5月6日(日) 2007 J1リーグ戦 第10節
磐田 1 - 0 名古屋 (16:02/エコパ/23,142人)
得点者:'62 カレンロバート(磐田)
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ともに勝点5差で首位を追うチーム同士としては、やや内容に物足りなさがあったものの、磐田がホームで勝負強さを発揮するというパターンは健在。ワンチャンスを生かし、失点はきっちりと0に抑えてホーム5戦全勝を決めた。
今年初のエコパ開催のゲーム。名古屋のボランチ、藤田俊哉(35歳)がJ1通算392試合目となり、古巣との対戦で通算出場記録の単独トップに立った。(出場試合数ランキング)
立ち上がりは、前線から積極的にプレッシャーをかける名古屋が主導権を握り、磐田の前線に良い形でボールを入れさせない。しかし、磐田のほうも名古屋の攻撃陣に対するマーキングに大きなズレはなく、サイドからえぐられても危険なシュートは打たせない。雨は朝から降り続いていたが、ピッチには水が浮いておらず、それほど雨の影響は感じられなかった。
ただ、両チームとも攻撃の鋭さという点ではもうひとつ。ポゼッションで上回ったのは名古屋で、杉本が絡んで左右からえぐる場面は何度か作ったが、クロスやラストパスの精度が不足し、ヨンセンもマークを外しきることができず、本当に決定的と言えるチャンスは作れない。前半のシュート数は3本で、枠に飛んだシュートは0だった。
磐田のほうも、名古屋のハイプレッシャーをかわして速い攻撃を仕掛けることができず、きっちりと整えられた相手の守りを崩しきれない。前線と最終ラインの距離が空いて、太田や成岡がボールを触る回数が少なく、名古屋以上に攻撃のリズムを出せずに、シュート2本に終わった。
後半は、磐田のアジウソン監督が、劣勢を立て直すために村井に代えて犬塚を入れ、右サイドバックの加賀を中に絞らせて3バック(右から加賀、菊地、大井)に布陣を変更。ボランチはパラナとファブリシオ、アウトサイドは右に犬塚、左に上田という形にして、よりマークを明確にさせた。ただ、すぐに大きな効果が表われることはなく、後半も立ち上がりは名古屋が押しこんで、前半と同様の展開。
だが、前半に比べれば名古屋のプレッシャーが多少緩んだ中で、徐々に速い攻撃が効き始め、15分に太田のパスから成岡が良い位置でシュートを放つが、ここはケガから復帰した名古屋の守護神・楢崎が好セーブ。16分にも速攻からカレンのシュートがあって、リズムが出始めたところで試合を決める一発が生まれる。
17分、中盤でのルーズボールの競り合いから太田がキープし、ドリブルで前を向いたところで素早くカレンにスルーパス。この瞬間、大森と米山(名古屋の3バックの右と中央)の距離が開き、いわゆる「門が開いた」状態になっており、その隙間をカレンがスピードで抜け出し、GK楢崎の左を抜いてゴールネットを揺らす。名古屋DF陣の一瞬のスキをうまくついた先制点だった。
その後、名古屋は23分に巻を投入し、前線をツインタワーにして杉本を右サイドに回し、よりリスクを冒して反撃に出る。だが、ヨンセンと巻にハイボールを入れて、セカンドボールを狙うというパターンは多用しない。あくまでポゼッションしながら崩すという形は変わらなかったが、それはむしろ磐田にとってはありがたかっただろう。37分にヨンセンがロングボールを頭で落として金がシュートを打つという決定機や、その直後の右クロスからの巻のヘッド(ともにGK川口が好セーブ)以外は、引いて守る磐田をなかなか崩しきれなかった。
ロスタイムにファブリシオが2枚目のイエローカードで退場となったが、磐田が最後まで集中力を切らすことなく守りきって、しぶとく1-0で名古屋を下し、5位に浮上した。
名古屋が攻めきれなかった理由は、ラストパスの精度不足やバリエーションの不足などいくつかあるだろうが、この試合の印象を一言で表現すれば「攻撃の迫力が物足りない」ということ。どんな形であれ、もっと相手DFに恐さを感じさせる迫力が必要になるだろう。
勝った磐田のほうは、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた菊地をはじめとした若い守備陣がよく踏ん張ったが、調子の波が大きいという課題は相変わらず。今季はアウェーでの戦績が悪い(1勝4敗)ということもあり、次節の宿敵・鹿島(5/12@カシマ)とのアウェー戦がより重要になる。
以上
2007.05.07 Reported by 井上慎也
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