5月9日(水) 2007 ヤマザキナビスコカップ
横浜FM 3 - 0 柏 (19:00/三ツ沢/8,041人)
得点者:'50 山瀬功治(横浜FM)、'58 ハーフナーマイク(横浜FM)、'79 狩野健太(横浜FM)
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試合終了後、何とも珍しく不思議な光景を目にした。ピッチに立てなかったサブメンバーが行うクーリングダウンのランニング。横浜FMの場合、そのメンバーは松田直樹、鈴木隆行、田中隼磨という錚々たる顔ぶれ。このことからも、今の横浜FMの選手層の厚さが伺えよう。
リーグ戦、カップ戦を交えた5連戦。横浜FMは選手たちの疲労を考えて、今シーズン初めてメンバーを入れ替えてきた。2トップは大島、坂田に代えて、清水範久、ハーフナーマイク。中盤の右には吉田に代えて狩野健太。ワンボランチは河合に代えて上野良治(試合前、ひとりだけサポーターコールが2度、繰り返された)。そして右サイドバックには田中隼に代えて那須大亮。代役とはいえ、どれも経験豊富な選手ばかり。実績的に見劣りしていたのは、マイクぐらいのものだったろう。
ところが、そのマイクが結果を出した。194センチという長身を生かしたポストプレーばかりでなく、足元の技術に長けたマイクは、これが何とJ公式戦初先発。「宿泊先のホテルで言われてビックリした。アップしながら緊張をほぐしました」。ルーキーイヤーの昨年は、試合の終盤にパワープレー要員として投入されることが多かった。高い打点からのアシストを記録した序盤戦の記憶は鮮明だが、なぜかゴールには縁がなかった。今シーズンは筋力アップにも努め、初ゴールを目標に臨んだ。「ベンチだけで終わりたくない。スタメンを勝ち取ります」と力強く宣言していただけに、もぎ取ったプロ初先発、そしてプロ初ゴールは何にも代え難い喜びに違いない。
試合は、立ち上がりから柏が激しくプレスをかけて攻めてくる。3分には、李忠成が飛び出し、横浜FMはDF間の連携の悪さからピンチを招いた。しかし、横浜FMも前から追い込んでのボール奪取から、ダイレクトにゴール前まで運んでチャンスメイク。5分の直接FKは栗原。GKが叩き落したところ、マイクが詰める。跳ね返りを清水がボレーシュートを放った。10分には、山瀬幸宏が相手選手に体をぶつけられながらも絶妙のパスを左サイドへ送る。小宮山尊信の低いクロスにマイクが飛び込んだが、シュートは打てなかった。
柏は2ボランチのアルセウ、マルシオアラウージョが横浜FMの中央突破を食い止める。27分には、アルセウが奪って右に展開。スピードに乗った鈴木達也が右からクロスを上げると、逆サイドに全速力で走りこんだ阿部吉朗がダイビングヘッド。しかし、シュートは弱くGKにキャッチされてしまった。
両チーム、スコアレスで折り返した後半。柏は阿部吉に代えて菅沼実を頭から投入したが、横浜FMは変更なし。試合が動いたのは、後半5分。上野と山瀬幸が高い位置で囲い込んで奪うと、そこからスピーディーにダイレクトで崩す。縦に飛び出した山瀬功を柏DFが抑えきれず、ペナルティエリアでファウルを冒しPKを与えてしまう。「あのPKで精神的にガタガタッときてしまった」と、試合後に鈴木達は振り返った。事実、8分後には右サイドを連動して破られて、小宮山に急所を衝くクロスを上げられる。そこにファーでフリーになったマイクに、キレイなヘディングシュートを決められてしまったのだ。
横浜FMの攻撃はとどまるところを知らない。マイクのゴールから1分後には、左で粘った清水が落として、山瀬幸のキープから、押し上げて受けた小宮山が角度のないシュートをサイドネットに突き刺した。
柏も、後半17分に交代投入された池元友樹が強烈なシュートを放ったが、これは惜しくもゴールポストに阻まれてしまった。調子に乗る横浜FMは、なおも清水とマイクによる前線からのチェイシングが功を奏し、柏ゴールを次々脅かす。とどめは、34分。途中出場で清水と代わったばかりの斎藤陽介が前からプレス、そこに飛び出したマイクが倒されて直接FKを得る。これを、狩野健太が直接ゴール左上に決めて、3−0となった。
Bグループもう一つのカードは、首位・大宮が清水に敗れたため、横浜FMが勝点で並んだ。なおかつ、この日の3得点で得失点差を稼いで首位に躍り出た。2週間後、今度は柏のホームで迎える最終戦で、1位通過をかけて戦う。一方、最終戦を勝つしか予選突破の道が残されなくなった柏だが、熱のこもったサポーターによる、圧倒的なサポートが受けられる日立台の戦いに望みをつなぐ。
以上
2007.05.10 Reported by 近藤泰秀(インサイド)
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■注目プレイヤー: 山瀬 功治選手(横浜FM)
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