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【Jユースサハラカップ2007 F東京 vs 大宮】レポート:個の質の高さをみせたF東京が団結力で勝ち上がってきた大宮を振り切る(07.12.23)

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12月22日(土) Jユースサハラカップ2007
F東京 2 - 1 大宮 (14:00/神戸ユ/357人)
得点者:10' 岩渕良太(F東京)、89' 川岸春大(大宮)、93' 大竹洋平(PK)(F東京)
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第1試合から冷たい雨が降り続いた神戸総合運動公園ユニバー記念競技場だが、第2試合の頃には強い風が加わり、メインスタンドの屋根の下にいてもそこいらじゅうの物が濡れてしまうほど。体感気温も低く、公式発表の8.6度という数字が間違いではないかと思うくらい。4−4−2でマッチアップしたこの対戦は、激しく削り合った。「個ではF東京が上。そこを組織で抑える」と得点王に一番近い渡部大輔が話したように、大宮は堅い守備からカウンターで勝機を見出そうとするゲームプランを持っていた。
しかし、10分にFW・岩渕良太に先制点を許してしまう。ツートップを組む岡田翔平とのワンツー突破を中央で許してした結果だった。大宮もFW・渡部大輔が起点となり、カウンターの上手さを見せるが前半のシュートは2本とチャンスの数は少なかった。後半、風上に立った大宮はシュートチャンスを増やしたが、決定機に決めることが出来ない。お互いにやりたいサッカーが出来ないまま、厳しい環境条件のもとで激しく攻防を繰り返す。そして、お互いに少ない決定機を決められずに時間だけがF東京の勝利に向かって進んでいった。しかし、大宮は、リードされたときのプランとして用意していたDF・久米康涼の高さを活かす。時間は残っていなかったが、久米のヘッドが2年生FW・川岸春大のゴールに劇的に繋がった。渡部はチャンスメイクに駈けずりシュートを打てなかったが、後半3本のシュートを打った川岸がチームを救った。

ほとんど掴みかけた勝利を逃したF東京とギリギリで追いついて延長というチャンスを掴んで生き延びた大宮。F東京の選手はガックリ来ているのか思っていたが、試合後に岩渕は「追いつかれたときはもっと落ち込むかと思ったけど、すぐに『次』という気持ちになった。最後に追いつかれるシーンをテレビで見たことがあるけど、初めて当事者になって『こういうことか』って感じていました(笑)」と客観的だった。
そして、延長前半3分にPKのチャンスをF東京が掴む。そして、「PKは得意」という大竹洋平がGKの動きを見て冷静に決める。その後はシュート意識を高くしたF東京が主導権を握ったまま延長戦を戦い抜き、大宮を振り切って決勝進出を決めた。
試合後、渡部は「起点にはある程度なれたと思うけど、シュートを打てなかった。(ここまでこられたのは)2年生の力が大きかった。チームは団結してやれた。3年生最後の大会で優勝してトップに行きたかったが、甘くはなかった」と話した。しかし、ベスト4という結果が大宮ユースの未来に大きな自信となって活きることは間違いないだろう。

以上

2007.12.23 Reported by 松尾潤
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