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【AFCユース選手権インド2006】ポジション争奪戦も激化!〜MF編〜(06.10.29)

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●AFCユース選手権インド2006 グループリーグ グループC 第1戦
10/29(日)19:30キックオフ(日本時間)/スリーカンテーラヴァ スタジアム
U-19日本代表 vs U-19北朝鮮代表
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いよいよ始まる『AFCユース選手権インド2006』。U-19日本代表のチーム内でも激しさを増しているポジション獲得争い。J's GOALでは全3回で各ポジションの現状を連載していきます。第1回目の今回はMFに注目!

■攻撃的ボランチをつとめるのは柏木陽介(広島)か田中亜土夢(新潟)〜

4−4−2の基本布陣を崩すことのほぼないこのチームで、今年に入り2枚あるボランチ枠のうちの1枚を争ってきたのがこの2人だった。「だった」と書いたのには訳がある。
29日AFCユース選手権大会初戦・北朝鮮戦、2人は共に先発する可能性が高い。田中は右サイドで、柏木はボランチとして。「柏木はボールをキープできるし、田中は機動力があるし」と2人の共存の理由を吉田監督は話す。プレビューにも書いたが、右サイドに入ることの多かった山本真希(清水)が体調不良だという理由もある。この項では、各ポジションとも働き方、役割が近く、実力の拮抗する選手を擁していることもあり、激化する各ポジションの内なる戦いに触れたかったのだが、最初から現実とそぐわないものとなってしまった。だが、ここでは彼らがここでポジションをつかむまでの経緯について振り返っておくことにしたい。

【初招集】
柏木が昨年2月U−18時代の立ち上げ時から招集されているのに対し、田中の初招集はAFCユース選手権予選大会終了後、今年に入ってからのカタール遠征時。このとき吉田監督は「ずっと呼んでみたかったけれど、田中のケガや大会のタイミングなどがあり呼べなかった」と話している。田中自身は「代表入りは最初はびっくりしたけどとても嬉しかった。入ってやってみて、レベルが高いし、(体の)当たりとかも違うなと思った」と素直な感想を話している。田中は2戦目カタール戦に先発するやいなや、先制点をたたき出し、そのままのいきおいで準決勝ドイツ戦、決勝韓国戦で先発。優勝に貢献している。ちなみにこのカタール国際ユース親善大会には、柏木は負傷の影響などもあり招集させておらず、初顔合わせは、翌3月Jステップで行われた合宿に持ち越した。

【ポジション争いへ】
続く4月の中国遠征、大量6名がチーム事情、ケガなどの理由で離脱したという事情もありこのとき柏木はボランチで、田中は左サイドで先発する。試合前日には柏木が「代表では、不参加だったカタールで(田中)亜土夢が結果を出していることは意識します」と話すなど早くも(あくまで)ピッチ上の争いは始まった。「オレ、ネガティブなんで、1番自分が低いところにいると思えばショックも受けなくて済む。これからレギュラー争いをしてアジアユースの舞台に立てれば」と自己評価をし、目標を話してみせるのが柏木。一方の田中はピッチを離れれば決して口数も多くなく、母・一子さんも「取材泣かせって昔から言われてるんです」と話す、口下手キャラ。試合は意外なほどのギャラリー(1万人強)が作るアウェイの中、2−0と敗れた。「自分は左サイドだったが、もっと左右の入れ替えをしたかった。もっと2列目からの飛び出しをしないといけなかった」と田中は自分への課題を試合後に話した。

続く5月インド遠征では、3試合のうち初戦の後半と3戦目で共にピッチに立ち、6月下旬から行われたタイ・オーストラリア遠征では田中がケガ気味のため途中から、試合出場は回避した。8月のSBSカップ国際ユースサッカーは、柏木も田中もチーム事情により不参加。なかなか共に戦う機会がなくなり始める。この頃から柏木もチームで必要とされだし、実績を重ね始めている。Jリーグでの実績はルーキーとしては十分なもので、田中は19試合出場(先発8試合)1得点。柏木は13試合出場(ここ9試合連続の10試合先発)1得点。
9月に千葉で行われた合宿では二人そろって参加。より実際のAFCユース選手権大会に近いパターンを試すため千葉と練習試合が行われた。ここでは田中が入れば柏木が抜けるといった具合。実戦を想定しているため、二人の共存は難しそうと思われたのはこの頃だ。10月の直前合宿は田中が、右モモ痛で練習自体を回避し、「うーん、何しに来たんだろ、とは思いますよね」と話すような状態。

だが、今回この二人はおそらく共にピッチに立つ。「アトムにはない運動量の部分」と技術に定評のある柏木があえてそう言えば、「スピードだけでなくタイミングもはかった前線への飛び出し」と、吉田監督が羽生直剛(千葉)の働きにも例える田中。互いの持ち味を発揮すれば共存は可能。共に運動量も豊富で、このチームが目指してきた「人もボールも動くサッカー」を体現するにはうってつけ。北朝鮮戦を経験した柏木と初体験となる田中。彼らの攻撃力がチームに得点、勝利を呼び込むことを期待したい。

以上

2006.10.29 Reported by 了戒美子
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