11月26日(日)J1 第33節 磐田 vs 清水(14:00KICK OFF/静岡)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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静岡ダービーといえば、両チームの順位や調子に関わらずつねに白熱した好ゲームになるJリーグ屈指のダービーマッチだが、これほど緊迫感あるの中で迎えるのは、本当に久しぶりだ。99年にチャンピオンシップで対戦したとき以来の盛り上がりと言っても言い過ぎではないかもしれない。
両チームの現在の順位は、磐田が5位、清水が4位で、勝ち点差はわずかに2。ここで磐田が勝てば順位が逆転するという状況だ。どちらもすでに優勝の可能性はなくなっているが、磐田は終盤になって目標を「リーグ戦4位」に切り替え、清水はシーズン前から「トップ5」を目標にしており、それを達成するにはもっとも重要な直接対決となっている。
その大一番を前に、ホームの磐田は大きく調子を上げてきた。9月以降の成績は9勝2敗で、終盤になってコンディションが落ちるチームが多い中、この秋もっとも多くの勝ち点を稼いでいるチームだ。その間、浦和、G大阪、川崎Fのトップ3をすべて破っており、今現在Jリーグでいちばん強いチームと言っても過言ではない。
もちろん、内容的にも着実に良くなっている。とくに攻撃陣は好調で、エースの前田はF東京戦の2得点で自己最高の14ゴールとして、清水のエース、チョ・ジェジンと並んだ。1トップ気味に中央でポスト役を果たす前田に、太田や福西が自由に動きながら絡んでいく速い攻撃を完全にシャットアウトできるチームは、今のJリーグにはないだろう。さらに、そこに勝負強い西がケガから復帰して、さっそく前節・京都戦で1ゴール1アシストの活躍。胃腸炎で京都戦を欠場した福西も、この試合には戻ってくる見込みで、攻撃の破壊力はますます高まっている。
ただ、守備に関しては、「勝っているときの守り方が課題」(川口)という言葉通り、90分の中で押しこまれる時間帯を作られることが多く、勝った試合でも被シュート数がかなり多い。最後のところでは、守護神・川口の攻守とDF陣の身体を張った守りで何とか持ちこたえているが、ここ7試合、無失点のゲームはない。現状では、前線の選手はほぼ攻撃に専念しており、全員で守るという形ではなく、2点取られても3点取って勝つという戦い方になっている。
一方、清水のほうは、ここで磐田に勝てば目標の5位以内が確定するが、逆に敗れれば鹿島にも抜かれて6位に落ちる可能性がある。その意味で絶対に負けられない試合だ。
チーム状況としては、一時の風邪の大流行は脱したものの、ケガ人は相変わらず多い。前節の川崎Fは非常に良いサッカーをして大きな勝ち点3を得たが、マルキーニョスが左太もも裏の肉離れで離脱したのが痛い。矢島もリーグ戦中の復帰はない見込みで、久保山も右膝の状態が思わしくなく、FW陣がかなり人手不足になっている。2トップはチョと20歳の岡崎の組み合わせとなる可能性が高いが、彼らの働きぶりがこの試合で大きなカギを握ることになるだろう。
ただ、今の清水には、10番・藤本という絶対的な武器がある。前々節の横浜FM戦で、それまでの左MFから右MFにポジションを移してから、中に切れ込んで得意の左足でシュートという形が冴え、ここ2試合で5得点。しかも、その5点がすべてペナルティエリア外からのシュートだというのがすごい。本人も「キックの感覚がすごくいい」と語っており、本当に乗りに乗っている。
また守備陣に関しては、アジア大会に出場するU-21日本代表の招集が延期され、青山がこの試合に出場できるようになったのは大きなプラス。メンバーは何かトラブルがなければ変わらないはずで、GK西部も好調なので、守備の安定感は磐田より上と言えるだろう。
終盤になって5試合勝てない時期があったが(26〜30節)、ここに来ての価値ある2連勝でチームのリズムが戻ってきた。磐田ほど好調ではないが、藤本の絶好調もあって雰囲気はかなり良くなっている。
といったところから試合展開を考えると、まず磐田としては、藤本を何とか抑えなければならない。アジウソン監督のこれまでのやり方からすれば、藤本にはしっかりとマーク役をつける可能性が高いが、遠めからのシュートも打たせてはいけないので、それを上田に任せるのはややミスマッチだろう。前節・京都戦では服部を左サイドバックに起用したが、そこをどう考えてくるかが、試合前の注目点となる。
そして試合が始まってみれば、打ち合いの展開になる可能性は十分にある。清水としても、磐田の攻撃を0で抑えるのはむずかしいが、逆に点も必ず取れると考えているはず。当然それは磐田も同様だ。どちらかが先制しても、まったく安心することはできないゲームになるだろう。
そうした試合では、やはり勝負の分かれ目になるのは攻守ともにゴール前の部分。どちらが決定的なチャンスをきっちりと決めることができるのか、またどちらが最後のところで身体を張って守れるのか。決定力という面でも高いレベルを持つチーム同士だけに、今からワクワクしてくるような本当に楽しみなゲームだ。
もちろん、サポーター同士の戦いも大きな要素を占める。優勝争いや残留争いもかなり白熱しているが、今週末の静岡県内だけは、ダービーマッチへの期待感で圧倒的な盛り上がりを見せている。
以上
2006.11.24 Reported by 井上慎也
J’s GOALニュース
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