10月21日(日)J2 第46節 仙台 vs C大阪(13:00KICK OFF/ユアスタ)
-ゲームサマリーはこちら-
-仙台へ行こう! スタジアムガイドはこちら-
-勝敗予想ゲーム!J2はいよいよ最終ターン!!土曜13時締め切り!-
----------
「デカデカ、デカモリシー!」
7月29日に行われた第31節、C大阪とのアウェイマッチを戦う仙台と行動を共にしたサポーターは言うに及ばず、この試合をテレビ、もしくはラジオでチェックしていた仙台サポーターにも、長居第2陸上競技場にこだましたこの大合唱は、苦い記憶として刷り込まれているのかもしれない。この試合、仙台はアウェイで先制しながら攻守のバランスが崩れ3失点。それでも終了間際、一旦は3−3の同点に追いついたものの、ロスタイムに再びサイドを崩されると簡単にシュートを許し、最後はそのこぼれ球を森島康仁に押し込まれた。
この試合の後C大阪は、札幌と湘南相手に連敗したのを最後に、以降ここまで7勝2分の負け無しで、東京Vとともに第4クールを駆け抜けながら、順位を5位まで上げてきた。
しかし一方で仙台も、下位相手への取りこぼしで何度も下を向きそうになりながらその都度持ち直し、何とか3位で今を迎えている。
C大阪にとっては反撃ののろし、仙台にとっては大いなる苦しみとなった試合から約3ヶ月。しかし共にその試合の後、それぞれの状況でそれぞれの奮闘を見せたことが、今のこの順位に繋がっている。
お互いに今節を、昇格に関する重大な一戦と出来たことを、まず喜び合おうではないか。
仙台は鳥栖とのアウェイマッチだった前節、立ち上がりから相手に主導権を渡したものの、前半25分のCKから千葉がヘディングでもぎ取ったゴールによって、その後は戦況をガラリと変えることに成功した。
この試合で目立ったのは、ビハインドを負った相手に対し、ボールを奪ってから少ないボールタッチと前へ飛び出す意識の高さでチャンスを作っていく切り換えの速さ。「うちはカウンターのチームというわけではないんだけど」と望月監督が言うとおり、この攻めのベースとなっていたのは、第1クールから続けてきたショートパスによるポゼッションサッカーである。シーズン序盤にはこのサッカーがJ2で猛威を振るったが、仙台を研究し、守備でしっかりとブロックをつくり仙台の攻撃を待ち構えるチームが増える中で、仙台は第2、第3クールにかけて苦しんだ。それが、先制点を奪い相手の前がかり状態を誘うことによって、相手にブロックではない守備(仙台対策がまだ進んでいない時期に相手が採っていたような守備)を強いることで、仙台は今季自らが培ってきた長所を活かすことができるのがわかったのである。
となると、仙台にとって重要なのは先制点。そしてそれがもたらされるまで、どんな悪い流れであろうと我慢するための守備だ。守備は第4クール開始前後から改善が続き「前から取りに行くのか、ブロックを固めるのか、その見極めや意思の統一が図られた」(望月監督)ことでそれなりの計算が出来るようになっていたが、ここにきて2試合連続得点をあげるなどセットプレーの得点力向上により、先制点をあげるための新たな武器(それも、流れに関係なく点を取れる武器)も手にしつつある。CKのキッカーを務め、2試合連続アシスト中の梁も「中の選手が上手く合わせてくれるし、それが僕の自信にもなる。今は前ほど、プレッシャーなく蹴られるようになった」と好感触を感じているようで心強い。
「(第3クール対決時の4−3という試合のように)点の取り合いになるとこちらは落ち着かない」とは望月監督のコメント。攻守のバランスを保ちながら、自分たちの手のひらの上で試合を進めるためにも、まずは活きの良さを誇るC大阪の攻撃陣に好き勝手をさせないこと。それさえ叶えば、仙台に勝機は必ず転がってくる。
そんな仙台に対し今節、C大阪がどのような戦いを仕掛けてくるかなのだが、実のところこれは大変読みづらい。おそらく、前回対決同様に乱戦に持ち込めば、現時点での得点力はC大阪が仙台を凌駕しているだけに、ゲームの流れは自ずとC大阪の方に傾くだろう。
だがその前回対決、ゴールこそなかったものの中盤でのトリッキーな動きと、1対1での圧倒的な突破力でC大阪の攻撃をリードした香川が、今節は出場停止となってしまった。
これまで香川が務めていた左サイドハーフの位置をどうするのか。これを考えると推測のキリがない。例えば、ゼ カルロスを一列上げる、古橋を中盤に下げる(もしそうならば、一つ空くベンチ枠には、冒頭の記憶も新しい、ドーハ帰りの「デカモリシ」が収まるのか…)、いっそのこと中盤をダイヤモンドに…しかしクルピ監督がこれらの想像を超える奇策の類を打ってくることもあり得る。いずれにしてもこの懸案に対し、クルピ監督が当日のメンバー表でどのような答えを打ち出してくるかによって、C大阪の狙い、そしてゲーム展開も少しは読めるに違いない。
いずれにしろ仙台は、まず自らバランスを崩すようなことがあってはならない。あくまで粘り強く。それがこの大一番における、仙台のキーワードである。
仙台はこのC大阪戦を皮切りに、1試合の休みを挟んで、福岡、東京V、湘南、京都と、昇格を争う5クラブとの連戦が始まるのだが、そこで思い出すのは、昇格を果たした2001年の終盤だ。
この年も6クラブが昇格を争う大混戦だったのだが、仙台は第36節から、新潟、山形、大分、大宮と、当該クラブとの4連戦に突入。だがそこで新潟戦から3連勝、そして最後の大宮戦も、残り4分での同点PKで敗戦を免れたことで、仙台は順位表を急浮上すると同時に、ライバルたちに次々と引導を渡し続けた。
その記憶をなぞれば、仙台にとってここからの「直接対決5連戦」の意味がよくわかる。2007年の昇格を賭けた旅も、ついに最終局面である。
以上
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:第46節 仙台 vs C大阪】プレビュー:前回対決の二の舞を避けバランスを意識しながら、最終的な勝点3を仙台は狙う。香川を欠くC大阪は、そんな仙台にどう仕掛けるのか?(07.10.21)
- 開幕特集
- 開幕招待
- 国立招待
- J.LEAGUE ALL-STAR DAZN CUP
- 熱き一枚を手に入れろ
- ベイブレードコラボ
- 明治安田のJ活
- 明治安田Jリーグ百年構想リーグ
- 2025 移籍情報
- AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25
- AFCチャンピオンズリーグ2 2024/25
- はじめてのJリーグ
- Jリーグ×小野伸二 スマイルフットボールツアーfor a Sustainable Future supported by 明治安田
- J.LEAGUE FANTASY CARD
- NEXT GENERATION MATCH 2026
- シャレン Jリーグ社会連携
- Jリーグ気候アクション
- Jリーグ公式試合での写真・動画のSNS投稿ガイドライン
- J.LEAGUE CORPORATE SITE
















