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【J2:第51節 水戸 vs C大阪】プレビュー:水戸よ、変革の流れを止めるな! 今季の正当性をホーム最終戦で証明しなければならない。崖っぷちのC大阪は、昇格に向け勝利しか許されない一戦。(07.11.25)

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11月25日(日)J2 第51節 水戸 vs C大阪(13:00KICK OFF/笠松
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「今年は結果はついてこなかったけど、やってきたサッカーに対して手応えはすごいあるんです。だから、今年目指してきたものを出して、勝って、サポーターと一緒に喜びたい」と倉本は目を輝かせてホーム最終戦に挑む抱負を語った。

現在、水戸は最下位に低迷している。しかし、「今、すごく雰囲気がいいんですよ」と吉本が言うように誰も下を向いてプレーをしている者はおらず、自分たちのサッカーに自信を抱いてプレーをしている。前節、山形に負けはしたものの、最後まで主導権を握り続けたのは水戸。シーズンも残り2試合となったが、チームはまだまだ成長を続けているのである。

今季の水戸は日々積み上げてきたチームだ。今年を変革の年と位置づけ、昨季までのカウンターサッカーから一転、アクションサッカーに切り替えて出発した。第1クールは攻撃に出すぎるあまりリスクマネジメントを怠り、一瞬の隙から失点することが多く、わずか1勝に終わったが、あくまで攻撃にこだわり、個々のスキルを上げるために費やすクールとなった。第2クールに入るとけが人が続出し、思うようなメンバーが組めず、試行錯誤を繰り返した。しかし、その間に様々な選手を起用したことでチーム全体の底上げにつながることとなった。そして、チームが形となったのは第3クール以降から。ビジュが加わり守備が安定したことで攻守のバランスが良くなり、第1クールに培った攻撃力と昨季まで築いた守備力が融合し始め、上位相手に互角の戦いを見せ、下位相手には圧倒する力をつけるようになっていった。

積み上げるというものは決して簡単なものではない。結果が出なければ、選手たちは不安を持ち出すし、監督自身もやっているサッカーがぶれてしまう。だが、前田監督は1年間ぶれずにアクションサッカーを貫き、それを選手たちは信じてついてきた。それが日々積み上げられ、やっとここまで来たのである。「今季は成績が出なくて、辛い時期があったけど、みんなが一つの方向を向いてまとまってこれた」と小椋は言い、「結果が出てないけど、やってきたことは絶対に間違いではない。やっとスタートラインに立てたという感じ。来年に向けて『行ける!』という気持ちを持っている」と平松も引き締まった表情を見せた。

ただ、変革の中で最も苦しんだのはサポーターだ。ホームでの勝利はわずか4勝。それでも彼らはチームの方針を信じ、ここまでガマンをしながらもついてきた。彼らの存在が変革を後押ししたのも間違いない。そんなサポーターに対して、これまで培ってきたアクションサッカーで勝利を見せなければ裏切り行為と言えるだろう。今節はビジュが出場停止、そして相手はC大阪という強豪だけに苦しい戦いになるのは必至だ。だからこそ、「ホームラストゲーム。死ぬ気で戦って勝つことでしかサポーターに対して恩返しできない」と前田監督は相手以上に強い気持ちで戦うことを誓った。ホーム最終戦に勝利して、「気持ちよく終わりたい」(西野)のは誰もが同じ思いだ。そして、来季に向けての明るい希望を見せなければならない。この変革の流れを決して止めてはいけない――1人でも多くの人がそう思うような試合を選手たちは必ず見せてくれることだろう。

対するC大阪はまさに正念場。前節草津に引き分けたため、残り2勝しても3位に入れるか…という崖っぷちに立たされている。しかし、アレーとゼ・カルロスをけがで、ジェルマーノを出場停止で欠く苦しい状況。さらに最終ラインを統率してきた江添も出場停止という危機的な状況だ。だが、ピンチの時こそチームは一つになれるもの。出場機会が回ってきた選手はいつも以上の気持ちをプレーに込めるだろうし、誰かに頼らず1人1人がハードワークをすることでチーム力も上がるはず。この苦境を脱することができれば、次節に向けて弾みがつくに違いない。

水戸、C大阪ともに絶対に負けられない一戦だけに死闘は必至だ。だが、戦うのは選手だけではない。スタッフ、サポーター、そしてフロントも一緒に戦っていることを忘れてはいけない。フェアプレーフラッグの下、勝利に向かってすべてが一致団結したチームこそが勝利を挙げることができるのである。1人でも逸脱してはいけない。果たして勝利を挙げるのは変革を止めないために戦う水戸か、昇格を果たすために戦うC大阪か。チームの未来を懸けた90分がはじまる。

以上

2007.11.24 Reported by 佐藤拓也
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