今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【U-21日本代表 vs U-23北朝鮮代表】反町ジャパン立ち上げ以来初の敗戦で、2大会ぶりの2次リーグ敗退。(06.12.07)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
●第15回アジア競技大会2006/ドーハ
12月6日(水)23:15(日本時間)
U-21日本代表 1-2 U-23北朝鮮代表/カタール・Qatar Sports Club Stadium
得点者: 4' HONG Yong Jo (PRK) 、 7' 一柳 夢吾 (JPN) 、63' KIM Yong Jun (PRK)

警告:本田 圭佑 (JPN) 44' 、本田 拓也 (JPN) 48'、KIM Chol Ho (PRK) 49'、一柳 夢吾 (JPN) 50'
----------

実力を出し切ることの難しさを知った戦いだったのではないか。対戦相手の北朝鮮より年齢的には若くても、ポテンシャルでは明らかに日本が上回っていたはずだ。だが、ものの見事に全員が口にしたように立ち上がりから「勝利への気迫」で劣った日本。立ち上がりから全くリズムをつかむことが出来ず、ミスを多発。与えた2得点はともにフリーキックから、つまりミスが重なっての失点だと言える。終わってみればボールポゼッションこそ60%対40%で上回ったもののシュート5本、枠内シュート2本(北朝鮮は同8・2)。チャンスの少なさは互いに変わらなかったが、その2本を確実に決めた北朝鮮にやられた。「フリーキックのうまさは頭になかった」とこの日のキャプテン増田誓志はがっくりうなだれた。各種各様のミスから、実力を出し切れず、波にも乗れず「ずるずると終わった」(青山直晃)。結局反町ジャパン立ち上げ7戦目で初の敗北が、アジア大会2大会ぶりの2次リーグ敗退へと直結した。

先発した11人は、右サイドバックに辻尾が入った以外は予想スタメンどおり。3トップ気味の相手にセオリーどおり4枚のディフェンスで入り、中盤には共存が難しいと思われた家長昭博と本田圭佑を起用する攻撃的布陣。3バックの北朝鮮に対し両サイドで先手を取り、攻撃の起点としたかった。だが、前半、選手たちは「相手がどうこうじゃなくて自分たちがうまく行かなかった」(水本裕貴)という。何も相手の気迫に押されただけではないだろう。「思ったよりも回してきた」という相手に、振り回されペースをつかむことができない。前半4分、フリーキックを直接決められ先制される。だが、この3分後には右サイドでボールを持った本田圭佑から、外に開いた増田へスルーパス、増田がダイレクトであげたクロスに走りこんだ一柳夢吾のヘディングで追いつく。この時点で、焦りは解消されているはずなのだが、どうにも攻撃がうまく回らない。「日本がやっぱり前を見れなかったというか、前を見られたときにも前にサポートがいなかったというのがあるし、攻撃にかける人数、チャレンジも少なかった」と増田はこんな風に振り返った。

前半を1−1で折り返し、このまま終了すれば準々決勝進出が可能だったハーフタイム。ただ、このときの指示は「プライドをかけた戦いなので、勝ちに行くぞ」と言うもの。だが、どうしても心の片隅に残る「引き分けても準々決勝進出」という気持ちのせいなのか、前を向けない日本。63分には先制点と同じようなペナルティエリア近くの左サイドからのフリーキックを決められ逆転を許すと、そのままずるずると立て直すことなく試合を終えた。

何よりも「実力を出し切ることが大事だと思う」とは平山相太を始めほとんどの選手が口にした。実力があるのに出し切れないと思うのであれば、やはり出し切らなくてはならないだろう。そのためにはこの日の2失点につながったいらないファウルを減らす努力も必要だろう。青山直が言うように「流れが悪いときに流れを変えられない、ずるずるいく、そこで変えられる様全員で、何かしなきゃいけないのに何も出来なかった」流れを読み引き寄せるすべも必要だし、リーダーも必要になる。並べていけば、たとえアジア相手でも足りないところは多いということが分かった。それは最大の収穫だ。

「責任を感じる」試合後会見で反町監督が話している。タイトルマッチとしてはふがいない結果であることは間違いない。ただ、ここが勝負の全てではない。年内の強化チャンスは終了したが、来年の五輪予選突破へ、この戦いを糧として前進していくしかない。そのための、敗戦だったと信じたい。

以上

2006.12.07 Reported by 了戒美子
----------

【グループF:その他の試合結果】
12月3日(日)23:15(日本時間)
U-23シリア代表 2-0 U-23パキスタン代表
得点者:AL SAID Maher (SYR) 41' , AL SAID Maher (SYR) 89'

【グループF:順位表】
1位:U-23北朝鮮代表 勝点7
2位:U-21日本代表  勝点6
3位:U-23シリア代表 勝点4
4位:U-23パキスタン代表 勝点0
※U-21日本代表は、2次ラウンドでの敗退が決定
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着