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【J1:第27節 川崎F vs 甲府 プレビュー】前回対戦の「リベンジ」を期して臨む試合は攻守の切り替えがポイントに。(06.10.13)

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10月14日(土)J1 第27節 川崎F vs 甲府(19:00KICK OFF/等々力)
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 川崎Fにとって今季初黒星を喫した相手が甲府だった。開幕からの2連戦で大勝し、勢いをつけて乗り込んだ小瀬で、甲府にとってのJ1初勝利をプレゼントしてしまった。

「リベンジです」と力強く宣言したのは関塚監督。「負けてるんで取り返すしかない」という言葉からは同一カード2連敗だけは許せないという意地が伝わってきたが、と同時に、まだ可能性の残るリーグ戦を見据え「我々は勝ち続けていくしかない。トーナメントのつもりで行きます」と優勝争いの舞台への再浮上を虎視眈々と狙う姿勢が伺えた。

 そのためもこの甲府戦は重要になるが、特に注意が必要なのが「人とボールが動くサッカー」をいかに抑え込むかという点にある。また変則の3トップの布陣を敷く甲府とは、最終ラインの3枚とのマッチアップが避けられない。局面局面での戦いで後手を踏んでしまうと、取り返しの付かないことになりかねない。そうした中で選手たちが気にしていた選手は、やはりバレーである。

「カウンターでバレーの所を気をつけないとダメですね。それが甲府のパターンですから」と森勇介。彼は前節の大分戦から守備の意識を強く持つサッカーに立ち返った川崎Fにあって、その影響を受ける一人でもある。「上がる場面は少なくなると思いますし、リズムは取りにくくなると思います」。森がオーバーラップに慎重になるのはそれなりの理由がある。

「甲府は前に圧力をかけて、林、シゲ(茂原)、藤田、石原の4枚でためながらサイドを上げてくる」(関塚監督)

 高度に流動的な前線の選手たちのコンビネーションでボールを押し上げ、意識を前に集中させる。その間隙を付いてサイドのスペースへ人が走り込む。結果としてゴール前に多くの選手が殺到することになる。そうした傾向が見て取れる以上、それをあらかじめケアしておくのは当然とも言える。つまり森は、サイドのスペースを埋めることを優先させるという自分の役割をはっきりと理解していることになる。

 カウンターもあれば、人数をかけて攻めてくる場面も作れる甲府に対しては、攻から守への切り替えが重要になるのは当然ながら、その逆の局面である守から攻へと素早く切り替えることで、川崎Fサイドのカウンターが決まる場面も出てくるだろう。

 木曜日の紅白戦中に、ジュニーニョが足を気にしながら早めに練習を切り上げてクラブハウスへと帰る場面があったが、そのジュニーニョの先発いかんで試合展開は大きく異なることになるだろう。

 いずれにしても、冒頭にも書いたように川崎Fにとって残りのリーグ戦はトーナメントの心境で、勝ち続けるしかないという状況での戦いになる。まずはこの甲府戦で勝ち点3を。そしてそれに続く浦和戦へとつなげたいところだ。

以上

2006.10.13 Reported by 江藤高志
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