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【J2:第51節 鳥栖 vs 横浜FC 横浜FCレポート】横浜FCがアウェイで鳥栖に勝利し、悲願のJ2優勝を達成!選手&サポーターの歓喜の声が響いた!(06.11.26)

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11月26日(日) 2006 J2リーグ戦 第51節
鳥栖 0 - 1 横浜FC (14:05/鳥栖/12,077人)
得点者:'77 アレモン(横浜FC)
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福岡空港で交わしたサポーターとの握手。その強く握られた手の感触に、チーム発足時代から応援し続けている彼らの溢れんばかりの思いが詰まっている気がした。

鳥栖との試合を終え、空港で選手を待ち受けるサポーター達。試合さながらの大合唱を繰り返しながら、選手たちの到着を今か今かと待っていた。J1昇格、そしてJ2優勝という歓喜の瞬間を、選手とともに分かち合いたい、そして熱く溢れ出す気持ちを伝えたい、ファン達は、そんな気持ちでいっぱいだった。抑えきれない感情が涙となり、頬を濡らす者も少なくなかった。

今月24日から始まった「横浜FCオフィシャルブログ」には、既に優勝とJ1昇格を祝うたくさんのメッセージが書き込まれている。

第50節を終えた時点で依然として、勝点2の中に3チームがひしめく大混戦の昇格争い。この日の試合も、横浜FC・神戸・柏それぞれが、チームの勝利に向かって全力のプレーを披露した。神戸(vs湘南)、柏(vs札幌)より2時間ほど早く、鳥栖vs横浜FCの試合がスタート。鳥栖スタジアムには、横浜から多くのサポーターが応援に駆けつけ、ホームさながらの応援でチームを力強く後押し。また、横浜FCのベンチ裏には、この日ベンチの登録をしていない選手の姿もあり、そんなところにも「全員で」戦っている姿勢が強いことを感じずにはいられない。

試合は、前節もらったイエローカードの影響で、残り2試合出場することができなくなってしまった右SBの小野に代わり崔がスタメンのピッチに立ち始まった。前節三ツ沢で行われた徳島戦から中2日というペースでの試合ということで「コンディションが思うほど回復していなかった」と話していた高木監督。試合後選手たちも「体が重かった」と口々に話していた。
前節終了後、高木監督は次の鳥栖戦に向け「出来るだけのコンディション作りをして、万全の状態で望みたい」と話していたが、スタメンの平均年齢が29歳とやや高い横浜FCにとってこの日程は厳しくないとは言えないはず。しかし選手たちは「条件はどのチームも同じですから」と表情を引き締め、また、そのコンディションをものともしないモチベーションの高さで試合に臨んだ。

「最初立ち上がりがちょっと固いなとは思った」と山口(横浜FC)が試合を振り返るように、前半はその固さからか、なかなかリズムを掴めない。徐々にそのリズムを掴み始めると、前半24分、ボックス内の中央で完全に抜けて出た城に崔の右からのクロス。これをボレーでゴールに叩き込もうとするも、わずかにバーの上で枠を捉えきれなかったが、これにはスタンドがどよめいた。このシーン以外に特に大きなチャンスがない中で試合を折り返す。

後半に入っても、「新居と尹を注意しながら、バイタルエリアに進入させないようにやっていた(山口)」と、鳥栖の攻撃の代名詞でもある 新居・尹をおさえながら、DF陣もいつも以上に体を張って防ぐシーンが見られ、ほぼ最後まで相手に決定的な仕事をさせなかった。
しかし横浜FCも、中盤で繋ぐよりも、縦へのパスがいつもより多くみられ、それを途中で奪われたり、セカンドボールも相手に拾われることが多くなるなど、なかなかゴールに向かうことが出来ない時間が続いた。

後半23分にアレモンが登場すると、ゴールへの意識が一気に強まったかのように、鳥栖ゴールに襲い掛かる。「必ずゴールを決めるという強い気持ちでピッチに入った」というアレモン。その気持ちはチームの貴重な決勝点に繋がった。後半31分、カウンターで、中央の城からボールを受けると、そのままDFを呼び寄せたような感じの中から技ありのループシュート。「札幌戦で決めたゴールと同じ様なゴールだった。相手DFとキーパーのコンビネーションが少し悪くて、DFがキーパーを呼んで、キーパーが出てきたところをボールをつっついて入ったというゴール」と、そのシーンを振り返った。42分には鳥栖に決定的なチャンスが訪れるも、バーを叩き、ゴールならず。結局このアレモンのゴールを守りきった横浜FCが勝点3を積み上げた。

試合後、バスに乗り込む選手たちの表情には、笑顔があった。それが心なしか 少しホッとしている様に見えたのは気のせいだろうか。「勝たなければ」という重圧から、すこし解き放たれた様な感じにも見えた。まだこの時点で優勝も昇格内定も決まっていなかったものの、選手は他会場の結果を気にしながら「あとは最後のホームを勝つだけ」「ようやく最終戦で自力で決められる権利を得ることが出来たかなという感じ」と話し、バスへと姿を消した。

福岡空港まで向かうバスの中で、J2優勝と昇格内定が決まったことを知った選手たちは、出迎える多くのファンのコールに弾けんばかりの笑顔を見せ、その声援に応えた。バスを降りる時、今季限りでの引退を表明している城は、バスを出迎えてくれたファンに向かって「横浜アリガトウ!!!」と大きな声でそのエールに応え、最高の形で現役生活を終えられることに嬉しさを隠せない様子だった。今日も左SBで体を張って守り抜いた中島も、空港で「おめでとうございます」と声を掛けると、「有難うございます。本当に嬉しいです。ヤバいっす、泣きそうです」と話し、この日貴重なゴールを挙げたアレモンも「アリガトー」と大きな喜びを爆発させた。

全員が一丸となって掴んだ優勝と昇格内定。ここまでの戦いを振り返っても、今年の横浜FCは「運」も強かったな…と思わずにいられないが、「運というのは、やるべきことをやっているからこそついてくるもの」と、この様なことを高木監督が話してくれたことを思い出す。その運は自分たちで引き寄せていたに違いない。

さぁ、J2での横浜FCを、そして城のプレーを見ることができるのも残すところ1試合となった。最終戦に迎えるのは愛媛。
あるサポーターがこう言った。
「勝って兜の緒を締めよ」開幕戦のまさかの敗戦のあの悔しさを、最終戦でしっかりとぶつけ、J2に悔いを残さぬようにしてほしい。

以上

2006.11.26 Reported by 浅野有香

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