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【J1:第23節 福岡 vs 横浜FM レポート】長いトンネルの出口を見つけられない福岡。数的優位を生かせず、再び最下位へ転落。(06.09.17)

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9月16日(土) 2006 J1リーグ戦 第23節
福岡 1 - 3 横浜FM (19:04/博多球/12,519人)
得点者:'14 久保竜彦(横浜FM)、'66 坂田大輔(横浜FM)、'69 山瀬功治(横浜FM)、'89 飯尾一慶(福岡)
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ホーム2連戦をものにしてJ2降格圏内脱出の足がかりを掴みたい福岡だったが、その初戦の横浜FM戦で敗戦。J1残留を目指すチームはさらに困難な状況へと追い込まれた。先制点を喫した後の前半26分、「乱暴な行為」の判定で横浜FM・久保竜彦が退場処分を受けたことで試合の大半を数的優位で戦うという状況ながら攻めきれず。66分、69分には、それぞれカウンターから追加点を奪われた。ロスタイムに古賀誠史のスルーパスから飯尾一慶がゴールネットを揺らしたものの、とき既に遅し。再び最下位に転落した。

試合は緊張感のある立ち上がりを見せた。横浜FMがドゥトラにボールを当てて前に出てくるところを複数で囲い込み、そこを起点にして攻撃に転じようとする福岡。相手ボールになると素早く自陣に引いて5バック気味に構えてサイドにフタをする横浜FM。互いに相手を中盤に封じ込め、わずかな隙をうかがう展開が続く。特に勝つことでしか窮地を脱することが出来ない福岡の集中度は高く、必死の声援を送るサポーターの力も借りて、横浜FMと互角の勝負を繰り広げている。
10分を過ぎた辺りから河合竜二が高い位置へ顔を出すようになると、ここからは横浜FMのペース。そして14分、山瀬功治のスルーパスに久保が抜け出した時点で勝負あり。前に出てくるGK水谷雄一の動きを冷静に見極めた久保の鮮やかなループシュートがゴールネットを揺らした。その後もゲームをリードするのは横浜FM。ボールを縦に運べない福岡を尻目に自在にリズムを刻んでいく。ところが26分。久保と柳楽智和が交錯したところで久保に差し出されたのはレッドカード。これで流れが変わるかに思われた。

だが、福岡はこの数的優位な状況を生かせなかった。「ボールをキープしている割には、最後の突破の動き出しの質とか、個人的なフィニィッシュに持っていくまでの差というのが、どうしても局面でのいい打開につながらなかった」(川勝良一監督・福岡)。何度かチャンスも作った。決定的なシュートも放った。しかし、引いて守る横浜FMを崩したシーンはわずか。守から攻への切り替えが遅く、待ち構えているところへクロスボールを入れては弾き返され、突破できずに横にボールを回すシーンが目立つ。
そして66分、横浜FMが一瞬の隙を突いて試合を決定付けるゴールを奪う。右サイド深くに侵入した坂田大輔が対峙する柳楽を体を入れ替えてかわすと、ほとんど角度のないところから右足を一閃。「DFに切られていてコースが少なかったので、少ないコースのどこかに行けばいいと思って強いシュートを打った」(坂田・横浜FM)。次の瞬間、文字通りゴールネットにボールが突き刺さった。駄目押しゴールは、その3分後。ドゥトラのファーサイドへのクロスボールに対し、長い距離を走ってきた山瀬が右足を合わせて3点目をゲットした。

シュート数は福岡の16本に対して横浜FMの4本。しかし、攻守の切り替えの速さ、一瞬の隙を見逃さない嗅覚の鋭さ、ボールを奪ったときの連動性、ゴールに向かう姿勢とフィニィシュに持ち込む力という点では、明らかに横浜FMが上。福岡にとっては悔しい敗戦だが、力の差を認めざるを得ない試合だった。早い時間帯にゴールを奪えれば違った展開にもなったのだろうが、「DFが何とか耐えて、1得点のゲームで勝てるような試合でしのがないと勝点3にはつながりづらい」とは川勝監督(福岡)。福岡の得点力不足は深刻だ。


以上

2006.09.17 Reported by 中倉一志
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