10月21日(日)J2 第46節 山形 vs 東京V(14:00KICK OFF/NDスタ)
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東京Vは、首位・札幌に勝ち点1差まで肉薄。前節は札幌の勝利で実現できなかったが、第4節以来の首位奪還も目前に迫っている。
6連勝、10試合負けなし、4試合連続先制……こうしたデータを並べると「破竹の…」という形容詞を使いたくなるが、東京Vの試合内容から感じられるのはそうした「勢い」よりも、「盤石」「成熟」と言った、土台が揺るがないイメージだ。負けなしの10試合のうち、相手に先制点を許したのは、第35節・京都戦、第41節・水戸戦の2試合のみ。ここ4試合では8分、1分、4分、7分と早い時間に先制して優位に立ち、今やすっかり安定した守備でゲームをコントロールしながら追加点を狙うスタイルが定着している。
攻撃を生み出しているのは安定した守備。システムは4バックに戻したが、シーズン当初のそれとは違い、守備の人数を十分に確保してバランスを保っている。ディフェンダーが裏を突かれ慌てて戻るシーンも格段に少なくなった。特に、前節終了後の記者会見で「最近は菅原とハル(大野)の活躍のおかげでチームが良い状態にいると思う」とラモス監督が評価するように、ボランチ2人が最終ラインとの絶妙の距離感をキープし、バイタルエリアで相手の起点をことごとく潰している。
そうした守備的な戦い方のなかでも複数得点が可能な理由は、無論、32得点のフッキと11得点のディエゴの決定力にある。今節で対戦する山形のチーム総得点44とほぼ同じ得点を挙げている2人の、スピーディでパワフルなコンビネーションでシーズン当初から得点を量産してきたが、ここへ来て服部のプレースキックも得点のオプションとして確立してきた。前節・湘南戦で復帰後初ゴールを挙げたシウバも、気持ちよく今節のキックオフを迎えるに違いない。
その東京Vから、今シーズンのJ2で唯一複数失点していないチームが山形だ。今季対戦した3試合のスコアは0−1、1−1、1−1。東京Vに対しては組織的な守備がはまり、失点を最小限に抑えてきた。西が丘で対戦した第3クールでも、ロスタイムを含む93分間でプランどおりのゲーム運びをしているが、ラストプレーでフッキに規格外のミドルシュートを浴びてドローに持ち込まれている。そうした経験から導き出される教訓は、勝ち点3のためには無失点で乗り切る覚悟が求められる、ということだろう。樋口監督も「うちがめいっぱいやって初めてやっとコントロールできる相手。ここまでの3試合も、うちはほとんど隙なく、みんなが100%に近い状態でいいアプローチ、いいカバーリングをしながら、ということができていたから守れていた。これがひとつふたつ綻びがあったらやられてしまうと思う」と、90分間アラートな状態の必要性を説いている。
1−1とドローに終わった第44節・仙台戦は13対5、1−3と敗れた前節・愛媛戦でも15対9とシュート数では圧倒しながらも、それが結果に結びついていないのが現状だ。問題は、「フィニッシュまで」と「フィニッシュ」の部分。前節は3連戦の山形と中6日の愛媛というコンディションの差が随所に出てしまい、ボールを奪ったあとの動き出しが少なかったのも理由のひとつ。1週間空いた今節はモビリティの復活が最低条件だ。東京Vに対しては、中央よりもサイドのほうが起点はつくりやすい。起点をつくったあとに人数をかけて崩したいが、そこで攻めきれなければ強烈なカウンターを受けるだけに、リスクの境界線をしっかりと見極める冷静さと、攻めるとなったら何が何でも攻めきるというがむしゃらさの両方が求められる。
山形は前節・愛媛戦の敗戦をもって、今シーズンのJ1昇格可能性は完全に消滅。来季はJ2で10度目のシーズンを迎えることがすでに決定している。
「ひとつ言いたいのは……」と切り出したのは、天皇杯3回戦を含む6試合の出場停止が解ける豊田陽平だ。「昇格できなかったのは、運が悪かったということだけにしたくない。残る6試合をしっかり悔いの残らないーズンにしたいと思っているので、練習もしっかり身を入れてやろうと思っている」。被シュート数J2最少を誇る守備を統率してきた小原章吾も「悔しいけど、それでやる気がなくなるとかモチベーションが低くなるということは全然ない。プロだし、自分のレベルアップもチームとしてのレベルアップもしたいと思っている」と、これまでと変わらない熱い戦いを誓っている。
11月7日、G大阪と天皇杯4回戦で対戦できることも、選手たちの大きなモチベーションになっている。が、その前に、連勝中の東京V戦という、チームが「存在感」を示すには最高の舞台が用意された。ここでひと泡吹かせるのか、「やはり強かった」と今季勝てないまま東京VをJ1に送り出すのか。やるかやられるかの勝負に逃げ道はない。やるだけだ。
以上
2007.10.20 Reported by 佐藤円
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:第46節 山形 vs 東京V】プレビュー:7連勝と首位奪還を狙う東京V。その強力な攻撃をしのぎ、山形は意地の一撃を見舞うことができるか?(07.10.21)
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