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【2007 戦力分析レポート:水戸】人が変わればサッカーは変わる。今季の水戸はポゼッションを基盤とした攻撃的サッカーを繰り広げる。(07.02.26)

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【今季の見どころ】

今年で5年目を迎えた前田体制。だが、前田監督は「また1年目という気持ちでやろうと思っています。エネルギーのない監督って魅力がない。そうならないためにも1年目という気持ちでやりたい。今年の監督は昨年と違うぞと思われたい」と力強く語っており、「継続」ではなく「変化」を強調している。

そんな監督の意気込みもあり、今季のチームは今までとはひと味違う。昨季までは守備的なイメージの強かった水戸だが、今季は中盤でのポゼッションを基盤とした攻撃サッカーを志しているのだ。「人が変わればサッカーは変わる。今年は攻撃的にトライをしていきたい」と前田監督は力強く語り、大和田も「今年はポゼッションをしていこうというところからはじまった」と言っており、チーム全体に「ボールを失わない意識」(金澤)が浸透しているのだ。その意識が見られたのは20日に行われた湘南との練習試合。相手はサブメンバーが中心だったものの、完全にボールを支配。素早いパスワークで湘南の守備陣を翻弄して3点を奪うなど、「やろうとしていることができている」と小椋も手応えを口にする内容を見せた。

だが、中盤でのパスが増えた分、昨季までの速攻の「恐さ」がなくなったのも事実。J2上位チームと中盤で正面からぶつかると否が応にも劣勢の展開を強いられることとなるだけに、「速い攻撃を仕掛ける時とそうでない時をうまく使い分けて、流れを考えてやっていきたい」と小椋の言う意識をどれだけチーム全体で共有できるかが上位進出の鍵となるだろう。

また、「今年は攻撃が好きな選手が多いので、守備の意識を高めないといけない」と前田監督が話すように、チームが攻撃的になった分だけ守備のもろさが感じられる。特に両サイドバックは本職でない選手が起用されることが多く、練習試合では簡単に突破を許すシーンが目立った。「J2で戦い抜くためには守備が必要」と前田監督は語っており、開幕までにどれだけ守備の組織を築けるかがポイントとなる。特に水戸の場合は「堅守」が売りなだけに、守備力の向上は必要不可欠である。

そんな守備陣を統率する選手として期待がかかるのが、鈴木和裕である。「彼が入って守備が安定した」と前田監督も信頼を置くように、豊富な経験を生かした的確なカバーリングやコーチングなどで最後尾からチームを支えている。チームとして守備のもろさは見えるものの、それをしっかりとカバーする彼の存在が今季の水戸の強みと言えるだろう。また、「水戸は若い選手が多いので思い切りやらせたい。彼らはいろいろ吸収できる部分が多い。僕の経験も伝えていきたい」と語っており、これまでJ1昇格や天皇杯優勝などさまざまな経験をしている彼の存在は精神的な支柱になることだろう。

今季の水戸は攻守において荒削りなところも目立つが、ポテンシャルの高さは見せており、特に攻撃面では大きな可能性を感じさせている。新外国籍選手エジナウドを含め、チームの歯車さえ合えば、上位進出も不可能ではない。

水戸が、J2に旋風を巻き起こす。

【注目の新戦力】

●FW 8 エジナウド
「足元の技術もあり、パスも出せる。Jリーグのプレッシャーに慣れれば、いい仕事ができる」と前田監督が太鼓判を押すように、今季の水戸の攻撃の核となるだろう。トップ下の位置でボールを受け、そこからドリブル突破や鋭いパスを送り、ゴールを襲い掛かる。球離れもよく、プレーにエゴイスティックさは感じられない。連携が向上すれば、活躍は間違いないだろう。

●DF 4 鈴木和裕
若い選手の多い水戸にとって頼もしいベテラン選手。彼の経験豊富なプレーは最後尾からチームを支えている。そして、「(鈴木)和裕さんはボールが落ち着くので、僕らボランチはパスを受けやすい」と小椋が語っているように鈴木和がいることでパス回しも安定するようになったのだ。J1昇格や天皇杯優勝という経験を味わったこともこれからチームに還元していくと言っており、チームの意識をも変える存在として期待される。

●MF 17 金澤大将
2年前にユニバーシアード代表で世界一に輝いた経験を持つサイドアタッカー。水戸ではサイドバックで起用されることとなりそうだ。まだ守備では課題が多いものの、攻撃面では果敢な攻撃参加でチャンスを作り出している。昨季は横浜FCで出場機会に恵まれなかっただけに、「今年に懸けてます」と鋭い目線で語る。学生時代に見せた豊かな才能をプロの世界で開花させることができるか。今年が勝負の年だ。

【開幕時の布陣予想】

基本は4−4−2だが、1.5列目が得意というエジナウドの動き次第では「3トップも視野に入れる」と前田監督は言っており、3−4−3システムもありそうだ。

FWの中心は西野晃平。昨季終盤は5試合で5得点を挙げ、ストライカーしての才能が開花した。今季は副キャプテンにも任命され、充実した表情を見せている。エジナウド、鈴木孝明らとの連携次第ではゴール量産も考えられる。

中盤の中心は小椋祥平だ。昨年末のカタール国際ではU-22日本代表に選出され、一回り大きくなって帰ってきた。練習から自信あふれるプレーを見せており、プレーに成長が見られる。今季を飛躍の年にするためにも課題であるパスの精度を上げ、ゲームを組み立てていきたい。

最後尾は鈴木和裕が引き締める。両サイドバックは本職の選手ではないだけにぎこちなさを見せるが、鈴木和のコーチングとカバーリングにより、伸び伸びプレーをさせたいところ。攻守のバランスの良さは過去最高と言っていいだろう。

Reported by 佐藤拓也

※布陣予想は2月28日時点のものです

2006年成績
リーグ戦J2 10位
天皇杯3回戦敗退
移籍情報
水戸 移籍情報
キャンプレポート
静岡キャンプレポート
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