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【2007 戦力分析レポート:徳島】精神面、システム、戦術…。今井監督のもとで大変貌を遂げた徳島の全てが要注目(07.02.22)

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【今季の見どころ】

「チームの問題はピッチの外にある」今年に入り間もなく今井監督はそう語ると、すぐさま選手たちの意識改革に着手した。「毎日の生活やクラブハウスでのマナー、さらにはファンやマスコミへの対応などいい習慣を身に付けることこそがいいチーム作りにつながる」という信念のもと、あらゆる場で選手たちに徹底的なプロ意識を求め、その実践に目を光らせた。

それに対し選手たちは、当初こそやや戸惑いを見せたものの、日を追うごとに変化を見せ始める。そして…宮崎での二次キャンプを迎える頃には、全員のベクトルが同じ方向に揃った規律あるプロ集団の雰囲気を十分に漂わせるようになっていた。

さらに、この選手個々の精神面再構築とともに、今井監督はチームについても大改造を行った。
その具体的な所としてはまずシステム。昨季までの3-5-2を捨て、今シーズンは4-4-2を取り入れたのだ。ただ、このシステム、チームとしては昨季開幕直後に取り組みながら成果が出なかったために諦めたという経緯もある。しかし、今井監督は迷うことなくそれを選択。両翼に重点を置くこのシステムで、J2の厳しい戦いにおいて勝敗を左右するポイントとなる“サイドエリアの掌握”を明確な狙いとして示した。

加えてもうひとつ、ガラリと変化したのが戦術である。これまで比較的ボールポゼッションを重要視してきた徳島だったが、今井監督は縦に早い展開を要求。時間をかけないシンプルな組み立てでフィニッシュまでもっていくサッカーを目標として掲げた。そして、このスピーディーなサッカーは今や着実にチームへ浸透しつつある。事実、二次キャンプ中に行われたJ1勢とのトレーニングマッチ2試合(2/7 vs甲府・2/10 vs横浜FM)ではその成果がハッキリと現れ、格上相手にも度々いいチャンスを作り出した。これには今井監督も、「やろうとしているサッカーの方向性を選手も理解し、努力している」と語り、手応えを感じたようであった。

こうして、今シーズンを迎えるにあたって徳島は今井新体制のもと精神面でも戦力面でも大きな変貌を遂げた。さらには選手たちひとりひとりも、最下位という屈辱的な結果で終わった昨季の雪辱に燃え、これまでにないほどのモチベーションの高まりを見せている。
生まれ変わった徳島の全てが要注目と言えよう。

【注目の新戦力】

●MF 8 ダ・シルバ
今シーズン最大の注目は新加入したダ・シルバであろう。ボランチを本職とするベテランプレーヤーで、驚異的な運動量と豊富な経験に裏打ちされた鋭い戦術眼がその魅力。彼の労を惜しまないプレスと的確なポジショニングはいち早くピンチの芽を摘み取り、きっとチームが昨年悩まされた失点数の多さを解決してくれるに違いない。また同時に、彼にはチームのお手本的存在になってくれることも期待される。これまでフルミネンセやヴァスコ ダ ガマ、フラメンゴといったブラジルの名門クラブを渡り歩いてきた経歴を持つだけに、自身の技術はもちろん徹底したプロ意識に至るまでを若い選手たちに伝え、チーム全体の底上げにも貢献してもらいたい。

●FW 10 クレベルソン
さらには、同じく新加入のクレベルソンも注目度大と言えよう。あのFCポルトでも活躍したという輝かしい実績を持つ彼の潜在能力はやはり目を見張るものがある。恵まれた体格を活かした高さと強さ、そしてボールを持って前を向いたときのスピードはきっと相手ディフェンダーにとって大きな脅威となるだろう。チームにフィットするにはもう少し時間がかかりそうだが、実戦を重ねて周囲との連係さえ合ってくればゴール量産の期待も高い。
契約延長したアンドレも加えたこのブラジル人トリオ。彼らが今季の徳島のカギを握っているのは間違いなさそうだ。

【開幕時の布陣予想】

徳島はフォーメーションを昨季までの3-5-2から4-4-2へと変更して今季に挑む。その狙いはサイドを起点とした効果的なプレーを増やすこと。サイドエリアを、今季目指すサッカー、特に攻撃において最もポイントとなる場所と今井新監督は捉え、その結果このフォーメーションを採用した。

そして、この新しいフォーメーションにおいてキーとなるのがキムと青葉の両サイドバック。彼らの働きこそがこのフォーメーションを生かす上では絶対に欠かせない要素となる。彼らが90分間通して効果的なアップダウンを繰り返し積極的に展開へ絡めば、きっとチームはスムーズな流れを見せられるに違いない。ただ、キムは昨季までMFの選手でこの位置へコンバートされて間もない。さらには青葉も今季新加入したばかりで周囲との連係を煮詰める時間は決して長くなかった。直前のトレーニングを見る限りではそれも心配ないように見受けられたが、果たして本番でどれだけできるか注目が集まる。

また、ボランチを務めると思われる新加入の2人についても触れておく必要があるだろう。ダ・シルバと丹羽。ともに運動量が多く、試合の流れを読む戦術眼にも長けている。前記のキムや青葉が前へ出た時のスペースをいち早く埋めるなど、このフォーメーションを円滑に動かすために2人が担う役割は非常に大きい。

こうして新たなフォーメーションと新戦力も加えて再生を目指す徳島。今季を迎えるにあたっては原点に立ち戻ったチーム作りを行ってきただけに、生まれ変わった姿を見せてくれるであろう期待も高まる。

Reported by 松下英樹

※開幕時の予想布陣は後日掲載いたします。

2006年成績
リーグ戦J2 13位
天皇杯4回戦敗退
移籍情報
徳島 移籍情報
キャンプレポート
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