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【J2:第20節 徳島 vs 草津 レポート】前半を徳島が、後半を草津が握った一戦。徳島は最後に掴んだビッグチャンスを活かせず痛いドローに。(07.06.11)

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6月10日(日) 2007 J2リーグ戦 第20節
徳島 0 - 0 草津 (19:04/鳴門大塚/3,145人)

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徳島は3連敗という最悪の結果だけは免れた。草津との一戦はスコアレスドロー。一応のところ何とか連敗を止める形にはなったと言えよう。
が…後半のアディショナルタイムにPKを獲得しただけに、それを活かせず勝利を逃したのはあまりに痛い。それを考えれば、チームは苦しい状態を脱し切れなかったと言わざるを得ないだろう。

この一戦、内容的には前半が徳島のゲーム、後半が草津のゲームであった。
まず前半は徳島が持ち前の守備力を発揮した試合運びで流れを引き寄せる。全体が連動した高い位置からの激しいプレスでボールを奪うと、それを早いタイミングで前線へ送ってチャンスを作ろうと試みた。またこの一戦では2トップの羽地と小林がこれまでとは少し違ったボールの受け方を披露。普段のプレーエリアの中央ではなく、草津DFラインの両サイド裏へ積極的に流れてそこで起点を生み出そうとした。

ただ、そうして主導権を握りながら徳島は決定的チャンスにまで至らない。「アタッキングサードでの工夫については我々が持ち続けている課題です」と今井監督も振り返った通り、羽地と小林のポストプレーからボールを受けた小山、金、挽地らにバイタルエリアへ侵入していく工夫が欠け、シュートを放ってもそのほとんどがミドルレンジからのもの。さらにはそれらの精度にも問題があったため、再三押し込みながらゴールは遠く、結果的に徳島は自分たちの時間であった前半に得点を挙げることが出来なかった。

すると迎えた後半は立ち上がりから形勢が逆転。ボランチの秋葉、櫻田を中心としてボールの動きがよくなった草津が流れを奪い返して攻勢に出る。中盤でワイドに展開し、トップの氏原、松浦へ鋭いくさびを入れてたびたび徳島ゴールを脅かした。中でも53分に山崎が左足を振り抜いたミドルシュート、63分に右サイドを抜け出した松浦のドリブルシュートはいずれも決まっていてもおかしくなかったほど。草津としては、この後半、納得いく戦いが進められていたことは間違いないだろう。

しかし、勝負の神様は気まぐれなもの。後半防戦一方となっていた徳島に思わぬ形で最後のビックチャンスを与える。試合も残すところアディショナルタイムだけとなったところで徳島がPKを獲得したのだ。そしてここでチームの命運を託されたのはエース羽地。他の選手はもちろん見守るサポーターの誰もが勝利を信じて疑わなかっただろう。が…。

「選手達は高い集中力を維持してプレーしてくれました。そして今できることを最大限発揮してくれたと思います」とは今井監督の言葉だが、とは言え内容的にはまだまだ厳しい状況であるのが徳島の現実ではないだろうか。確かに守備では3試合ぶりの完封も見せたが、それでも攻撃の課題が一向に解消されなかった点については今後に向けて大きな不安が募る。
対して草津はある程度の手応えを掴んだに違いない。植木監督も「今日は内容も良く、数回突破もできていました」と語り、前節までの2戦とは違ったチームにある程度満足気であった。

最後にひとつだけ触れておきたいことがある。この一戦では試合終了直後、ピッチ上で選手たちの小競り合いが起きてしまった。勝負に賭ける気持ちが引き起こしたものであるのは十分理解できるが、しかしその気持ちは90分の戦いの中だけでぶつけ合って欲しい。未来のJリーガーを夢見る子供たちが見つめる前で今後そのようなことはどちらのチームの選手たちにもして欲しくない。

以上

2007.06.11 Reported by 松下英樹
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