6月2日(土)J2 第19節 札幌 vs 京都(14:00KICK OFF/札幌厚別)
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札幌と京都。この2チームが第1クールで対戦したのは第1節、シーズン開幕戦のことだった。札幌はFWの中山をはじめ何人もの選手が第1クールでのポイントとなった試合にこの京都戦を挙げている。チームの戦術であるゾーンディフェンスを意識するあまり、相手ボール保持者への寄せが甘く、簡単に縦パスを通されてピンチを招く場面が目立っていた。そして0−2のスコアで完敗。自分達のあまりの低パフォーマンスにタイムアップの瞬間、前出の中山は「これから、どうなってしまうんだろう?」と不安に包まれたという。
しかし、その危機感をきっかけにチームは自分達のサッカーを再確認した。ゾーンの網をしっかり張る場面と、それをブレイクしてボールに寄せる場面の使い分けを徹底した。それが第2節での勝利につながった。そしてここから13節の草津戦まで無敗。途中には5試合連続無失点という時期もあったほどだ。
自分達に危機感を与えてくれるきっかけとなった京都との再戦。この試合を前にFW石井は「前回負けているので、絶対に勝ちたい」と意気込み、もちろんその他の選手も「借りを返したい」と意欲を高める。
現在5連勝中で、2位に勝点差10をつけている札幌は好調の最中だ。特に前々節、前節の勝利は圧巻だった。今季ここまでの札幌は堅実な守備をベースとし、数少ないチャンスを確実にモノにするというスタイルで接戦を拾いながら勝点を積み上げてきた。「先行逃げ切り」が常套手段だったと言っていいだろう。では果たして、相手に先制点を奪われた場合はどうなのか? そのケースが前述の開幕戦しかなかったため、ここが未知数な部分だった。しかし、その疑問も前々節、前節の勝利で一蹴してしまった。
前々節の湘南戦は前半にリスタートから失点すると、後半に砂川、石井という攻撃的選手を投入。これが的中して2点を奪い、ビハインドを跳ね返した。前節の福岡戦もそう。前半に相手のリンコンに決められてリードを許すと、後半開始時に砂川を投入してすぐに同点。68分に石井を投入すると、ロスタイムにその石井が相手ディフェンスラインの裏へ飛び込み、砂川からのラストパスをしっかり蹴りこんで決勝弾。札幌は2試合連続での逆転勝利という力強さを見せた。「先行逃げ切り」のみではなく、あらゆる状況に対応した戦い方ができることを証明した形である。しかも、DF陣に離脱者がいる苦しい状況でそれをやってのけたのだ。チームには勢いがついている。
一方の京都は前節が休み。前々節は愛媛に2−1のスコアで勝利し、3連勝を果たしている。その愛媛戦で注目すべきは2トップの一角であるパウリーニョが出場停止ながらも、もうひとりのブラジル人ストライカー、アンドレが大事な場面でしっかりと得点を決めているところ。やはり、個の力を持ったストライカーを2人擁しているというのは心強い。シーズン序盤こそ後方からのビルドアップがあまりスムーズではなく、良いチャンスを作り出すことができないでいた京都だったが、ここにきて最終ラインの角田とチアゴの連係が高まり、ビルドアップもスムーズになってきている。中盤でも今季から加入した倉貫が徐々にチャンスメーカーとして存在感を表し始め、愛媛戦では今季初ゴールを挙げている。京都はチームとして作り出すチャンスの質を高めつつある。これがパウリーニョ、アンドレといったストライカーと上手く絡み合えば、リーグ屈指の攻撃力となり得るだろう。札幌・三浦監督も「京都は他チームに行ってもレギュラーになれるレベルの選手が多数いる」とその戦力を認めている。
パウリーニョとアンドレの持つ個の力。これはこの試合における最大の焦点と言っていいだろう。今季ここまでの札幌は、チーム全体で実践する組織的なゾーンディフェンスが機能して首位に立っている。どのチームもあらゆる揺さぶりをかけながらも、札幌の堅守に阻まれ続けている状況だ。となると、突破口となりそうなのは組織や戦術を超越した個の力だろう。そして、京都はそれを2枚も持っているのだ。個の力と、オーガナイズされた守備とのバトル。ぜひとも、このせめぎ合いに注目したい。
第1クールを首位で終えた福岡でさえ、すでに7位にいる状況である。混戦J2は何が起こるかわからない。ひとつひとつの試合すべてが、今後の展開を大きく左右するのである。どのチームも、気を抜ける瞬間はどこにもない。すべての試合から、目が離せない。
以上
2007.06.01 Reported by 斉藤宏則
J’s GOALニュース
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