11月23日(木) 2006 J1リーグ戦 第32節
F東京 1 - 2 横浜FM (15:04/味スタ/23,553人)
得点者:'19 ルーカス(F東京)、'76 奥大介(横浜FM)、'89 那須大亮(横浜FM)
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気温12.3℃、スタジアムにはまさに底冷えの季節が到来し、実際の数字以上に厳しい寒さを感じさせる。しかし、ともに優勝も降格の可能性もないクラブ同士の消化試合ながら、寒さを吹き飛ばす熱戦を期待して、23,553人もの観客が味の素スタジアムへと足を運んだ。
F東京では頼りになるDFジャーンが復帰し、伊野波雅彦、梶山陽平といったU-21日本代表組は休養、そして急遽今野泰幸がセンターバックに起用された。試合後に「センターバックでの起用を知ったのは今朝のミーティング」と同選手が明かしたように、恐らくは悩んだ末に下された倉又寿雄監督の決断で、失点の多いDF陣にテコ入れが図られた。また、前節の磐田戦(11月18日)での活躍からか、倉又監督はU-21韓国戦(同21日)にフル出場したFW平山相太もベンチ入りさせてこの試合への意気込みを示した。
一方で、横浜FMの水沼貴史監督は出場停止明けのマルケスをベンチに温存。前線には前節に続いて大島秀夫を組み込み、また監督自身が期待の大きさを公言する狩野健太が中盤左サイドに入り、故障で戦線離脱となった中澤佑二の代役には那須大亮がメンバーに名を連ねた。
ゲームが始まると、F東京の守備ブロックにここ数試合とは違った安定感が感じられた。前半早々に大島にポスト直撃のヘッドを放たれたシーンはあったが、横浜FMの攻撃をきっちりと囲い込んでボールを奪い、また危険な場面では身体を張ってそれを防ぐ。さらには、19分にルーカス自身が倒されて得たPKをきっちりと沈めて先制。淡々としながらも待望のリードを奪ったF東京は、しかしここから複雑なゴールへの迷路に迷い込んでしまう。
ときに消極的な姿勢から、お馴染みの「シュート打て」コールをゴール裏から飛ばされながらも、石川直宏や馬場憂太が次々と好機を迎えていくF東京。38分には、結果的にオフサイドになったものの、徳永悠平、ルーカス、戸田光洋、馬場と鮮やかなパスワークからネットを揺らすなど、今までにない攻撃パターンを披露した。「セクシー東京!」と沸くサポーターたちはこれで気をよくしたのか、前半終了間際に迎えたFKのピンチにも「俊輔」コールで迎えるなど、チーム全体に余裕を感じさせたままで前半を終えた。だが、前節の磐田戦でも繰り返された『決定力不足』は、まるで必然のごとく後々に響くこととなる。
後半に入ってからも、F東京は左サイドを突破した馬場のピンポイントクロスから石川が強烈なダイレクトボレーを叩く場面が見られなど、いよいよ追加点も間近かと思われたが、やはりここでも決め切れない。ただ、守備陣は集中を続けて堅固な守備を構築していただけに、勝利への道筋は意外と近いものにも思われた。
ところが、押し気味に試合を進められながらも、しっかりと耐えた横浜FMがここから反撃を開始。ハーフタイムには「中盤のスペースを起点に攻めろ」との指示が水沼監督から飛び、奥大介、マルケスを立て続けにピッチに送り込むと、直後に大島のヘッドの跳ね返りを奥が決めてついに同点に。水沼采配に後手を踏んだ格好となったF東京の倉又監督も、終盤に頼みの平山を投入して、最近の『大爆発』の象徴ともなっているパワープレーに突入する。
だが、迎えたロスタイムに歓喜を爆発させたのは横浜FMだった。マルケスのCKからファーにポジションを取った那須が頭で合わせると、ふわりと浮いたボールは静かにゴールへと吸い込まれていく。「今日は本当に勝ちたかった」。試合後、殊勲の那須が何度も口をついたように、それはまさに執念のゴールだった。
再び連敗街道に足を踏み入れてしまったF東京だが、監督が「チャンスはあったので、ああいうところで決められれば勝利に結び付いたんじゃないかなと思う」と語るように、自慢の攻撃力がさび付いたわけではない。「決めるべきところで決める」という、究極の目標を突き付けられながら、中2日で、優勝がかかった浦和との試合を迎える。
以上
2006.11.23 Reported by 平松順二(ISM)
J’s GOALニュース
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