●熊本城築城400年祭 記念試合
13:00/熊本/4,547人
ロッソ熊本 0-1 磐田
得点:68' 中山 雅史(磐田)
----------
新チームの土台作り真っ最中のこの時期らしい試合内容となったのではないだろうか。
どちらのチームも様々なことを試し、まずは実戦の中で課題を見つけ出すことを最重要目的と位置付けていたに違いない。
この試合で7試合目の実戦となるホーム・ロッソ熊本(JFL)は、新加入選手が多いだけに試合ごとに各ポジションともメンバーを入れ替え、あらゆる組み合わせを試している段階である。この日も横浜FCとの前試合からGK太洋一をはじめMF喜名哲裕、山本翔平、FW北川佳男の4人を先発に入れ替えて臨んだ。
一方鹿児島キャンプを終えた足で熊本入りしたジュビロ磐田は、日本代表で川口能活、U-22日本代表でカレン ロバート、松井謙弥、上田康太、ケガで鈴木秀人、前田遼一らを欠く中、現時点で考えられるベストメンバーでスタートした。
立ち上がりは今年こなした試合数の差か、熊本の方がすんなりとゲームに入れたように見えた。
だが、時間の経過とともに個々の力の差が現れ始め、次第に磐田ペースへと傾いていく。
前半6分に船谷圭祐が決定的なシュートを放ったのを皮切りに、西紀寛、成岡翔、菊地直哉、太田吉彰と次々と大きなチャンスが訪れ、いつ得点が入っても全くおかしくない状況だったのだが、熊本GK太のファインセーブなどもあり、いずれもあとわずかなところでゴールを逃した。
「よく外した…」と西が悔いた通り、前半だけで10本のシュートを放ったにもかかわらず無得点。フィニッシュの部分にまず大きな課題が見つかったと言えよう。
熊本も、ほとんどの時間を磐田に支配されながらも山本翔平を起点に手数をかけずに前線へとボールを入れ、チャンスを狙っていった。
だが、こちらも精度に欠きゴールの枠を捉える有効なシュートは放つことができなかった。
そういう意味でもやはり「さすが」だったのは中山雅史だ。
試合前日からアジウソン監督が「45分でほとんどの選手を交代する」と明言していた通り、磐田は後半から5選手を一気にチェンジし、前半ではFWとして起用した太田を1列下げ、2トップには中山と京都から新加入した林丈統が入った。
林も懸命にアピールしようと運動量豊富に動き回るが、初めは中山との呼吸が合わず決定的なチャンスを逃すシーンも見られた。
だが後半23分、ついに均衡がやぶれた。
茶野からのパスを右サイドで林が受け、熊本DFの裏へスルーパスが出ると中山が落ち着いてゴール左隅へきっちりと収め、熊本のサッカーファンにゴンゴールをプレゼントした。
後半に入りなかなかゴール前までの形を作れなくなっていた磐田だったが、訪れたチャンス1回をしっかりとモノにする勝負強さの格の違いを、中山は証明したと言えよう。
結局この1点が決勝点となり、1−0で磐田がJ1の面目を保った。
だが、終始試合を支配したものの、いまひとつ煮え切らない内容に、「相手がJ1チームだったらここまで支配できていたかどうか…」と、中山は危機感を口にする。
磐田、熊本どちらにとっても「まだまだ」という段階だろうが、感じた危機感を「収穫だった」とプラスに捉え、これからのチーム強化へつなげていくしかない。
以上
2007.02.18 Reported by 上岡真里江(ビットマイスター)
J’s GOALニュース
一覧へ【プレシーズンマッチ ロッソ熊本 vs ジュビロ磐田 レポート】一番の収穫は熊本ファンも喜ぶ「ゴンゴール」!だが、両チームとも決定力が大きな課題となった。(07.02.18)
- 開幕特集
- 開幕招待
- 国立招待
- J.LEAGUE ALL-STAR DAZN CUP
- 熱き一枚を手に入れろ
- ベイブレードコラボ
- 明治安田のJ活
- 明治安田Jリーグ百年構想リーグ
- 2025 移籍情報
- AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25
- AFCチャンピオンズリーグ2 2024/25
- はじめてのJリーグ
- Jリーグ×小野伸二 スマイルフットボールツアーfor a Sustainable Future supported by 明治安田
- J.LEAGUE FANTASY CARD
- NEXT GENERATION MATCH 2026
- シャレン Jリーグ社会連携
- Jリーグ気候アクション
- Jリーグ公式試合での写真・動画のSNS投稿ガイドライン
- J.LEAGUE CORPORATE SITE
















