今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第30節 鹿島 vs 大分】プレビュー:最後までJ1優勝戦線に食らいつくために負けられない大分戦。カギはサイド攻略と堅守(07.10.27)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
10月27日(土)J1 第30節 鹿島 vs 大分(16:00KICK OFF/カシマ
-ゲームサマリーはこちら-
-鹿島へ行こう! スタジアムガイドはこちら-

----------

 前節・ジュビロ磐田戦を3−1で快勝した鹿島アントラーズ。悲願の10冠達成を狙い、勝負をかけていたJリーグヤマザキナビスコカップ準決勝を落としたショックを、この1勝で完全に払拭したといえる。今、彼らは残されたJ1逆転タイトルと天皇杯制覇への道を突き進むしかない。

 その第一歩となるのが、明日27日のホーム・大分トリニータ戦だ。J1残留争いを強いられている相手からの勝点3奪取は至上命令だ。負けか引き分けは、すなわち優勝争い脱落を意味する。小笠原満男も「11月24日の第33節・浦和戦まで全勝で行って、そこでレッズに勝って逆転したい。みんな口には出さないけれど、それが共通認識なのは間違いない」と残り5試合の戦いについて語っていた。

 幸いにして、今回の鹿島に出場停止選手はいない。右ふくらはぎを痛めていた興梠慎三も全体練習に戻ってきた。今週の練習試合で佐々木竜太が左足関節内果骨折に見舞われ、全治3ヶ月と診断されたのは残念だが、主力メンバーのコンディション面には問題がない。オズワルドオリヴェイラ監督も自信を持ってこの一戦に挑めそうだ。

 とはいえ、近年の鹿島は大分との相性がよくない。今季のアウェーゲームも2−2のドロー。昨季は2敗、一昨季も2分と足掛け3年リーグ戦では勝ちがないのだ。今年6月9日の試合も売り出し中の高橋大輔に2点を奪われ、勝点1にとどまっている。1つ年下の高橋と福岡大学時代に2トップを組んでいた田代有三は「この前、あいつに取られてドローに終わったんで、今回は悔しい思いをしたくない」と後輩との対決に意欲を燃やしていた。

 今回の鹿島は基本布陣の4−4−2でスタートするだろう。25日の紅白戦では、GK曽ヶ端準、DFラインは右から内田篤人、岩政大樹、大岩剛、新井場徹が入った。ボランチは小笠原満男と青木剛が並び、2列目には野沢拓也と本山雅志。そして2トップはマルキーニョスと田代の組み合わせだった。つまり、オズワルドオリヴェイラ監督が「ベストメンバー」と位置づけている陣容が揃うのだ。

 本山は大分戦のポイントについて「相手は勝点1取ればJ1残留が濃厚になる状況。それだけに守備的に戦い、勝点1を狙ってくると思う。僕らはカウンターを食らわないようにしっかりボールを保持することが大事。相手の3バックと両アウトサイド、外国人のダブルボランチが固いから、スペースがない。だから僕らの方からサイドからの崩しや高さを生かした攻めをしかけ、チャンスを作らないといけない」と話していた。

 サイド攻略の重要性はチーム全体が認識している。そのカギを握るのが右サイドの内田と左サイドの新井場だ。内田にとって大分はともに今夏のU−20ワールドカップ(カナダ)を戦った梅崎司や森重真人、福元洋平といった戦友のいるチーム。彼らとの戦いだけは負けたくない思いが強いはずだ。「僕の対面は鈴木(慎吾)さん。攻撃的な選手で自分も前に行けるチャンスはあるかもしれないけど、逆に裏を取られる可能性もある。普段通り、バランスを見ながら上がるタイミングを考えたい」と本人は話していた。今季の内田はまだリーグ戦無得点にとどまっている。スタメンが予想される選手のなかで無得点なのは大岩と青木と彼だけだ。「恥ずかしい記録だから早く抜け出したい」と話す彼のゴールに向かうプレーにも注目したい。

 高さのある田代とマルキーニョスの連携も試合を重ねるごとによくなっている。さらに明るい材料として挙げられるのが、不振にあえぐ柳沢敦が前節・磐田戦でゴールを奪ったこと。FW陣の競争が激しくなってきたことも、チームの雰囲気を盛り上げている。これも大分戦にはプラスに働くだろう。

 大分の高松大樹を軸とした攻撃を確実に封じることも、鹿島守備陣の命題である。岩政は「最近、好調の高松は要注意。彼が活躍すると大分は勢いに乗ると思う。調子のいい選手をしっかりつぶしておくことが重要になる」とコメント。相手のエースストライカー封じに全力を注ぐ考えだ。高松以外にも、FWの一角を占めるであろう山崎雅人、前述の通り今季のアウェーゲームで2得点している右サイドの高橋、トップ下の梅崎も得点力の高い選手。彼らをきっちりマークしておくことも3年ぶりの白星への条件といえる。

 一方の大分は前節・柏レイソル戦を勝ち、勝点を32まで伸ばし、14位をキープ。16位の大宮アルディージャとは勝点差が5に開いた。あと一勝すればJ1残留の安全圏に入るだけに、ここでポイントを取りたいと燃えているに違いない。今季前半戦は予想外に失点が多く、守りの混乱が目立ったが、シーズン途中にエジミウソンを呼び戻し、ホベルトも補強したことで、失点が大幅に減った。さらに移籍加入した鈴木や負傷の癒えたエース・高松がチームを盛り上げ、最近はガンバ大阪や浦和レッズとも互角の勝負を見せている。果たして今回はどんなサッカーを見せるのか。知将・シャムスカ監督の采配にも注目したい。大分のスタメンはGK下川誠吾、DF深谷友基、森重、上本大海、右サイド・高橋、左サイド・鈴木、ボランチ・エジミウソン、ホベルト、トップ下・梅崎、FW高松、山崎の3ー5−2と予想される。

 26日11時現在の予報では明日の鹿嶋地方の天候は雨、気温は19度と肌寒いコンディションになりそう。この悪天候を吹き飛ばす熱戦を期待したい。

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2026/02/23(月) 10:00 【週末のゴールをイッキ見!】明治安田Jリーグ百年構想リーグ 全ゴールまとめ【0221-0222】