3月23日(日)ヤマザキナビスコカップ 磐田 vs F東京(14:00KICK OFF/ヤマハ)
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ここ2試合で開幕戦のイヤなイメージを完全に払拭した磐田が、ヤマハスタジアムで今季最初の公式戦を迎える。ホームのサポーターに、チーム作りが順調に進んでいることを示し、予選突破に大きく前進する勝ち点3を取ることが求められるゲームだ。
リーグ戦2節・G大阪戦とナビスコカップ予選1節・東京V戦に快勝した磐田は、良い流れをつかみつつある。新加入のストライカー萬代宏樹が2試合連続でゴールを決め、西紀寛も絶好調で連勝に大きく貢献。昨年は、決定機を外してしまう場面が目立った西だが(昨季は18試合で2得点)、本来は高い決定力を持つ選手。今年はすでに昨年と並ぶ2得点を決めており、彼がゴールの感触を思い出してきたことは、前田遼一とカレン・ロバートを欠くチームにとって非常に大きなプラス材料だ。
もちろん、萬代が早い段階で結果を出したことも、チームにとっても本人にとっても非常に大きい。さらに、東京V戦で磐田復帰後の初出場を果たした名波浩が、さっそく得意のスルーパスで萬代へのアシストを記録。名波は終盤での戦い方を落ち着かせることにも大きく貢献し、健在ぶりを示したことでチームのムードはさらに一段階向上した。あとはコンディションが上がってきたジウシーニョにゴールが出てくれば、心配された得点力という部分では、かなり光明が見えてくるはずだ。
ただ、これまでのゴールは、縦に速い攻撃とセットプレーから生まれたものばかりで、相手に守りをセットされた状況からポゼッションしながら攻め崩すという部分は、まだ物足りないのも事実。縦パスをFWに当て、バイタルエリアで起点を作ってからサイドに展開という、狙っている形をホームでより多く出せるかどうか、大いに注目してみたい。
守備に関しても、2試合連続無失点で良い手応えをつかんでいる。中盤でのプレスも徐々に良くなっており、そこを突破されても3バックとGKがよく踏ん張って、二重三重の網をかけていることが、失点の減少につながっていると言えるだろう。とくにG大阪戦では3バックが非常に良い仕事を見せ、頼もしい存在感を発揮したのは大きかった。
だが、F東京には「高さ」という武器がある。ここは磐田のDFラインがあまり得意としない部分なので、F東京も意識して狙ってくるだろう。とくに平山相太やカボレといった長身の1トップに一度当てて、そのセカンドボールに2シャドーが絡んでいくという形に、磐田守備陣がうまく対応できるかどうかという点は、大きな見どころとなる。
F東京のほうは、木曜日のヤマザキナビスコカップ予選・清水戦では、日本代表の羽生直剛と今野泰幸が抜けた影響も出て、今季初黒星。攻撃では良い面が出た時間帯もあったが、守備で踏ん張りきれなかったのが痛かった。そのあたりを中2日でどれだけ修正できるかという点が、F東京サポーターとしても気になるところだろう。
予選突破という意味では、磐田が連勝すれば可能性が大きく高まり、F東京はかなり苦しくなる。逆にF東京が勝てば混戦になってくるので、まだ始まったばかりだが予選の行方を大きく左右する一戦。もちろん磐田にとっては、ヤマハスタジアムでの初ゲームということもあり、何としても勝って、良い流れを継続しなければならないゲームだ。
以上
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