10月28日(土) 2006 J1リーグ戦 第29節
名古屋 2 - 1 千葉 (14:00/豊田ス/18,534人)
得点者:'19 羽生直剛(千葉)、'49 玉田圭司(名古屋)、'71 杉本恵太(名古屋)
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3バックの千葉に対し、3バックで応戦した名古屋。ケガの古賀に代わり、増川が入り、ボランチは藤田と山口、サイドハーフに中村と本田を据えて、杉本、ヨンセン、玉田の3トップという3−4−3の布陣。この3トップがポジションを入れ替えながら攻撃にバリエーションを作って、先制しようという意図が見えた。
しかし、序盤から押され気味の展開となる。千葉はボールを奪うと、ボランチから前の選手全員が、豊富な運動量、そしてポジションチェンジして名古屋の守備をかく乱。人数をかけてチャンスを演出していく。
これに対して、本来は攻撃的な中村と本田の両サイドが後ろに引きずられ、守備に追われる。ばかりでなく、前に点を取りに行きたいFWは前に押し上げ、中盤以降のポジションすべてが守備にまわる場面が続き、「DFとFWの間が開いて、中盤のスペースで自由にやられ、マークを拾いきれなかった」(名古屋・藤田俊哉)。まさに名古屋は水際でかろうじて抑えるといった状況だった。
そして19分、中央からストヤノフがドリブルで上がると、名古屋DFの裏を突いて、羽生がパスを受けながらゴール際に抜け出し、楢崎と1対1に。角度のないところからだったが、このシュートがゴール隅に吸い込まれ、千葉が先制する。その後も攻撃の手を休めない千葉。さらに守備でも、攻撃同様に次から次へと人数をかけてボールを持っている選手に寄せてくる。名古屋の攻撃の芽を摘み取っていく。名古屋は攻撃を組み立てられず、カウンターでゴールを目指すが、フィニッシュが決めきれなかった。
そして迎えた後半。なんと開始直後に、ストヤノフが2枚目の警告で退場。数的不利に立った千葉はボランチの阿部をDFに下げ、FWハースに代えてMF中島を投入。一方、数的有利の名古屋は、ケガから復帰で久々のスタメンとなった玉田がドリブル突破からチャンスを演出していく。徐々にペースは名古屋に。そして49分、やはりドリブルで突破を仕掛けた玉田がペナルティエリア内で倒され、PKを得る。これを落ち着いて決め、ゲームを振り出しに戻した。さらに名古屋はシステム変更で攻撃を厚くしていく。
「千葉が1トップになったので、うちのDFが余る。だから大森を上げて、中村と山口をセンターにして、藤田を一つ前に上げた。藤田の長所が生きるポジションで、彼のアイディアで試合を動かしたかった」というフェルフォーセン監督の意図がズバリ的中。
圧倒的に名古屋ペースとなった流れの中、しかし、名古屋はフィニッシュが決まらず、追加点を奪えない。千葉も数的不利の状況で、前半飛ばした疲れからか、チャンスを作るも、名古屋GK楢崎のファインセーブに阻まれ決めきれない。だが71分、ペナルティエリア付近でボールを受け取ったヨンセンが、近寄ってボールをもらいに来た本田にショートパス。スペースのない中、杉本にパスを出すと、これを相手に囲まれながらも足一歩抜け出した杉本がゴールに押し込んだ。「本当はラストパスのつもりじゃなくて、もう1回、(杉本から)パスをもらうつもりで動いていた」と、この追加点のシーンを本田は振り返ったが、見事な連携プレーで奪ったこの1点が、名古屋の決勝点となった。
終盤、千葉は最後の力を振り絞って人数をかけて攻撃するが、前半に消耗した体力と、数的不利の状況が響いた結果となってしまった。また名古屋は、勝ちはしたものの、「もっと点を取れたと思う」(フェルフォーセン監督)ほどに決定機を作り出したが、決定力不足という感が残ったのは否めない。しかし、名古屋の選手たちは口々に言う「今日の1勝は大きかったが、まだ安心できない。勝ち続けること、勝ちにこだわることが必要」と。これで暫定順位はひとつ上がって13位。が、16位と17位のC大阪と福岡が揃って勝ち星を挙げたことから、状況は変わっていない。残り5戦。このメンタルを保ち続けることができるか?最後まで息が抜けない。
以上
2006.10.28 Reported by 茂木美佐子
J’s GOALニュース
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