4月26日(土) 2008 J2リーグ戦 第9節
湘南 4 - 2 岐阜 (16:03/平塚/3,543人)
得点者:3' 石原直樹(湘南)、38' 川島眞也(岐阜)、40' オウンゴ−ル(岐阜)、57' 原竜太(湘南)、81' アジエル(湘南)、89' 加藤望(湘南)
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幸先よく試合に入ったのはホームの湘南だった。3分、右サイドに流れた原竜太がアジエルに落とす。その間にペナルティエリアを陥れた石原直樹がアジエルのクロスに走り込み、鮮やかなダイビングヘッドを決めた。「3人が絡んだシンプルでいいゴールだった」とは試合後の原の述懐だが、思えば今節は、攻撃を牽引する彼らがそれぞれゴールを奪っている。先制点をお膳立てした原とアジエルは、のちに訪れる再逆転劇の立役者となった。というのも、一度は岐阜が逆転に成功するからである。
電光石火のごとき光景だった。38分にMF梅田高志のフリーキックから川島眞也のゴールで岐阜はまず同点に追いつく。湘南ボールで再開も、すぐさま中盤で奪い、岐阜FW片桐淳至がすかさず右へと開く。鋭いカウンターが敵に猶予を与えない。梅田からパスを受けた片桐によるクロスは、自ゴールに向かう対応を余儀なくされた湘南のオウンゴールを誘ったのだった。同点弾からわずか2分後の出来事である。
前半ボールを握ったのは湘南のほうだ。とくに20分を過ぎてからというもの、小気味よいパスワークでビルドアップを図り、その支配はおよそ15分間にわたって続いた。今週のトレーニングでも坂本紘司や加藤望、前述の3選手らが動きながら崩していく形が見られていたが、係わる選手がさらに増えてフィニッシュまで持ち込んでいた。ただ裏を返せば、ゴールには結ばれていない。対して岐阜は圧されている状況のなか、じっくりと機を待つように片桐と片山真人が前に残っていた。相手がサイドに対して守備をはめた際には、菅和範が抜け目なくDFの背後を捉え、ファーサイドでは高木和正が虎視眈々とクロスを待つ。前節の横浜FC戦で得点に繋げた奈須伸也のロングスローもあった。「我慢強く戦えていた」と松永英機監督が振り返ったように、敵の支配のなかで機を窺いながら手にした2得点だった。
岐阜FW片山がいきなり湘南ゴールを脅かして始まった後半、それでも湘南は攻勢を強めていく。前半から前でボールを収め、相手のDFラインを揺さぶり続けていた原にゴールが生まれるのは間もなくのことだった。57分、金永基から今季初スタメンの加藤、そして石原が裏を突いてコーナーキックを得る。加藤のショートコーナーから合わせた原のヘッドは相手の決死のディフェンスに阻まれたものの、こぼれ球を自ら押し込んだ。「竜さんのゴールが大きかった」とは盟友・石原の弁だ。原の待望の今季初ゴールは、貴重な同点弾となった。
その後も湘南の攻勢は続く。一方の岐阜はカウンターに活路を見出し、69分には片桐が右サイドを運び、中央に高木が走りこんでいる。だがこれには、ジャーンに代わって今季初出場となった松本昂聡が立ちはだかった。そして81分、猛攻がついに実る。足が止まりだした相手を尻目に、三田光と永田亮太の連係で右サイドを崩しクロスを送る。なかで受けたアジエルは、途中出場のリンコンとのワンツーで相手の守備網をかわし、左隅へ落ち着いて沈めた。こちらもまた、原に次ぐ待望の今季初ゴールだ。ロスタイムには加藤が敵の壁の隙を通す鋭いフリーキックを決め、勝負を決定づけた。
岐阜は今季初の連敗を喫した。ただ、とくに前半の迷いなき攻撃は、相手を脅かすに十分な迫力を示した。総得点18は変わらずリーグトップである。中2日のアウェイ連戦と、フィジカル的な厳しさは否めないが、観る者を沸かせる攻撃のダイナミズムを次節の笠松に持ち込みたい。一方の湘南は、今季最多得点で初の3連勝を飾った。流れるようなパスワークを重ねたビルドアップに意識の共有を見る。また、1試合に2度オウンゴールを許しての勝利は、J史上初めてだそうだ(※)。初モノづくしの勝利も心強い。失点を食らった2分間をあらためて見直し、次節は難敵・山形に挑む。挑戦はこれからも続いていく。
以上
※のちに公式記録が訂正となり、前半38分のオウンゴールは川島眞也選手のゴールとなりました。
2008.04.27 Reported by 隈元大吾
J’s GOALニュース
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