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【J2:第15節 C大阪 vs 札幌 プレビュー】新体制へ向かうC大阪は難敵・札幌にどう挑む? 今後の戦いを占う注目の一戦(07.05.13)

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5月13日(日)J2 第15節 C大阪 vs 札幌(16:00KICK OFF/長居2)
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 前節の鳥栖戦後、C大阪に激震が走った。5月7日に発表された都並敏史前監督、藤川孝幸コーチ、さらにチーム全体を統括してきた西村昭宏ゼネラルマネージャーの3人が同時に解任されたのだ。大阪サッカークラブ株式会社・出原弘之社長は、現場の指揮官の解任について、「第1クール終了時点での成績が、目標である勝点25に対して15、順位も中位以下と大きく違っており、第2クール初戦にも負けた。1年でのJ1復帰のために取り返しのつかないうちにと決断した」と説明。また西村GMについては、「今季の成績もそうだが、昨季のJ2降格なども含めたチームづくりで結果が出せなかった」(同社長)のが理由だと話した。

 シーズン前半の電撃解任とあって、選手たちに与える影響は少なくない。とはいえ、試合は待ってくれない。次節13日の札幌戦に向け、チームは9日のトレーニングから再始動した。新監督には、ブラジル人のレヴィー・クルピ氏を迎えることが決まっている。しかし、前職(アトレチコミネイロ監督)との兼ね合いなどもあって、9日のトレーニング再開には来日できず。新任の梶野智チーム統括部長は、「札幌戦までに来てもらいたい」と話し、ギリギリまで調整が続けられたが、間に合わないことが判明。結局、札幌戦は9日に就任が発表されたばかりの貴志俊治コーチ(元スカウト担当)が采配をふるうことになる。

 貴志コーチは、練習再開に際し選手たちに「こういう状況だが、みんなで最後までがんばりましょう」と声をかけた。「クルピ監督からの話(指示)は一切ないが、『今後いいパフォーマンスが出るよう準備をしっかりしてほしい』と聞いている。現場のコーチングスタッフ、メディカルスタッフと協力し、共通理解を持ってやっていこうと思う」と語り、ピンチを乗り切る心境を吐露した。木曜日(10日)には、勝矢寿延コーチの離任も発表されるなど、あわただしい状況が続くなか、選手たちがどんなプレーを見せられるかがポイントになる。

 貴志コーチは、今週行われた練習試合(9日、甲南大学戦)や紅白戦では、一貫して3バックシステムを採用。都並前監督がシーズン当初から続けてきた4バックからの転向になるが、クルピ監督が3バック、4バックの併用を考えており、両方をできるようにしておくいわば「準備」のためのようだ。9日の紅白戦では、江添建次郎をリベロに、ストッパーには阪田章裕、山下達也と若い選手を配した3バック、ボランチには羽田憲司と香川真司を起用。中山 昇、酒本憲幸と運動量の多いサイドアタッカーを左右に置き、トップ下には古橋達弥。2トップには金 信泳(キム・シンヨン)と柿谷曜一朗という布陣を試した。「今までのメンバーがベースになる」と話した貴志コーチの言葉どおりの顔ぶれだが、久しぶりの3バックシステムがどう機能するか、注目だ。

 一方の札幌は自分たちのサッカーを貫く形で、着々と勝点を積み重ねている。前節は上位対決となった仙台戦で1-0と競り勝ち、首位・山形に勝点27で並ぶ2位につけている。仙台戦は、セットプレーからあげた1点を守りきるというまさに札幌らしい勝ち方。前回のC大阪戦も同じスコアで勝点3を手中にしている。

C大阪の貴志コーチは、「(札幌の)三浦監督は頭の切れる方。我々としたらそこにぶつかっていくだけ。GKとDFの連係がよく、堅いブロックを築く相手にどうもぐりこむか。若い力で何とかぶち破っていきたい」と話す。2トップとしてコンビを組むことが予想される金と柿谷が、ブルーノ・クアドロスを中心とした札幌ディフェンスを崩すことができるかが、見どころのひとつになる。「(都並)監督解任は正直言ってショック。僕がもっと点を取っていればよかったのにと思う。試合に勝って恩返しするしかない」と、柿谷は言う。非常に不安定な状況のなか、C大阪の選手たちがどうモチベーションを高め、それをピッチで表現できるか。「勝点3をとる」ということだけに集中した90分間にしたい。

以上

2007.05.12 Reported by 横井素子
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