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【J2:第47節 京都 vs 愛媛】レポート:田原豊の豪快オーバーヘッドで京都が逆転勝利! 守備に課題を残したが積極的な攻撃で連勝を飾る(07.10.25)

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10月24日(水) 2007 J2リーグ戦 第47節
京都 3 - 1 愛媛 (19:04/西京極/5,231人)
得点者:12' ジョジマール(愛媛)、24' パウリーニョ(京都)、58' 田原豊(京都)、75' 田原豊(京都)

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京都が連勝を果たした。加藤監督に替わっての今節、特に強く伝わるようになったのは攻撃的な強い姿勢。しかし、守備面でもろさも露呈したのは早急な修正が必要となるだろう。

先制したのは愛媛。キックオフ直後、相手を押し込み、こぼれ球も拾っていた京都だったが、愛媛に落ち着かれた直後に失点を許した。
12分、京都は中谷勇介のサイドから宮原裕司から大山俊輔につながれると、大山が中央へクロス。これをジョジマールが流し込んで得点を挙げる。
ほんの一瞬、という感じだが、その直前の10分にも京都は平島崇のサイドからクロスを上げられジョジマールに頭で合わされ、あわやという場面を作らされている。「反省点もある」と試合後森岡隆三は口にしたが、瞬間の対応の遅さがあったことは否めないだろう。

京都の反撃は24分。アンドレが倒され正面30m位のFKで、徳重隆明が助走からボールをヒールでずらし、それをパウリーニョが直接決めて同点とする。
しかし、前半は愛媛の速攻が何度も決まっていた。27分、右からのクロスに内山圭宏が上手くボールを受け秋田豊をかわしてシュートを打つなど、ポゼッションでは京都だが、愛媛の速攻が針の様に京都の急所を攻める様相を呈した。

この状況に京都加藤監督は秋田豊から斉藤大介に切り替え、角田誠をディフェンスに戻す。この対応で中盤の守備、そして、斉藤の大きな展開で京都は落ち着きを取り戻す。

後半、京都はスタートからアンドレに代えて田原豊を投入する。その起用に田原は応えてみせる。
後半13分、斉藤から平島崇につなぎ、平島の頭で合わせるか、というクロスに田原は上手く相手を抑え豪快オーバーヘッドで愛媛ゴールに叩き込む。試合後の会見で加藤監督が「今でも興奮している」という見事なオーバーヘッドシュートで京都は逆転に成功。さらに、32分、同じく右サイドで、斉藤から徳重へつなぎ、徳重がグラウンダーのクロスを入れるとパウリーニョがスルーして、その裏にいた田原へ。DFの前に入った田原は体で流し込んで2得点目を挙げ、京都が3-1と突き放した。
この田原の活躍で京都は第4クールに入って初の連勝。チームの雰囲気を盛り上げた。

ただ、決定機を見れば愛媛にも得点チャンスは随所にあった。京都は守備のもろさについて早急に手を打つ必要があるだろう。
さらに個人の働き振りを見ても、展開力があり得点にも絡む活躍を見せた斉藤はパスミスが多かった。中谷は積極的な攻め上がりで京都の攻撃を牽引したが、相手の攻撃の対応で遅れがあった。倉貫一毅は攻撃の中心として申し分ない働きだったが、後半守備に入ることが多くなりその分攻撃への切り替えが遅くなった。田原もこの試合の殊勲賞だが、ポストプレーで大きく戻してしまう場面があり、攻撃を加速させるという働きについては不満が残るものだった。
つまりは、個々のプレーを見れば賞賛される働きと課題が混然となっているということで、中3日の鳥栖戦に向けてプレーの整理は必要だろうと強く感じさせたのだ。

ただ、この内容について加藤監督は、「ネガティブに考えることはない」とし、「だんだん自分たちがやろうとしていることが浸透してきている」と自信を見せた。
確かに、まだ荒削りな感はあるが、チームが攻撃的な姿勢を取り戻したのは強く感じさせたのは事実だ。前3枚の突破力。そこに倉貫がラストパスを供給し、斉藤もサイド、裏へとパスを散らす。そして、前線が詰まればサイドバックの中谷、平島が攻撃に加わる。
やることが明確化し、相手を押し込む場面が増えてきた京都。積極的にゴールを奪いに行くパターンが形作られてきている。この京都のよさを存分に出せれば、残り5試合、大いに期待できるだろう。

今節、仙台を抜いて3位に浮上した京都。だが上位はまだまだ混戦状態、昇格に向けてこれからが正念場だ。

以上

2007.10.25 Reported by 武田賢宗
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