■最後の課題
自らつくった『壁』を乗り越え、過去最高の勝利数へ
第3クール終了時点で12勝を挙げ、過去最高の15勝(00年〈全40試合〉・03年〈全44試合〉)を超えることはほぼ確実と思われていた水戸だったが、第39節から7連敗を喫するなど大失速。第4クールはいまだ勝ち星がなく、記録更新に暗雲が立ち込めている。だが、前節は過去1度も勝利したことのない仙台に勝利こそ逃したものの、内容での向上を見せて引き分けに持ち込んでおり、残り5戦での記録更新に期待がかかる。
今季は大幅にメンバーが入れ替わったため、前田監督は選手たちにまず守備の意識を植え付け、完全なるリアクションサッカーでリーグ戦に臨んだ。そして、前線で脅威のドリブル突破を見せるアンデルソンの個性を生かし、「堅守速攻」というスタイルを確立。粘り強い守備を基盤に第19節で横浜FC・高木体制初の黒星をつけたのをはじめ、着々と勝利を挙げていき、リーグの中で確固たる地位を築いていった。
第3クールに入り、09年の昇格を目指す水戸は大きな方向転換をたどる。『自ら展開する』アクションサッカーを取り入れ、さらにステップアップを図ろうとしたのだ。だが、この壁は想像以上に厚かった。ボールを支配した時の判断や技術などの稚拙さが目立つようになり、中盤でミスを連発。それにより、守備でのバランスも崩れるようになり、堅守も崩壊。それまで築き上げた自信も砕かれ、チームは泥沼へとはまりこんでしまった。
だが、前田監督は下を向かなかった。「この壁は自らつくった壁。これを越えない限り、次のステップにはいけない」と語り、アクションサッカーの方針を変えず。前節の仙台戦、後半は防戦一方となってしまったが、前半は積極的なプレーで次から次へとチャンスをつくりだし、再び上昇の兆しを見せた。
まだ『壁』を乗り越えるには至っていない。残り5戦、『壁』を乗り越えるために死力を尽くさなければならない。目指すは4勝。過去の記録を更新し、『夢』への希望を抱いて、来季に向かいたい。
以上
2006.10.24 Text by 佐藤拓也
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■水戸 ラスト5節の試合予定
48節:11/11(土)14:00 vs徳島 @高知陸
49節:11/18(土)14:00 vs札幌 @笠松
50節:試合予定なし
51節:11/26(日)14:00 vs草津 @笠松 ★北関東ダービー★
52節:12/02(土)14:00 vs山形 @山形県
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