6月9日(土) 2007 J1リーグ戦 第14節
柏 0 - 0 大宮 (13:04/柏の葉/12,730人)
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試合後の記者会見で見せた両監督それぞれの表情は、スコアレスドローという結果を受け止める両チームの違いを、見事に物語っていた。
大宮・ロバート監督は満足げだった。「なぜ交代枠を使い切らなかったのか」といった記者からの質問には、心外だと言わんばかりの表情だった。アウェイゲームで上位チームを無失点に抑えたのに、いったい何が不満なのか、と。
一方、柏・石崎監督は、悔しさと怒りをありありと浮かべていた。「連敗していたという意識はない」とコメントしながらも、ホームに戻ってすっきり勝って、悪い流れを断ち切りたいという思いは当然あったはずだ。
こう言い換えることもできる。自らが立てたプランを遂行できたロバート監督と、狙い通りのサッカーができなかった石崎監督。それが表情の違いとなって表れたと。
前半立ち上がりは大宮の時間帯だった。復帰した小林大悟を2列目の右に置き、1トップに吉原を上げた4-1-4-1のフォーメーション。小林大のほか小林慶行、片岡、藤本ら2列目の選手が細かいパスをつなぎ、積極的に前へ仕掛けていく。
好調時のレイソルであれば、このような展開は逆にチャンスとなる。前線から積極的にプレスをかけて高い位置でボールを奪い、素早くシンプルに相手ゴールへ向かう。しかしこの日のレイソルは、複数の選手で連動する本来のプレッシングが見られない。フランサにボールを預けても、他の選手の距離が遠く逆に奪われたり、パスミスからボールを失うシーンが目立つ。
それでも古賀を中心としたDF陣が踏ん張り、決定機は作らせない。しかし17分、大宮の右サイドバック西村がドリブル突破からクロス、ファーで藤本が折り返し、小林慶が右足で合わせたシーンは、シュートが外れて事なきを得たものの、きれいに崩された。
レイソルも前半終盤にようやく流れを引き寄せるが、得点には至らないまま両チーム無得点で折り返す。
後半に入ると、再び大宮がペースを握る。50分から55分にかけて、2列目の選手が前線のスペースへパスを出し、吉原が飛び出すチャンスを立て続けにつくるが、レイソルのDF陣が土壇場で食い止め、決定的なシュートは打たせない。
逆に65分、藏川が右からクロス、ニアの李が左足で合わせ、わずかにゴール右に外れたシーンなど、レイソルがリズムをつかみ始める。
石崎監督は平山、ドゥンビア、谷澤ら攻撃的な選手を送り込み、1点をもぎ取りに行く。大宮の足が止まり、引き気味となってきたこともあって、レイソルが攻勢に出る時間が長くなる。しかしゴールが遠い。83分には谷澤が、85分には平山が決定的なシュートを放つも、ゴールネットを揺らすことができない。
その後は双方、チャンスらしいチャンスもなく試合終了の笛を聞いた。
大宮はこれで5戦負けなし。とはいえ、満足感を浮かべる監督とは対照的に、試合後の選手たちは勝ち切れなかった悔しさを漂わせていた。それは選手が、内容に手応えを感じているからこそ。前半のサッカーを90分やり遂げられれば、自ずと順位も上がるはずだ。
レイソルは試練の時を迎えている。序盤の好調時のような、チーム全体の連動性が影をひそめている。
しかしレイソルには、立ち戻るべきベースがある。プレッシングサッカーという自分たちのサッカーが、それを実現できる石崎監督の類まれな指導力がある。今こそチーム一丸となり、挑戦者という自覚を胸に、目前に立ちはだかる壁に挑んでほしい。「越えられない壁はない」ことを、レイソルの選手とサポーターは、昨年J2という場所で知ったのだから。
以上
J’s GOALニュース
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