10月29日(日) 2006 J1リーグ戦 第29節
大分 2 - 0 鹿島 (15:05/九石ド/28,690人)
得点者:'15 松橋章太(大分)、'71 高松大樹(大分)
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試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、ピッチの選手、ベンチの監督、コーチ、スタッフが抱き合って喜びあった。28,690人入ったスタジアムも歓喜の渦に包まれた。ここ4試合未勝利と下位相手に苦しみ、出口が見えない状況が続いていた。
立ち上がりから、多彩にポジションチェンジを繰り返してくる鹿島に対し、大分はがっちりとマーク。3連敗中の鹿島としても絶対に落とせない試合だっただけに、果敢に攻めてきた。前半15分、FW松橋章太が、前がかりになる相手の裏のスペースに飛び込み、DF三木隆司からの縦パスを受け、先制。松橋にとっては今季10得点目、チームとしてもJ1通算150ゴール目となる記念すべきゴールとなった。さらに、松橋は後半26分の2点目のFW高松大樹のゴールもアシスト。「大樹さんがいいタイミングで入ってきてくれた」と松橋が言えば、「章太がいいボールをくれたので、ボクは合わせるだけでよかった」と今季12得点目を決めた高松も笑顔で語り、お互いを讃えあった。
優勝争いにも、残留争いにも絡んでないチームはこの時期、どうしてもモチベーションの保ち方が難しくなる。「長いシーズン、高い集中力とモチベーションを維持するのはどうしても困難だ。サッカーは技術や戦術だけではない。何か心に響くものを」とシャムスカ監督は試合の前日に、通常観る対戦相手のビデオではなく、ブラジルのパラリンピックの映像を見せた。「どんな困難でも乗り越えられないことはない」というメッセージを伝えるために。
「ビデオを見て感極まって監督が涙を流したんです。監督ひとりが勝ちたいと思っても勝てない。戦っているのは僕たち選手なのだから」とDF深谷友基は胸を詰まらせながら話した。また、ベテランMF西山哲平も「ああいうビデオを試合前に見たのは初めて。グッときました。このタイミングでああいう心にくるものを持ってくるなんて、さすがはシャムスカ監督だなと思った」と監督のまたひと味違った采配に最敬礼の様子だった。
シャムスカ監督の演出あり、チームのモチベーションは最高潮だ。「まだまだ、5位以内を狙える」と残り5試合への気合も十分だ。
一方、11月3日に控えるヤマザキナビスコカップ決勝を前に敗戦を喫してしまった鹿島にとっては痛みだけが残った試合をなった。「ミスを繰り返し失点してしまった。3人の交代枠でなければ、もっと代えたかった。しかし、ナビスコカップはまた別ものだ」とがっくり肩を落としながら語った。
サッカーは技術だけではないと改めて感じさせられた試合だった。
以上
2006.10.30 Reported by 森田みき
J’s GOALニュース
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