■最後の課題
・「チームとして」の意図が見ている側にも伝わる試合内容。
・ボルジェスの得点王戴冠。
シーズン終盤の今、仙台を見守る人々が気づかされた事実がある。
順位表で上から4つ目という位置にいるにも関わらず、それに見合うような「チームの形」がないのだ。
「形」という単語は、そのまま「攻撃パターン」とでも置き換えられるだろうか。もう終盤戦ならば、各チームに特徴らしいものが見えてくる。例えば横浜FCや神戸ならばサイド攻撃。柏ならば、李という前線の核に絡む形で、ディエゴやリカルジーニョのような選手が飛び込んでくる2列目、3列目の破壊力…と、おぼろげながらイメージが浮かぶ。
しかし仙台には、おかしなことにそれがない。浮かぶのは「ボルジェス」「ロペス」といった個人の名前であり、では彼らがどういう風に点を取るのか、あるいはチーム全体として、どういう意図を持ってゴールを得ようとしているのか、こうした形が思い描けない。
序盤はそれでも勝てた。ブラジルトリオが持つ圧倒的な「個の力」が、待っていれば90分以内には、相手の守備を打ち破ってくれた。ところがシーズンが過ぎていき、仙台に対する研究が進むと、彼らに依存した攻めには限界が見え始めた。そしてそれと同時に、仙台は順位表を、ずるずると滑り落ちてしまったのだ。
勝っているうちはまだ良かったが、勝ち点でも得るものがなくなってくると、見ている側としては厳しい。
仙台は残り5戦。仮に全勝をしたとしても、残念ながら昇格は厳しくなったと言わざるを得ない。ならばせめて残りの戦いで「チームとして」ファイトする姿を見せてもらいたい。「内容よりもとにかく結果」と、終盤の仙台は自らを奮い立たせてきたが、むしろ今、サポーターが飢えているのは、90分間を見終えた後で胸につっかえが残らない、内容の充実であり、それ無しには5連勝もありえない。
ただ「個」に対して期待したいことも一つだけある。
それはボルジェスの得点王。ボルジェスは残り5戦で現在25ゴール。ここまで得点王を争っていた新居(鳥栖)は残念なことにケガに見舞われたが、1戦多い6試合を残している札幌のフッキが、23ゴールとここにきてボルジェスを猛追中。このデッドヒートを制して、ボルジェスには是非、2001年J2のマルコス以来となるタイトルを仙台にもたらしてほしい。
もっとも、得点王誕生の影に、美しい攻撃があれば申し分ない。
以上
2006.10.25 Reported by 佐々木聡
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■仙台 ラスト5節の試合予定
48節:試合予定なし
49節:11/18(土)14:00 vs柏 @柏
50節:11/23(祝)13:00 vs湘南 @ユアスタ
51節:11/26(日)14:00 vs東京V @国立
52節:12/02(土)14:00 vs神戸 @ユアスタ
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