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【第87回天皇杯決勝 広島 vs 鹿島】鹿島プレビュー:今季2冠、そしてクラブ11冠目はなるのか? 2007シーズン最終戦を勝って、有終の美を飾りたい鹿島(08.01.01)

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1月1日(火)第87回天皇杯決勝 広島 vs 鹿島(14:00KICK OFF/国立
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12/31練習後のオズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)コメント >>
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 クラブ9冠目から10冠目に至るまで、5年間も足踏みした鹿島アントラーズ。しかし次の11冠目は、10冠達成からわずか1ヶ月で成し遂げられるかもしれない。その大きなチャンスが、2008年元日にやってくる。

 2007年シーズンの天皇杯もいよいよ明日、ファイナルを迎える。今季J1王者の鹿島は4回戦で水戸ホーリーホック、5回戦でヴァンフォーレ甲府、準々決勝でHonda FC、そして準決勝で川崎フロンターレを撃破して、ここまで勝ち上がってきた。

 鹿島の天皇杯決勝進出は2002年シーズン(2003年元日)以来、5年ぶり。あの時は松井大輔(現=ルマン/フランス)や朴智星(現=マンチェスターU/イングランド)など若いタレントを擁する京都パープルサンガに苦杯を喫している。今回の相手・サンフレッチェ広島にも平繁龍一や槙野智章ら優秀な若手がおり、勢いがある。とはいえ、相手はJ2降格が決まったばかりのチーム。U-22日本代表の司令塔・柏木陽介も出場停止となるだけに、ここはキッチリと勝利して、J1王者の貫禄を示したいところだ。

 今シーズンの鹿島のJ1タイトル獲得は極めて劇的だった。普通のチームなら、この結果だけで満足し、天皇杯までモチベーションを維持することは難しいだろう。が、今回の彼らは違う。守護神・曽ヶ端準が川崎F戦の後、「僕らのJリーグ優勝に対して『浦和レッズが転んだから』とか言われているけど、あれは自分たちがしっかり勝って成し遂げたもの。そのことを認識してもらうためにも天皇杯を獲らないといけない」とあえて強調したように、オズワルドオリヴェイラ監督も選手たちも「王者の誇り」をこのタイトルで示そうとしている。その強い思いが、快進撃の原動力になっているのだ。

 ならば、来季J2で戦う広島には絶対に負けられない。広島とは今季リーグ戦とJリーグヤマザキナビスコカップ準々決勝で合計4回対戦し、鹿島が3勝1敗。相性は決して悪くない。唯一の黒星となったのが、7月8日のナビスコカップ第1戦(アウェー)。知将・ペトロヴィッチ監督の採った対鹿島用戦術にまんまとはまってしまい、服部公太の一発に沈んだのだった。けれども、この時はイタリアから復帰した小笠原満男も、ケガの柳沢敦もまだ合流しておらず、内田篤人もU-20ワールドカップ(カナダ)のため不在だった。守備陣もまだまだ不安定で、毎試合1失点は覚悟しなければならない状況だった。

 だが、あれから約半年が経過し、鹿島は大きな飛躍を遂げた。小笠原が入ったことで新たなチームバランスが生まれ、本山雅志や野沢拓也が絡む回数が増えるなど攻撃面のバリエーションも多くなった。マルキーニョスと田代有三のコンビも磨きがかかり、途中出場の柳沢敦らもいい仕事を見せている。守備陣もしぶとく相手を跳ね返す鹿島伝統のスタイルが岩政大樹中心に構築されつつある。

 オズワルドオリヴェイラ監督も「最近の練習や試合で選手たちを見ていると、本当に自信に満ち溢れている。私の方が心強さをもらっているくらいだ」と選手たちに絶大な信頼を寄せている。10月10日のヤマザキナビスコカップ準決勝・ガンバ大阪戦(アウェー)から10連勝しているその強さを安定感は、目を見張るものがあるのだ。この勢いを持続できれば、11冠達成はそう遠くないだろう。加えて、この広島戦は今季ラストゲーム。第2次常勝時代への一歩を踏み出した記念すべきシーズンを有終の美を飾りたいという思いは今、チーム全体にあるはずだ。

 唯一の不安材料があるとすれば、中2日の連戦という点だろう。鹿島は甲府戦、Honda FC戦で120分間の戦いを強いられている。川崎F戦も一瞬たりとも気を抜けないタフなゲームだった。このため、終了のホイッスルが鳴った瞬間、28歳の小笠原も辛そうに足に手を当てていたほどだ。31歳のマルキーニョス、35歳の大岩剛らベテランもいるため、蓄積疲労が心配される。そのあたりを考慮し、指揮官は30日はほぼ休養に当て、31日は軽い調整にとどめた。31日の前日は約90分間にもおよぶ今季最長のミーティングを実施。改めて天皇杯への意気込みを高めるとともに、広島対策を徹底した。「勝っている時はメンバーを変えない」という定石通り、スタメンも川崎F戦と同じだろう。

 試合のポイントとなるのは、まず手堅い守備。相手には佐藤寿人というスピードとずる賢さを持った点取屋がいる。G大阪から開始24秒で1点を取ったこのストライカーには注意が必要だ。平繁のトリッキーな動き、森崎浩司のミドルシュートなどもケアが必要だろう。今まで通り相手を無失点に抑えたら、あとはキッチリとゴールを奪えばいい。マルキーニョスがボールを追い、田代が前線でつぶれ役になれば、得点機は演出できる。もしも拮抗した展開になったら、柳沢や興梠慎三がスーパーサブとして点を取ることも可能だ。今の鹿島には「必勝パターン」がある。これは指揮官にとっても強味に違いない。

 ここまで養ってきた勝負強さをこの大一番で発揮すること。そして自分たちのサッカーを貫くこと。そうすれば、自ずから今季2冠への道は開ける。

以上
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