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【J1:第33節 G大阪 vs 京都 レポート】ガンバ大阪が最終決戦に望みを繋げる劇的な勝利!京都はJ2降格が決定。(06.11.26)

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11月26日(日) 2006 J1リーグ戦 第33節
G大阪 3 - 2 京都 (14:05/万博/16,768人)
得点者:'9 パウリーニョ(京都)、'34 マグノアウベス(G大阪)、'48 マグノアウベス(G大阪)、'80 パウリーニョ(京都)、'89 マグノアウベス(G大阪)
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試合前からG大阪の誰もが「先制することで優位に試合を進めたい」と口にしていた。京都が「引き分け以下でJ2降格が決まる」状況だということを踏まえ、激しい試合が行われるであろうこと。浦和との最終戦に望みを繋げるために大量得点での勝利が欲しかったことを踏まえ、先手を取り、相手が前がかりにならざるを得ない状況を作った上で、加点していくのがこの試合の狙いだった。

だが、欲しいはずの先制点は京都に生まれる。
立ち上がり、慎重に入ったのか今ひとつエンジンのかからないG大阪を相手に、9分。出場停止明けのFWパウリーニョがゴール前ほぼ中央からシュート。G大阪・GK松代が弾いてこぼれたボールをFW田原が拾い、苦し紛れに出したボールが左のポスト前へ。それを追いかけたFWパウリーニョが角度のないところから左足で決める。

京都にとっては待望の先制弾。G大阪にとっては暗雲たちこめる失点。だが、それは34分にG大阪のエース、FWマグノアウベスが放った同点弾で払拭される。34分、右コーナーキックが相手DFにあたってこぼれたボールを、前節は外しに外したエースが確実にゴールマウスを捕らえたのだ。勝利はもちろん、大量得点が絶対使命であるG大阪にとっては流れを引き戻す貴重な同点弾。このゴールが後半に、どのような意味をもたらすのかに注目が集まる。

その後半。G大阪は「とにかく取らなければいけない試合。だが、前半はそういう試合だったか?といえば違うだろう、と。それをシステム・選手を切り替えることでその姿勢を選手に強く求めた」という西野監督の狙いから、開始からDF實好とMF前田を下げ、MF寺田とFW中山という攻撃的な選手を2枚投入。早々にカードを切り、4-3-3的な布陣にスイッチして、『攻撃』への姿勢を色濃く示す。

そんな中、開始早々の48分。MF家長からMF二川へと縦に繋ぎ、ゴール前ほぼ中央からのスルーパスにあわせたのは、再びFWマグノアウベス。ドリブルから持ち込んで狙いをすまし、今度は右足でゴールネットを揺らす。こうなれば、G大阪ペースと思いきや『残留』が懸かる京都も負けてはいない。中盤でのプレッシャーがやや弱くなったところを、G大阪が一気に攻めたてなかったこともあり、相手に形勢が傾きかけた時間帯を失点なくやり過ごした京都は、80分。FWアンドレのスルーパスを受けたFWパウリーニョがドリブルで相手DFをかわして前線へ抜け出し、そのままゴールを決める。悲鳴とため息が響き渡る万博スタジアム。降りしきる雨がより一層冷たく感じるような冷たい空気が一瞬にしてスタジアム全体を覆いつくす。

2-2。言うまでもなく、『勝ち』が必要な両者にとって、このままでは終われない。その思いをプレーで示したピッチ上の22人。次第に強くなる雨をものともせず、残り10分は互いにゴールを目指した攻防戦となる。だが思うような形を作りきれない。90分が過ぎロスタイムは3分と表示される。

そのロスタイムで先に仕掛けたのは京都。カウンターからラインの裏に抜けた途中出場のMF星がG大阪GK松代と1対1の場面。落ち着いて狙えば逆転も不可能ではなかったはずだが、星の放ったシュートは無情にも京都サポーターの面前で枠をとらえられず。スタジアムには悲鳴に似た叫び声が響き渡る。

そして−−。
ロスタイムも終わろうとした頃。FWマグノアウベスの絶好のスルーパスが送り込まれ、絶好のチャンスがG大阪にもたらされるも、「ありがとう!という感じのパスだった(MF寺田)」にも関わらず、ゴールへの気持ちが急いたのか、受けた寺田がトラップミス。幸い、ゴールは左ポスト前に流れ、それを自ら必死に追いかけると詰めたMF家長へパス。それを受けたMF家長が「すごく落ち着いて蹴れた」と振り返った浮き球を出すと、これをFWマグノアウベスがヘッドで叩き込んで3-2。その直後、試合終了を告げるホイッスルが万博スタジアムへと響き渡った。

ぎりぎりのところで浦和との最終節に優勝への望みを繋げる勝利をものにしたG大阪。一方、京都は皮肉にも、03年の降格と同じ場所で、同じ相手との敗戦によりJ2降格が決定。「いいゲームをやったけど、やっぱり勝たなければいけない試合だった」と話したMF斉藤をはじめ、選手の誰もがG大阪とは対照的な姿でスタジアムをあとにした。

以上

2006.11.26 Reported by 高村美砂
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