5月9日(水) 2007 ヤマザキナビスコカップ
千葉 0 - 1 神戸 (19:01/フクアリ/6,749人)
得点者:'54 栗原圭介(神戸)
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前半のシュート数は千葉の10本に対して神戸は1本。ボールを完全に支配していた千葉だったが、この前半に『1点』を奪えなかったことが試合結果に大きく響いた。
アマルオシム監督はMFの羽生直剛、山岸智、水野晃樹、FW巻誠一郎の疲労や負傷箇所を考慮して、MFの楽山孝志、朴宗真、FWの新居辰基、青木孝太をスタメンで起用。右脇腹痛が回復したDFジョルジェビッチもスタメンに入った。
確かに、今節はベストメンバーで臨み、より確実に勝点3獲得を狙う考え方もあるだろう。だが、出場機会に飢えている選手にチャンスを与えるスタメン変更は、第10節終了時で14位のリーグ戦ではなかなか難しい。ヤマザキナビスコカップ予選リーグは今節を含めてまだ2試合あり、チャレンジは今節でというタイミングは適切と思われた。今節のスタメンが結果を残せれば、ヤマザキナビスコカップで有利になるだけでなく、リーグ戦にも好影響を与えたはずだ。
「前半の神戸はプレスが緩くてプレッシャーがあまりなかった」(千葉のMF下村東美)こともあって、前半の千葉はほとんどの時間帯で相手を敵陣に追い込む攻撃を見せた。そこで問題だったのは、ボールを自由に回せるあまり、フィニッシュまで持ち込むのに余計な時間がかかり、神戸の守備陣にしっかり態勢を整えさせてしまったことだ。さらに、試合後には新居が「低くて速いボールという話をしていたのに、あまりこなかった」と話せば、左ウイングバックでクロスボールをあげていた楽山は「低くて速いボールを入れることがうまくできなかった」と反省したように、フィニッシュの場面のプレーも悪かった。
今節の神戸もリーグ戦第10節からスタメン変更があったが、リーグ戦のいい流れを切らないため、ディフェンスラインは左サイドバックをDF内山俊彦からDF坪内秀介に代えただけだった。高さを持つ神戸の守備陣と新居&青木の特長を考えれば、緩い浮き球のラストパスは愚策だ。リーグ戦第10節の山岸の得点のようなグラウンダーの速いラストパスが適切で、愚策を続けた千葉は自滅しても仕方なかった。
後半からMF大久保嘉人を左サイドハーフに入れた神戸は、前線からのプレスを強化。54分、左サイドでMF三浦淳宏が坪内にパスを出す。オーバーラップした坪内のクロスボールを、千葉のDF水本裕貴はヘッドでクリアしきれなかった。水本にマークされていたFW栗原圭介は「目を(ボールから)切らさずに待てたのがよかった」と、こぼれ球を逃さずに右足でシュート。これが決勝点となり、神戸が粘り強く戦って勝利を獲得した。
千葉は巻、羽生、水野を入れて反撃を仕掛けたが、1試合で打った22本のシュートの多くはゴールの枠を捉えられず、それ以外は神戸の守備に阻まれた。依然として千葉のシュートの精度は低く、パスかシュートかというゴール前のプレーの選択ミスも少なくない。ヤマザキナビスコカップ予選リーグ第6節はジョルジェビッチと下村が累積警告で出場停止。チーム一丸となって、ゴールに結びつくプレーの見極めを含めたフィニッシュの精度を向上させなければ、ヤマザキナビスコカップ3連覇への道を自ら踏み外すことになる。
以上
2007.05.10 Reported by 赤沼圭子
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