5月11日（日） 2008 J2リーグ戦 第13節
仙台 2 - 0 甲府　（13:04／ユアスタ／12,325人）
得点者：55' 岡山一成（仙台）、84' 中原貴之（仙台）
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●安間貴義監督（甲府）：
Q:石原選手を投入した後の、システムや約束事をお聞かせください。
「石原選手には中盤に入ってもらった。美尾を前に出して、克哉（石原）には終盤どうしても１点奪われている中で上下動が求められてくるので運動量を要求し、とにかく繋いでくれと。美尾は決定的なパスを出せるので、その運動量負担をはずして、最後の攻撃のところ、パスだったりこぼれ球を拾ってシュートまでいくとか、決定的な仕事を要求した」

Q:押し込んだ場面では、石原選手はほとんど左ウイングのように見えたが、基本は中盤ということか？
「中盤からスタートしろ、と言った。基本的にはサイドから入れたいので」

Q:2失点目の場面について。FKの守りの際、前線に3人を残していたところ、相手が佐藤選手という素晴らしいキッカーを出してきた時点で、残す選手を3人から2人にしようといった考えはなかったか？
「基本的に僕らは勝点3しか、あまり狙っていないので。仙台さんが前節の広島戦でも、流れの中でサイドから梁選手だったり関口選手だったりが、斜めのボールを中に入れてきてヘディングで合わせさせるとか、そういう動きはすごく付きづらいので、それをやらせるなという指示を出し、それは上手くいっていた。しかし、FK2発でやられてしまった。もちろん、佐藤由紀彦選手のFKの精度も、中の選手の動きも知っていたが、そこは勝点1か3かを選ばなくてはいけないので、ならば1よりも3を取りに行くために（守備の人数を）減らした（前の人数をそのまま残した、の意）。あの場面でピッチに入ってきてすぐにあの精度（のボール）を上げられる選手を、逆にすごいと素直に思う」

Q:内容は互角ながら、セットプレーからの２発で敗れたことは、とても悔いが残ると思うが。
「本当に先ほども言ったが、とにかくいいクロスを上げさせるなということを、前線からリズムを掴むためにやらせていって、精度のいいクロスは上げられていないと思う。ただ本当に、FKというのは自在に蹴られるので、警戒した選手にやられ、ましては警戒していた選手に斜めから入って来られてやられているのはやっぱり悔しい。今度、それをどう止めるのか、考えていきたい」

以上