5月13日(日)J2 第15節 草津 vs 仙台(13:00KICK OFF/群馬陸)
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草津にとって今節の仙台戦は「非常事態」以外の何ものでもない。4バックを形成する守備陣のうち、チカ、田中、藤井の3選手が出場停止。加えて、前節で退席処分を受けた植木監督が「ベンチ入り禁止」となる。いくら仙台が2連敗中で攻撃の核・ロペスの出場が微妙となっているとしても、このハンディはあまりにも大きい。3人のDFと指揮官の抜けた「穴」がどれほどのものになるのか、不安を抱かずにはいられないのだ。
4人のセンターバック(CB)のうち3人を失う草津は、まさにスクランブル態勢で試合に挑むことになる。チカを負傷で欠いた8節・山形戦では守備にほころびが生じただけに、チカ、田中、藤井がいない影響は計り知れない。試合出場のメドが立つCBは尾本のみ。「自分がリーダーシップを取るつもりでプレーする。やるしかない」(尾本)。今週の草津は、DFラインでプレーできる選手をピックアップすることから始めなければならなかった。
現時点で植木監督がだれをDFラインに入れて、どんなシステムを組むのかは全く不明だ。草津は実戦練習が予定されていた10、11日のトレーニングを急きょ、完全非公開とした。草津が練習を公開しないのは異例中の異例で、この件に関していかに指揮官がナーバスになっているかが分かる。過去の例では非公開練習の後に「奇策」が飛び出すことも多く、仙台戦に向けて何かを企んでいる可能性もあるだろう。
非公開練習に入る前日、植木監督は「守備陣に関して、3パターンくらいを考えている」と話していた。その言葉をヒントに勝手に推測してみると、今ゲームは4バックと3バックの両可能性があると見る。今季の基本布陣4バックの場合はボランチ秋葉を最終ラインにスライドさせ、尾本とコンビを組ませるのが無難な選択か。戦術的な変化がないためリスクは低いと言える。3バックにした場合は、秋葉、尾本のCBの後ろにMF鳥居塚をリベロとして配置する案が浮かび上がる。鳥居塚は昨季、このポジションに入っていたため障害はない。ただ、鳥居塚が前線から外れることで攻撃陣の再編成が必要となるだろう。残る1パターンは・・・謎だ。
京都、札幌に0−1の僅差で敗れ、2連敗となった仙台は、嫌な流れを断ち切るべく草津のホームに乗り込んでくることが予想される。植木監督は「ロペスがいないことでボールの収まりがなく、リズムが単調になっているのではないか」と分析。昨季から幾度となくロペスにやられている草津としては恵まれた状況と言えるが、第1クールの対戦を見る限り、チーム総力では仙台に及ばない。指揮官は「どんな状況でも『仙台に勝てれば』という考えではなく、『勝つんだ』という強い気持ちをもって戦わなければいけない」と熱く訴える。
前節・湘南戦で「悪夢」の敗戦を味わった選手たちは、バスでホームに戻ってきた後、遠征メンバーのほぼ全員が食事を兼ねて集まったという。氏原は「自分がみんなに声をかけて、いろいろと話し合った。話すことによってチームはさらにまとまったと思う。仙台戦は総力戦になるが、お互いにサポートし合うことで勝利につなげたい」と気持ちを込める。この試合をスタンドから見守ることになる植木監督は「チームの本当の力を図るためにはいい機会だ。選手たちには底力を見せてほしい」と話す。選手たちはスタンドの指揮官に勝利を贈ることができるのか。草津の「底力」に期待したい。
以上
2007.05.12 Reported by 伊藤寿学
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:第15節 草津 vs 仙台 プレビュー】非常事態の草津がホームに連敗中の仙台を迎える。DF3人と指揮官を欠く草津は「底力」を発揮したい。(07.05.13)
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