3月20日(木)ヤマザキナビスコカップ 柏 vs 札幌(16:00KICK OFF/柏の葉)
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3月20日(木)、今年もヤマザキナビスコカップが幕を開ける。Cグループを戦う柏の大会初戦は、ホーム柏の葉公園総合競技場での札幌戦。昨年は混戦の末にグループリーグ敗退を喫しているだけに、今季はまずは決勝トーナメントへと駒を進めることが目標となる。一方の札幌にとっては、今大会は実に2002年以来の戦いとなるだけに、新鮮な気持ちでこの試合を迎えられそうだ。
08シーズンが開幕し、両者が記したスタートはといえば、柏が1勝1敗、札幌は2連敗という記録。J1開幕戦のホーム磐田戦で快勝を飾ったことで、第2節で意気揚々と大分に乗り込んだ柏は、智将シャムスカ率いる青き軍団に返り討ちに遭った。対する札幌は、開幕戦で王者鹿島に0−4と叩きのめされて久々のJ1の洗礼を浴びると、第2戦でも勝利を目前に横浜FMに逆転負け。両者ともに順風満帆な船出とはならなかった。
アウェイ初戦であえなく黒星を喫した柏は、一歩踏み止まって再び目標へと突き進まなければならない。大分戦では攻撃を急ぎ過ぎたせいか、パスミスでリズムを崩して自滅するという昨季の悪癖が出てしまい、得意の前線からのプレスも噛み合わなかった。開幕戦でひとり少ない相手にうまく回った攻守の歯車がいきなり外れてしまった格好だが、まだまだ試運転期間とも言える序盤だけに、ここで改めてがっちりとはめ込んでリスタートを切りたい。
開幕戦で王者の底力を体感した札幌のJ1復帰第2戦目は、86分間の自信と4分間の不安に苛まれる結果となった。「我々のなかでは明らかにクオリティの高い選手。いい補強になった」と三浦俊也監督が絶賛するクライトンが先発に加わり、着実な上向きを見せたチームだったが、終わってみれば1−2の敗戦。ただ、徐々にJ1のペースにも慣れてくるころだけに、久々のヤマザキナビスコカップは気分一新で貪欲に勝利を目指してくることだろう。
そのようななか、ヤマザキナビスコカップの特徴とも言える新戦力の台頭には、両チームの関係者も期待をかけているはず。柏ではFW大津祐樹、GK菅野孝憲といった選手たちがそれに当たるだろうし、札幌では負傷していたFWノナトが復帰する可能性も出てきているとのことだけに、この試合でいよいよ外国籍トリオの揃い踏みが見られるかもしれない。一方で、両チームに言えることだが、先発で活きる選手、活きない選手と、新メンバーが出た際に見せるいつもとは違う面に注目しても面白そうだ。
また、独特の存在感を携えてJで確かな地位を築いている両指揮官の采配対決も楽しみなところ。3年目に突入したチームで「やっていても見ていても楽しいサッカー」という理想を追い続ける石崎信弘監督と、昇格初年度の使命を果たすべく現実を見据える三浦監督。互いに堅守を土台とするサッカーという部分で共通点はあるものの、ピッチ上で描かれるサッカーは異なるスタイルとなるだけに、Jが誇る名将たちの思惑を読み取ることはこの試合での何よりの見どころとなる。
なお、今回の戦いの舞台は柏の葉となる。ホームの柏サポーターにとっても、今季はヤマザキナビスコカップでしか味わえないスタジアムに身を委ね、選手たち同様に新鮮な気持ちで試合に臨めることだろう。勝った方が勢いに乗るような、そんな試合を期待したい。
以上
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