の成績は1勝1分と湘南が優位に立つが、草津もここのところ粘り強いゲームを続けてきた。第29節の札幌戦のドローを皮切りに、6試合続けて勝ち点を積み重ねている。先日の徳島戦も、内容に不満を残すものの少ないチャンスをゴールに結び、勝利を手にした。アウェイとはいえ、今節も勝って連勝といきたいところだ。
キーマンは、やはり徳島戦でも虎の子の一点のアシストを決めた司令塔・島田裕介だろう。空いているスペースを巧みに見つけ出してポジションをとり、できるだけボールに絡もうと目論む。そしてひとたびボールを持てば、一本のパスで決定機を演出する。この背番号10と、チームトップの7ゴールを決めている高田保則やFW吉本淳、佐田聡太郎らMF陣との連動が草津の攻撃の鍵を握り、湘南にとってはいかにその連携を断つかが守備のポイントとなろう。草津は島田、湘南は佐藤悠介という正確無比なプレイスキッカーを備えているため、セットプレーもまた重要な局面となる。一瞬の隙が、勝負を分ける。
以上
2006.08.25 Reported by 隈元大吾
J’s GOALニュース
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