12月2日(土) 2006 J1リーグ戦 第34節
京都 0 - 1 名古屋 (14:04/西京極/9,110人)
得点者:'12 スピラール(名古屋)
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名古屋の試合巧者ぶりに京都は沈黙した。「京都が3−5−2、4−4−2で来ても対応できる3−5−2」(フェルフォーセン監督)で臨んだ名古屋に対して、「3トップでくるか分からなかったので4バックから入った」(京都・渡邉大剛)という京都。
しかし、内容を決めたのはディフェンスの枚数ではなく、運動量と中盤の完成度だった。「先月から安定している」(フェルフォーセン監督)名古屋の中盤は藤田俊哉、金正友、山口慶で構成され、高いポゼッションと守備で京都を苦しめた。「相手のポゼッションを追い込むようなディフェンスが出来なかった」(京都・斉藤大介)と、名古屋のポゼッションに京都はチェックするポイントを絞れずに中盤を支配される苦しい展開に。名古屋FW・杉本恵太にはデェフェンスラインの裏を狙われ、藤田ら中盤からのパス供給を何度も許した。
攻撃では、京都は手詰まり感を漂わしていた。原因は前線の運動量不足。「前線が動いて顔を出す回数が少なかった」(京都・中山博貴)と、斉藤、石井から前線へのパスコースがなくなるとパス交換が止まり、名古屋の中盤に囲まれ攻撃を許すという悪循環を繰り返した。しかし、試合が動いたのは流れからではなく、セットプレーからだった。
12分、左CKから名古屋・渡邊圭二が入れたクロスに2列目から飛び込んだスピラールが頭で押し込み、京都は先制を許した。「背の高い名古屋のセットプレーは警戒していたのだが」(京都・美濃部監督)とマークしていたヨンセンではなく、その背後から入ったスピラールをノーマークにした京都は一瞬の隙を突かれて失点。
1点ビハインドの京都の攻撃を引っ張ったのは中山だった。4バックから3−5−2に切り替えてトップ下に入った中山は、ボールをもらうためにボランチを越えてディフェンス近くまで戻り、京都のポゼッションを促した。運動量の少ない2トップに、「前線を動かすのも仕事」(中山)と、攻撃姿勢を立て直そうとしたが決定的な場面はほとんどなかった。
後半、リスクを冒して攻撃に出た京都。パウリーニョの運動量は上がったが、ゴールは遠かった。加藤(58分)、負傷した児玉の代わり左に美尾(65分)、林(70分)と交代で攻撃を指示したが、バランスを崩すことで逆に藤田に中盤を支配され、途中出場(71分)の玉田にゴールを脅かされる。京都GK西村の好セーブで失点は免れるが、京都も名古屋GK楢崎のファインプレーで得点が遠く、結局、最終戦を飾れずに0−1で敗れた。
藤田を中心にした中盤の完成度で京都を圧倒した名古屋。京都にとっては美濃部監督の初勝利がかかった試合だったが、前半の運動量のなさが印象に残り、後味の悪い今季最後の試合となった。来季戦うJ2に向けて明るい材料を残すことが出来ずにJ1を後にする京都には、1からのチーム作りが必要になるだろう。
以上
2006.12.02 Reported by 武田賢宗
J’s GOALニュース
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