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【J2:第51節 鳥栖 vs 横浜FC 鳥栖レポート】「覚悟してやる」の気持ちは今も変わらない。松本監督、ホーム最終戦は白星で飾れず。(06.11.26)

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11月26日(日) 2006 J2リーグ戦 第51節
鳥栖 0 - 1 横浜FC (14:05/鳥栖/12,077人)
得点者:'77 アレモン(横浜FC)
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3年前の就任記者会見で「覚悟してやる」と決意を述べた松本監督。その監督の勇姿を鳥栖スタジアムで見ることができるのも、今節が最後だった。
この日、鳥栖スタジアムに駆けつけたファンは12,000人を超えた。そして、この12,000人は、松本監督の勇姿と一緒に横浜FCがJ2ディビジョンの優勝を決めた試合を見ることができた。

この試合、予想通り、横浜FCは守備を固めてきた。4枚のDFと4枚のMFがラインをそろえて自陣で鳥栖のボール回しを見ている。横浜FCにしてみれば、鳥栖がMFやDFでボールを回している間は怖くない。そのボールがFWに入ることさえ気をつけていれば良いと言う考え方が見えた。これを鳥栖は承知のうえで、どうやって崩していくのかが勝敗の分け目だった。

ダイレクトパスにキレを見せる尹を新居と組ませ2トップを組んだ。2列目からの飛び込みには、高橋と衛藤が備えた。サイドからは、ドリブルで仕掛けることも出来る濱田と廣瀬が虎視眈々と好機を狙っていた。果敢にサイドを駆け上がる高地と長谷川も横浜FC陣内でボールに絡んだ。セットプレーになると飯尾も金もゴール前に顔を出した。その結果、14本のシュートを放つことをできた。

今季、標榜した「つなぐサッカー」を開始から6分には見せてくれた。衛藤からのボールを新居がスルー、それを読んでいた尹が左にはたいて新居が右足でファーストシュートを放った。GKが辛うじてはじいたボールを、詰めた衛藤が続けてゴールを狙うがバーを越えた。同様に30分にも、チェックの動きから新居が抜け出しフリーになるも、相手DFの捨て身のカバーでゴールには至らなかった。このような「つなぐサッカー」は、この試合では随所に見ることができた。しかし、フィニッシュに至らないところが、終盤で昇格争いから脱落した要因でもある。

逆に今節を勝って優勝を決めたい横浜FCは、ワンチャンスをものにする。時間は70分近くの「アレモンタイム」。高木監督は、迷わず勝負師アレモンをピッチに送り込んだ。鳥栖はこれも先刻承知のこと。対応は十分に練っていた。しかし、この対応策を今季限りでの引退を表明した城が打ち破った。

中盤まで引いてボールを受けた城が、右サイドを駆け上がるアレモンにパスを通した。2トップを組む城が引いて受けたことで、鳥栖のMFとDFには一瞬の“間”が出来た。この“間”は、城が狙い定めてパスを出す時間と、アレモンにDFとGKの位置を確認する時間を与えた。アレモンはDF飯尾とGKシュナイダー潤之介のうえを越すループシュートで決勝点をあげた。

試合に敗れはしたが、「つなぐサッカー」を見せてくれた鳥栖。「今季の集大成となるゲームだった」と松本監督は振り返った。
試合には、勝者がいれば敗者が必ずいる。今節は、横浜FCが勝者になり、(時間差で行われた神戸、柏の結果により)J2優勝を決めた。鳥栖は敗者になったが、感動を残してくれた。この日の鳥栖スタジアムには、敗者になったイレブンを責める声は全く聞こえなかった。

悔しく無い者はいない。選手もスタッフもクラブ関係者もサポータもファンも・・・
でも、この日のスタジアムは3年間、チームを支えてくれた松本監督に対する感謝の気持ちで溢れていた。悔しさを感謝と慰労の念が上回っていた。惜しみない拍手と声援は、ホーム最終戦で見せてくれた「今季の集大成」と「松本イズム」に対していつまでも続いた。

優勝した横浜FCのサポータにも感謝したい。勝者としての喜びもあるだろうが、ホーム最終戦のセレモニーを温かく見守ってくれた。そして、松本監督にも惜しみない拍手をしてくれた。

今季、共に昇格を目指して戦えたことを誇りに思う。盟友がJ1の舞台で健闘してくれる事を期待したい。そして、この日の悔しさを鳥栖は来季につなげてほしい。

ありがとう、鳥栖の選手たち。
ありがとう、スタッフ、クラブ関係者の皆さん。
ありがとう、スタジアムの維持管理に関わった皆さま。
ありがとう、スタジアムを盛り上げたファンとサポーター。
みんなサガン鳥栖ファミリーであることを今節に証明してくれた。

そして、ありがとう松本監督。
「覚悟してやる」
この気持ちは、来季もこれからも鳥栖ファミリーに受け継がれて行く事だろう。

「全力に悔いなし」(松本育夫語録より)

以上

2006.11.26 Reported by サカクラゲン

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