6月30日(土)J1 第18節 横浜FC vs 千葉(14:00KICK OFF/日産ス)
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■注目プレイヤー: 早川 知伸選手(横浜FC)
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ここ数試合、つまらないミスやルーズボールへの対応のまずさなどから失点し、連敗を喫している横浜FC。守備をベースとした戦術を採ってはいるが、早い時間帯に点を取られ 前に出ざるを得なくなり、約束事も何もなくなってしまう、というゲームが続いている。新加入の山田・平本や、故障から復帰した奥の存在などもあり、攻撃するしかない状況でなりふり構わず攻めれば、点を取れるようになってはきたが、それは本来、チームのコンセプトにないやり方のはず。やはり、まずは守りからしっかりと試合に入っていきたいところだ。
一方、第5節で横浜FCと対戦する前は1分3敗と不振を極めていた千葉だが、15節・16節と2連勝し、やや持ち直してきた感がある。前節・新潟戦で佐藤がけがから復帰したのも明るい材料だ。しかし、その新潟戦はチャンスを決めきれずに敗れた。さらに守備の要ストヤノフの退団が決定的になるなど、まだまだ楽観はできない状態。しっかりと最下位の相手を叩いて中位への抜け出しを図りたいところ。
両チームの前回の一戦は、千葉がサイドを起点に走り回り4−0と圧勝。しかしこの試合、横浜FCのセンターバックは、早川が故障で欠場、太田が初先発と、万全なものではなかった。また、この頃は、チーム全体がJ1のスピードに不慣れで、千葉の速さに戸惑っていたということもある。苦しい戦いは続いているが、着実に成長しているという事実をサポーターに見せるためにも、無様な試合はできないはずだ。
千葉では、先発出場が濃厚なFW新居に注目したい。新居は、昨季のJ2・鳥栖在籍時、横浜FCの強固なディフェンスの前に沈黙を続けた。日本代表選手がそろう千葉に混じって、昨年のJ2日本人得点王である新居が、横浜FCを相手にどんなパフォーマンスを見せるのか。両チームのサポーターのみならず、J2のファンも気にかけているところだろう。
そして、もう一つ気になるのが観客動員である。あるチームスタッフは「クラブ史上最高の動員になるだろう。4万人を超える可能性もある」と自信ありげに語った。確かに、Jリーグ公式サイトのチケット販売状況を見ると、前売り券の売れ行きは「50〜70%」で、7万という日産スタジアムの収容人数を考えると、最低でも3万5千人の観衆が詰めかけることになる。梅雨の最中ということもあり、天候はなんとも言えず、前売り通りの人数が集まるかどうかは微妙だが、大観衆を前に戦う横浜FCの姿を、ぜひ見てみたいものである。
以上
J’s GOALニュース
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