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【J2:第25節 東京V vs 鳥栖 レポート】「ぶっつけ本番」人事で東京Vが完勝。敗れた鳥栖は前半「相手を怖がりすぎ」て自滅。(07.07.01)

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7月1日(日) 2007 J2リーグ戦 第25節
東京V 3 - 1 鳥栖 (13:03/味スタ/8,779人)
得点者:'3 大野敏隆(東京V)、'22 藤田祥史(鳥栖)、'40 船越優蔵(東京V)、'89 フッキ(東京V)

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また1つ、東京Vが雪辱を果たした。

第1クールの7連敗で苦杯をなめさせられた相手に対しては、札幌(第23節)を除いた京都、湘南、福岡、徳島から勝ち点3を取り戻してきたが、残す鳥栖、水戸のうちの片方・鳥栖を相手に、内容でも完敗した前対戦の借りをきっちりと返した。

お互いに相手の出方を見るよりも自分たちのサッカーにこだわり、ボールも人もよく動かしながら試合はスタートする。東京Vは、DFの要・土屋征夫、冨澤清太郎が負傷離脱、さらに守備面で特に絶大な信頼を得ていたボランチ菅原智が出場停止とあって、若干の人事異動がみられた。3バックの右には一柳夢吾が今季2度目の先発、中盤は海本幸治郎が右、藤田泰成が左の両サイド、注目のボランチには服部年宏、大野敏隆が初コンビを組んだが、そのラモス采配がいきなり的中する。

前半3分、ディエゴが左サイドでDF3人を抜いてドリブル突破し上げたクロスに大野が頭から勢い良く飛び込んで早くも先制。「フッキ頼みではない、違った一面を出したい」今季初のボランチ先発で大野は有言実行してみせた。
中3日と試合間隔が短かったため「ぶっつけ本番」(服部)となったが、大野がボールをテンポ良く両サイドへ捌き、服部が主に守備に貢献するという初コンビのバランスは見事で、前半22分に山城純也が中盤で出したパスから藤田祥史に同点ゴールを決められた以外は、鳥栖の中盤にほとんどボールを持たせず、シュートもこの得点による1本のみだった。
追いつかれた東京Vは同40分、服部の直接FKをフッキが折り返し、船越が頭で押し込んで再びリード。スタンドで見ているチームメイトに大きなガッツポーズでアピールし、3月21日C大阪戦(第4節)以来のゴールを共に喜んだ。

しかし、ハーフタイムで岸野監督(鳥栖)が「相手を怖がりすぎるな」と、攻撃的なボランチ清水康也、高さに強いDF加藤秀典を投入し、鳥栖がより攻撃的な戦いを挑んでくると、それまで「良い内容だった」はずが後半20分を過ぎたあたりで一転。最初から飛ばしたことで全体的な運動量が落ち、左右のバランスが崩れたところを攻め込まれ、DF柴小屋雄一、藤田と続けてシュートを打たれるが、前半途中から13試合ぶりに入っていたGK高木義成、DF陣が集中して守り抜いた。
東京Vは残り10分をきったところでFW廣山望を入れさらに攻めの構えを見せると、ロスタイム表示が出たところでフッキが強烈なミドルシュートを決め3−1、試合を決定付けた。

並んでいた勝ち点で一歩リードした東京V。勝因は、誰が出ても結果を出せる「チーム全員のモチベーションの高さ」にある。船越がゴールを決めスタンド観戦の選手にガッツポーズすると、全員が大きく腕を上げ拍手で讃えた。「今、チームが一丸となって本当に良い雰囲気。どのポジションでも次に出られる保障はないけど、逆にそれが良い競争となっている」と戸川。東京Vはチームとしての成長に大きな手応えを掴んでいる。

一方、敗れはしたものの鳥栖も「うちは連敗がなくなった」(高橋)と、確かな成長に自信を持っている。「次は絶対に勝ちます。鳥栖のサッカーをやれば大丈夫です」。
次節はいよいよ第2クール最終節を迎える。J2はこれからが本当の意味での正念場。技術、体力だけではない「チーム力」こそ最大の武器になるに違いない。

以上

2007.07.02 Reported by 上岡真里江
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