★各クラブ監督・選手の今年の目標は!? 「今年の“Will Be”教えてください!」
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【今季のみどころ】
1995年にJリーグに昇格した柏レイソルは、昨季クラブ史上初のJ2リーグに参戦し、過酷で厳しい道のりを『タフネス』に戦い切った。非情にも苦しく痛い入れ替え戦の結果、戦いの場をJ2に移し、減るかと心配されたレイソルサポーターが、さらにクラブの『家族』として絆を深め、新たなる結束を強めて『一心同体』に、チームと同じ思いで戦い抜き、見事『1年でのJ1復帰』を決める事が出来た。
「1クール勝点25を」目標に挑んだ昨季。しかし開幕戦でのまさかの苦々しい引き分けに加えて相次ぐケガ人…と、一筋縄にいったわけではなかったが「J1昇格の厳しさ」「勝点1の重み」を最も知る指揮官 石崎監督のもと「自分達の敵は自分達」「信頼をもって戦おう」と48試合で勝点88を得て、2位での自動昇格を実現した。
シーズン開始からJ1の指揮を執るのは初という石崎監督の続投でJ1に臨む柏の今季スローガンは『挑戦』。復帰初年度となる今季は昨年以上に激しく厳しいシーズンになるだろう。しかし「1試合1試合を大切に」「勝点45、まずは15勝を獲ること」を目標に置き、1ランク上をめざしていくと、まさに挑戦といえるシーズンに気合も十分。
ユニフォームも2年ぶりにモデルチェンジされ、J1に挑戦する姿勢はサポーターにも伝わり、昨季「日立台劇場」とJ2名物を生んだ『一心同体』の精神でJ1リーグ残留に挑む。
J2での昨季はケガ人発生により逆に若手に活躍の場が与えられた。それによりレギュラーをモノにした選手、アピールの場や自信を掴んだ若手選手らの、さらなる成長にも期待したい。しかし昨季の最たる反省点は失点数の多さ(60失点)。そのための補強として昨季のメンバーをベースに“即戦力”が念頭に置かれて新戦力が加わった。
前線からプレスをかけ攻撃的にゴールを狙う石崎サッカーはJ1という舞台でも変わらない。若手選手と新戦力選手との融合で、心熱いレイソルサポーターとホームの力を借りて挑戦するJ1柏の大暴れに注目したい。
【注目の新戦力】
●DF 5 古賀正紘
J1復帰という目標は果たしたものの昨季は60という失点数を記録。そのうちの1/3がセットプレーによる失点だった。このディフェンス面の補強に「DFは日本人選手で」「即戦力の補強」として鹿児島キャンプ当初から既に石崎監督の絶対的信頼を得ているのが古賀正紘。J1名古屋グランパスで10年間、通算231試合に出場した豊富な経験を持つ。高さと強さを備えたセンターバックとして、さらにはゲームキャプテンとしてDFラインとチーム全体の統率を見せてくれるだろう。
●MF 4 アルセウ
石崎サッカーでポイントになるボランチ。昨季、山根とダブルボランチを務めていたリカルジーニョが去った今季、攻守にわたり強く逞しい体でボールを奪う選手として期待されるのがアルセウ。1日も早く日本のサッカーに慣れ、新チームの舵取りを託したい存在だ。
●MF 8 マルシオ アラウージョ
昨季の柏の総得点84ゴール中、チーム1位の21ゴールを記録したディエゴの代わりとして、おそらくトップ下での起用で攻撃の起点を作って欲しいと強く望まれているのがアラウージョであろう。開幕2週間前に来日したばかりだが、アトレエチコ・ミネイロでクラブを2部から1部へと導いた経験をJ1に挑む柏で発揮して欲しいと、サポーターからの期待も高い。
【開幕時の布陣予想】
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敢えて言うならば、4−1−4−1か4−2−3−1の布陣で開幕戦を迎えるだろう。
攻撃陣では柏在籍3年目となるFWフランサが、キャンプからチーム1の好調ぶりを見せている。このフランサの1トップを基本に、フランサのゴールをうまく引き出す事がポイントとなる2列目の左サイドには、チームに復帰してちばぎんカップでも良い動きを見せMVPを獲得したMF菅沼が、そして右サイドには昨年のブレイクに加えてさらなる成長が期待されるMF鈴木達也が手堅い。ただ帰化申請受理後U-22代表に選出されてチームから離れていたFW李が、尊敬するフランサの特徴を捉えてコミュニケーションもスムーズなところから菅沼に代わり左サイドに入る場合も、または2トップを組むパターンもおおいにある。
また昨季のチーム得点王MFディエゴの代わりとしてトップ下に期待されるのは、ギリギリで加入のMFアラウージョが濃厚。ただ、キャンプ中にはMF阿部吉朗が多く起用され、ちばぎんカップでも後半の流れを変えた良い働きが目立ったことからオプションとして後半などからの投入もありそうだ。ボランチは、ようやく日本のサッカーに馴染んできたMFアルセウとMF山根。
最終ラインは統率の中心になるDF古賀と、ケガから復帰して今季は勝負の1年となるDF近藤とのセンターバックが不動に近そうだ。右サイドは安定して攻守に渡り強いDF蔵川。左サイドは蔵川と同じく昨季レギュラーを勝ち取ったDF石川か。もしくは選手会長を引き続き務めるMF大谷がボランチとともにオプションとなる。GKは安定したキャプテンの南が最有力。調子の良い悪いと波はあるが、時期によって使えるのはGK水谷だ、とGKコーチも悩むが南が濃厚。
Reported by 脇本 カオル
※布陣予想は2月28日時点のものです
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