11月26日(日) 2006 J2リーグ戦 第51節
徳島 0 - 5 山形 (14:04/鳴門/3,308人)
得点者:'18 根本亮助(山形)、'69 レオナルド(山形)、'73 宮沢克行(山形)、'81 レアンドロ(山形)、'82 レアンドロ(山形)
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寒さが増し、鍋の恋しい季節が到来した。鍋と言えば、みんなでワイワイ楽しみながら笑顔で箸を突付く団欒の光景を思い浮かべる。鍋の中には野菜や魚介、肉など豊富な具材で栄養価もたっぷり、しかもバランスがとれていて言うこと無し。ただ、闇雲にだしや具材を入れても、そのおいしさは生まれない。個の主張も大事な部分だが、周りとのほどよいバランスと調和が取れてこそ、それが融合しあって初めてうまみとして体現できる。それが『鍋』であるように思う。
試合前から冷たい雨が降りしきる鳴門陸上競技場。J2リーグ2年目のシーズン締めくくりは山形を迎えてのホーム最終戦。立ち上がりから両者積極的に相手陣内への攻撃を仕掛けシュートを放つなど見せ場をつくる。時間の経過とともに山形がボールを回し始めると18分には先制点をたたき出す。先制を許した徳島は何としても早い時間で追い付こうと必死の反撃を展開。樋口監督が会見で「前半の残り20分間相手にペースを握られたのは非常にまずい」と指摘したとおり、この時間帯から徳島のゴールチャンスが何度も訪れる。33分にはFW小林が、続く34分にはMF小山がシュートを放つもなかなか枠を捕らえきれない。更には35分にアンドレがFKを直接狙いにいくもゴールを割れず前半終了。
後半開始からは、再び山形が攻撃の形を作り徳島陣内へ流れ込む。50分には右サイドを上がったMF佐々木から左に展開したFW根本にパスが通ると、すかさずシュート。しかしこれは徳島GK島津が立ちはだかり加点を許さず。57分には再び根本がシュートを放つもゴールの上をそれる。更に山形の攻撃は続き、65分にはクロスバーをたたくなど追加点は時間の問題と思われた。その矢先の69分に2点目が決まり、なおも攻撃の手を緩めない山形は73分、2点目のお膳立てをし「気持ちよくゴールができた」と会心の3点目をMF宮沢が決めると、81、82分にはFWレアンドロが完全に徳島守備陣の動きを読みきったプレーでシュートを放ち、連続加点に成功。5点差とまたもや徳島の地において大量失点を喫した徳島は1点を返すべく、反撃を行うも山形の堅守に阻まれ終了を告げるホイッスルを聞くことになる。
これで今季、山形には1勝もできず、また、2度にわたる3点差以上の失点を犯してしまった。これについて徳島GK島津は、失点は全て自分の責任としながらも、「良い流れの時に1点でもゴールが決まれば」と、前半25分過ぎからの好機に1点を返せなかったことを悔やんだ。MF小山も「決めるべき時に決められなかったのは申し訳ない」とただただ反省するばかり。東監督も「全ての面において、山形の方が上だった」と大敗に脱帽の感があった。
ただ、試合後、選手の話を聞き、その様子を見たが、確かにホーム最終戦での不甲斐ないゲームに落胆の色は隠せないが、どこか吹っ切れた様子にも見え、各々が課題を多く抱えながらも、それを一つずつ克服していこうという意気込みのような熱意を感じ取ることができた。今季の徳島は最低・最悪のシーズンであったかもしれないが、この現実に正面から向き合うことによって大きく成長していくような気がしてならない。来季のヴォルティスはちょっと見ごたえのあるチームに変貌を遂げているかもしれない。
それを教えたのは今日対戦した山形であったようにも思える。なぜなら、これだけ大量得点で勝利したにも関わらず、開口一番、悪い部分の指摘を樋口監督のみならず選手も同様に行っていたこと。徳島DF谷池も「チームの成熟度の違いが勝敗を分けた」と、技術面のみならず精神面においても成熟の完成度の違いを感じ取ったからこのような発言が出てきたのではないだろうか。
山形も苦しい時を経て、少しずつ、また着実に目標に向かって前進しているのである。その過程において、徐々に調和と融合を育み、それを強固なものへとつないでいるから結果として表れているのではなだろうか。
今季、苦汁をなめた徳島はチーム全員が修正すべき部分に気づき、それを実際に解決していこうと一歩踏み出しかけている。来季の徳島ヴォルティスという『鍋』を突付いてみたくなる、そんなワクワク感がこみ上げてきた。
以上
2006.11.26 Reported by 野村 賢一
J’s GOALニュース
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