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【第86回天皇杯5回戦 浦和 vs 福岡 プレビュー】受けて立つ浦和と、チャレンジする福岡。今シーズン5度目の対戦の軍配はどちらに!(06.12.16)

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●第86回天皇杯5回戦
12/16(土)13:00/埼玉
浦和 vs 福岡
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 福岡の入れ替え戦出場のために順延されていた天皇杯5回戦が16日、埼玉スタジアムで行われる。Jリーグ初優勝を飾った浦和と、5年ぶりにJ1復帰を果たしながら1年でJ2に逆戻りしてしまった福岡。互いの置かれている状況は天と地ほど違う。しかも順位だけではなく、資金規模も、チームを構成するメンバーの顔ぶれも、あらゆる面で対照的なチーム同士の対戦になった。しかし、天皇杯は何が起こるか分からない一発勝負。浦和の優位は揺るがないが、何が起こるか試合終了を告げるホイッスルがなるまで分からない。浦和は気を引き締めて、そして福岡はアグレッシブに戦う1戦になりそうだ。

 今シーズンの両チームはナビスコカップを含めると、この対戦が5回目の対戦。ここまでは浦和が4勝無敗。9得点3失点と力の差を見せ付けている。最も接戦になったのが博多の森で行われたJリーグ第7節。4−4−2の布陣から組織だった守備を見せる福岡が浦和の最大の強みである攻撃を封じ込み、終了直前まで0−0。89分のセットプレーのチャンスから闘莉王がヘディングシュートを叩き込んで、浦和が辛くも逃げ切った。しかし、この試合の決勝ゴールでも分かるように、どんな試合展開になっても、最後は個の強さで切り抜けるのが浦和。4試合を通して、ここぞというところで浦和が見せる個の強さを福岡が耐え切れずに敗れるパターンが続いている。

 そんな浦和に対して、福岡はアグレッシブな戦いを挑む。残留争いをしていたリーグ戦では、リスクを最小限に押さえ「堅守速攻」をスタイルに戦ったが、天皇杯ではリスクを怖がらずに、ビルドアップから攻撃を組み立てる。「とにかくつないでいこう。リスクはあるかも知れないがチャレンジしよう」と、天皇杯でチームの指揮を取る沖野等コーチは選手たちに檄を飛ばす。Jリーグのトップチームに対し、個々がどれだけ通用するかを確かめるために、敢えて「自分で判断してチャレンジすること」を、この試合のポイントにあげる。選手もサポーターも同じ相手に5回も負けるのは耐え難い。赤く染まるアウェイでの対戦になるが、一矢を報いる姿勢が欲しいところだ。

 力の差を見れば、浦和に軍配が上がるが、ただひとつ隙があるとすれば、最後まで緊張を強いられた厳しいリーグ戦を戦い抜いた精神的な疲労か。トーナメント戦は、総じて受けて立つほうがやりにくいものだが、2週間のインターバルを挟んでフィジカル的な休養は十分なはず。メンタル面をどこまで回復しているかがポイントになる。けが人や、体調不良者の関係で、メンバーが少々変わるかもしれないが、ベンチに控えるメンバーにさえ、日本代表経験者をそろえる浦和。チーム力という観点から見れば、その力に変わりはないだろう。

 失うものがない福岡にとっては、自分の力のすべてをぶつけることで今の力を試したい試合。2連覇を狙う浦和は、決勝戦に照準を合わせて戦う試合。試合開始は13:00。埼玉スタジアムでキックオフのホイッスルが鳴る。

以上

2006.12.15 Reported by 中倉一志
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