9月30日(土)J2 第43節 仙台 vs 草津(14:00KICK OFF/ユアスタ)
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27日の横浜FC戦。単調な攻めを繰り返し、ほぼ無抵抗のまま敗れていった仙台の戦いぶりは、昇格争いの直接対決ということで並々ならぬ期待を抱いていた仙台サポーターを、大いにやるせない気持ちにさせた。この敗戦で3位横浜FCとの勝ち点差は、残り9試合で12。現実問題として、昇格は厳しくなったと言わざるを得ない。
だが、仙台はクラブとして、ある意味昇格云々よりも大事なものを失わんとしている。それはすなわち、サポーターからの信頼だ。あまりに驚きを与えられなかった采配、その下でプレーしていたことを差し引いたとしても、あまりに状況打開への意欲が感じられなかった選手個々のプレーぶり・・・見ている側として前節の戦いでは、敗戦で勝ち点の上での差をつけられたこと以上に、この点への落胆が大きかった。
こういう状況に追い込まれたチームは、よく「来季に向けた戦い」という言葉で奮起を求められる。昨年は最終節まで昇格を賭けた争いが僅差の中続いたが、今年、残り9試合という段階でこのようなシチュエーションを迎えて気づかされたことがある。「来期に向けた戦い」とは、何もチーム力のベースを作り上げるといったピッチ上だけの意味ではなく、サポーターからの愛をつなぎとめ、来シーズン以降の変わらぬサポートを誓わせるべく、信頼に値する戦いを見せる、という意味合いもあるのだ。
その仙台、今節はボルジェスが出場停止から復帰する。ボールを足元で収めることができ、そこからのポストプレー、あるいは強引な反転を、攻めのアクセントとしていた仙台にとって、朗報であることは間違いない。また、ボルジェス欠場のここ2戦で、深刻な決定力不足に見舞われたことを踏まえても、現在得点ランク2位、GKとの1対1などにおける素晴らしいシュートタッチを持つ彼の存在は大きいだろう。
しかし、これだけで仙台の問題(そして、サポーターが持つチームへの疑念)が解決するかといえば、決してそうではない。前節の仙台は、本来ボルジェスがいればまだ機能したかもしれない前線のFWへのロングボール攻撃を、当のボルジェスが不在でも、ただ役割をロペスに押し付けるという形で継続してしまった。もちろんロペスにポストプレーの適性は無く、その結果この2戦は、仙台にとって全く得るものの無い試合となってしまったのである。
ボルジェスがいれば、この攻撃もそれなりに機能するかもしれない。しかし、こうした「個」に頼った攻撃の結果が現在の苦境であることを思えば、そして今季の中には、第3クールのホームでの横浜FC戦、同じくホームの柏戦のように、サイドを粘り強く崩すという狙いにチーム一丸となって取り組み、実際に素晴らしい内容を伴った試合もあったことを考えれば、サポーターを満足させる戦いが決して「単純な放り込みサッカー」ではないことは明らかだ。
戦術面でも、それから個々の覇気の面でも、苦しい状況にも関わらずユアスタにやって来るサポーターを納得させられるか。このタイミングでのホーム戦は、皆が思っている以上に、重要な意味を持つ気がする。
対する草津だが、41節には横浜FCに土をつけるなど、ここに来て「ピリリと辛い」存在となっている。だがこの仙台戦から、高精度の左足FKで今季のJ2各チームを震え上がらせてきた島田が、負傷により欠場を強いられそう。連続出場停止の2試合目を消化する佐田とともに、主力2人を欠くことになる。
しかし草津、植木監督といえば、これまでも仙台戦では特別なシステム、戦術で臨んできた。今回もきっと、何かしらの対策を携えてやって来るに違いない。
前節から中2日。特に仙台の選手は、気持ちを切り替えるのもさぞ大変なことだろう。だが何度も言うように、来期への戦いは始まっているし、サポーターはこういう時だからこそ、各々の戦いぶりに目を光らせていることを忘れてはいけない。
そもそも・・・前節までのアウェイ2連戦をしっかりと悔い、目を覚ますことができたのなら、仙台には今からでも勝ち点を稼ぐだけ稼げるポテンシャルはあるはず。それがもし最高の形で叶えば、決して今季中に「奇跡」が起こらないとも、今はまだ言い切れない。
以上
2006.09.29 Reported by 佐々木 聡
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:第43節 仙台 vs 草津 プレビュー】不満な内容に終始したここ2戦。昇格も厳しくなった今、仙台は目を覚ませるか?サポーターはその様子を注視している。(06.09.29)
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