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【J1:第29節 神戸 vs 横浜FC】レポート:自分たちのスタイルを明示した神戸が横浜FCに完勝。攻め手が最後まで作れなかった横浜FCは、あっけなく今季終戦。(07.10.21)

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10月20日(土) 2007 J1リーグ戦 第29節
神戸 3 - 0 横浜FC (16:03/ホムスタ/12,318人)
得点者:9' 古賀誠史(神戸)、63' 古賀誠史(神戸)、83' 田中英雄(神戸)

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 今季のJ1昇格組としてシーズンを戦ってきた神戸と横浜FC。その両者のJ1での2度目の直接対決は、前回に引き続き、神戸が横浜FCに3-0と快勝した。勝点をクラブ史上最多となる38に伸ばした神戸は、暫定ながら11位に順位を上げ、目標とする一桁順位に向けて前進した。逆に横浜FCはこれで8連敗となり、勝点も11のまま。同日に勝利して16位に浮上した大宮が勝点を27としたため、5試合を残して横浜FCの17位以下が確定し、J1初年度シーズンの事実上の終幕を迎えた。

 崖っぷちの状況に追い込まれていた横浜FCの動向に注目が集まったこの一戦。ただ、シーズン中盤に連敗からリズムを崩した神戸にとっては、J1生き残りを一日も早く決めるためにも、ホームで格下相手にしっかりと勝っておきたい試合だった。そこで、相手の雰囲気に飲まれず、自分たちのサッカーで勝利を収めたことに、今季のチームとしての成長が感じられた。

 約2週間ぶりとなるJ1リーグ戦に臨む神戸は、攻守の要となるFW大久保嘉人とDF河本裕之が前節の出場停止から復帰し、GK榎本達也が4試合ぶりにスターティングメンバーに名を連ねた。特に日本代表として、10月17日のエジプト戦でAマッチ初ゴールを挙げた大久保嘉への関心は非常に高く、大久保嘉グッズは飛ぶように売れ、サポーターからも一際大きな歓声が送られていた。

 その主将・大久保嘉を中心に序盤から攻め立てた神戸は、今季のチームの特徴のひとつ、右サイドからの崩しで、9分という早い時間帯に先制点を獲得。今季右DFのポジションを確保した石櫃洋祐からのアーリークロスに、左サイドからゴール前に詰めていた古賀誠史が押し込んだ。

 それでも、神戸が終始好調だったわけではなかった。「1点取ったあと、少し失速してしまった」(栗原圭介)というように、前半は「足元にボールが行く形があって」(大久保嘉)、自慢の少ないタッチでの展開ができず、球際でのミスも目に付いた。しかし、相手の横浜FCも神戸以上にチグハグな攻撃だったこともあり、優勢のまま前半を1-0で折り返した神戸は、後半、横浜FCに隙をほとんど与えず。63分には得意のカウンターから古賀がこの日2点目となるゴールを決めてリードを広げると、83分にはこの日攻守に獅子奮迅の活躍を見せた田中英雄がダメ押しとなるシュートを流し込み、横浜FCに完勝した。

「相手どうこうではなく、自分たちが勝つ試合をすることが一番大事だった」と試合後述べた神戸の松田浩監督。「選手は自分たちの持ち味を出してくれた」と、いつもどおりの戦いを見せたイレブンを讃えた。また、代表戦後中2日でこの試合に臨んだ大久保嘉は「今日は疲れていた」ということでキレを少し欠いた面もあり、残念ながらゴールは挙げられなかったものの、交代する74分まで積極的にプレーし、主将としての責務を最低限果たした。

 一方の横浜FCだが、「いいところなく負けてしまった」とDF小村徳男が言うように、最後まで何もできないまま、今季を象徴するような完敗だった。「アウェイでも攻撃的に出てゴールをすることを目指した」と試合後にジュリオ レアル監督は語ったが、攻撃も散発的で個人に頼るものが多く、神戸とは対照的にチーム戦術がほとんど見られなかった。
 この一戦では、神戸から8月に移籍加入したプレースキックの名手、MF三浦淳宏が移籍時の両クラブの契約条項により出場できないことも、チームにとっては痛手だった。セットプレーでも打つ手がほとんどなく、後半にいたっては、シュートが途中出場のFW三浦知良が放った1本のみ。これではいくらなんでも、勝利からは程遠い。守備面でもラフプレーが目立ち、GK菅野孝憲の再三の好守で神戸のゴールを3点に抑えるのがやっとという印象だった。

 1年前には、J2の覇権を争った神戸と横浜FC。そのときにホムスタ(当時は神戸ウイング)で凱歌を揚げたのは横浜FCだったが、今季は勝点差以上に、チームとしての成熟度の差が出て、立場も完全に逆転した。ここからは互いに目標は違ってくるが、「ここで満足せず、レベルアップして9位以内を目指したい」(栗原)神戸も、「今後、プロとしてどんな試合も、勝つために1試合1試合、プロとしての姿勢を見せたい」(小村)横浜FCも、あと5試合、先を見据えてJ1リーグ戦に挑み続ける。

以上

2007.10.21 Reported by 前田敏勝
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