3月23日(日)ヤマザキナビスコカップ 千葉 vs 柏(16:00KICK OFF/フクアリ)
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ヤマザキナビスコカップ予選リーグ第1節川崎F戦を2−0で制し、今季のJリーグ公式戦初勝利をあげた千葉。その試合で、ヨジップクゼ監督はDF結城耕造をスタメン起用して3バックシステムを採用。さらに、リーグ戦第2節のスタメンからコンディションの問題でMF馬場憂太、戦術的な問題でMF中島浩司を、MF谷澤達也とFW金沢亮に変更した。試合開始からMF工藤浩平が対面にいる川崎FのMF森勇介の対応に苦戦すると、17分に工藤と谷澤のポジションチェンジを指示。それでも川崎Fに押し込まれる展開が続くと、後半から谷澤と金沢に代えてMFの中島浩司と米倉恒貴を投入し、結果的にこの早い対応策が奏功した。リーグ戦第2節はベンチ外となって悔しい思いをした米倉が、59分に思い切りのいいミドルシュートで先制点をゲット。81分には「監督からあまり前に上がるなと言われていたけど、チャンスだったので」という中島が、相手からボールを奪うとパスアンドゴーで前線へ走り、米倉からピンポイントパスを受けて追加点を奪った。
開幕から未勝利だが攻撃力の高い川崎Fを相手に、無失点の結果は高く評価できる。しかし、公式記録の川崎Fのシュートは21本で、CKは20本。GK立石智紀をはじめ千葉の選手のギリギリでの粘り強い守備は光ったが、相手に自由にパスをまわさせてシュートチャンスを与え、シュートはゴールの枠外が多かったことに救われたのも事実だ。もっと中盤で攻撃の起点を潰さないと、相手に押し込まれる。また、攻撃は連係を構築中とはいえ、パスの受け手がスペースを有効に使い、プレッシャーの少ない状態でパスをもらう動きの工夫が必要だ。それには当然、パスを出す側の視野の広さとアイデアも求められる。
対する柏は、リーグ戦第1節は磐田に2−0(得点者はMF太田圭輔、FWポポ)で勝ったが、リーグ戦第2節は大分に0−2の敗戦。石崎信弘監督は「新しいチャレンジをしたい」と、ヤマザキナビスコカップ予選リーグ第1節札幌戦はリーグ戦第2節からスタメンを5人入れ替えた。だが、試合開始わずか8分でDF近藤直也が負傷交代し、代わりに出たDF古賀正紘も負傷して前半だけで交代。交代枠3人のうち2人をDFの負傷交代に使う苦しい状況だった。それでも56分にMF菅沼実が先制点を奪ったが、72分に札幌のMF砂川誠にゴールを許して1−1の引き分け。だが、ボランチで起用したDF鎌田次郎、スタメンの高卒ルーキーのFW大津祐樹が奮闘を見せるなど好材料はあった。負傷者が多い苦境が続くが、今節では誰をスタメンに起用するのか、石崎采配に注目が集まる。
千葉は、21日には馬場、開幕前に負傷したFWレイナウドが通常練習をこなし、新戦力のボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミルコ・フルゴビッチの選手登録を完了。前節は選手交代が勝利に結びついたヨジップクゼ監督が、誰をどんな位置で起用するのかがポイントになりそうだ。今季のちばぎんカップでは柏にサイドを破られて失点した(試合は90分間で1−1の同点のため、PK戦3−2で千葉の勝利)。太田、菅沼、ポポなどスピードのある選手を擁する柏のサイド攻撃をしっかりと抑えなければ、勝機はないだろう。
以上
2008.03.22 Reported by 赤沼圭子
J’s GOALニュース
一覧へ【ヤマザキナビスコカップ 千葉 vs 柏】プレビュー:柏のスピーディーなサイド攻撃を抑えたい千葉。両チームの監督の選手起用、そして戦況に応じた采配に注目。(08.03.22)
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