3月23日(日)ヤマザキナビスコカップ 京都 vs 浦和(17:00KICK OFF/西京極)
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舞台を西京極に移してのヤマザキナビスコカップ第2節、相手は浦和、まさに「激突」という言葉がよく似合う試合となりそうだ。
20日の名古屋戦、決勝点は右サイド平島崇のクロスを、佐藤勇人がスルーしゴール前に走り込んだアタリバが応えたもの。佐藤勇人は試合後「あの位置まで走り込んだアタリバが素晴しい」と称えたが、あの走りは決して偶然ではない。
公開練習で見せるシュート練習、中盤でパスを出した選手が走り出す、中央から大きくふくらんでサイドのスペースへ、スペースに出される強いパス、全力で追いついてクロスを上げる。サイドを突破するために30m、40m全力で走り込む、手を抜けないし、手を抜かない。今シーズンはこんな練習を繰り返していた。
ロングボール戦術と批判された加藤久監督のサッカー、だが、チームに浸透しつつあるのは、この全員のスペースへの走り込みだ。サイド、中央関係なく、全員がスペースに全力で走り込む、そして、そこに速く、強くボールを当てていく。パスが渡れば勝負、こぼれても次の選手が全力でフォローに走る。この戦い方を徹底してきた。ようやく姿を表してきた京都のサッカー。だが、一試合通して狙い通りの攻撃が出来る時間、回数共に、まだ満足できるものではないだろう。だから、最大限の力で挑む一試合、一試合が大きな意味を持ってくる。
ヤマザキナビスコカップ第2節、西京極に乗り込んでくるのは浦和。未だ勝利はおろか得点も上げておらず、日本代表選出でメンバーが揃わないという状況であっても、個々の能力や経験に裏打ちされたチーム力、そして、それを後押しする力強いサポーター達。J屈指、浦和の強さは京都をはるかに凌ぐ。
京都は常にチャレンジャーだ。
「相手より走らずして勝つことは出来ない」、加藤久監督がよく口にする言葉、そして、J1開幕からそれを表現してきた選手たち。どこが相手だろうと常に泥臭く相手を潰すだけ。戦う気持ちと運動量、これだけは絶対に譲れない。前線からのプレスと早い攻守の切り替え、これが出来ればどんな相手だろうとを押し込めるはずだ。
まずはゲームの入り、序盤から流れをつかみたい。そして、前線、中盤のプレス。コンビネーションで不安を残す浦和の攻撃を分断し、形を作らせない。特別なことではなく今までやってきたことが、浦和相手にどこまでできるか、見ものだろう。
今節、京都の攻撃ではミドルシュートにも注目したい。角田誠、シジクレイ、そして、大宮戦で決勝ゴールを決めた渡邉大剛と、遠目からでも得点を狙えるようになった。積極的に狙い、ホームでまたミドルから得点が生まれれば得点パターンがぐっと増えるだけに期待したい。懸念は前節から中2日とコンディション調整がどうかという面か。運動量が必要な京都のサッカー、ボランチのシジクレイらの疲労度は試合終盤で響いてくるだろう。
だが、京都はやるしかない。ホーム西京極2試合目。調子を上げてきた京都が浦和に挑むっ! 是非、西京極を「紫色」で埋めて下さい。
以上
2008.03.22 Reported by 武田賢宗
J’s GOALニュース
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