5月17日(土) 2008 J1リーグ戦 第13節
京都 1 - 0 横浜FM (14:04/鴨池/10,903人)
得点者:61' オウンゴ−ル(京都)
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運を味方につけて、京都が勝点3の積上げを果した。中断前の勝利、京都にとっては大きな一勝だ。
柳沢敦が体調不良で欠場。京都は前線、センターに田原豊、左に徳重隆明、右に渡邉大剛を配置。「中盤を厚く」(加藤久監督)とシジクレイをアンカーに置き、4-3-3の布陣にする。
序盤、相手の出方を伺うような、勢いを感じさせない立ち上がりを見せたのは横浜FM。23分に山瀬功治が左サイドで見せた決定機の様に、京都の速攻に対するカウンターは見応えがあったものの、セカンドボールへの対応、サイドのチャレンジといった攻撃の厚みが少なく京都を圧倒できない。
対する京都は、田原が精力的に動いてチャンスを作る。20分には抜群の走り出しで、シジクレイからパスをもらいシュートを放つなど攻撃を牽引した。
さらに、左サイドの中谷勇介。力強いドリブルで横浜FM陣内に仕掛る。京都の左サイドの徳重、中谷の攻撃で、横浜FM右サイドの田中隼麿を守備に釘付けにさせたといえるだろう。
後半、京都がさらに積極的にプレスをかける。ディフェンスラインから効果的なパスが出せなくなった横浜FM、前線から勢いよく圧力をかける京都、こうした状況の中、スコアは動いた。
後半16分、右サイドの渡邉大剛が低いクロスを入れると、佐藤勇人、田原豊がスルーをして、中央の徳重へ入る。徳重のシュートはGK榎本哲也に弾かれる。だが、徳重をマークしていた田中隼がこのこぼれ球のクリアを焦り、不運にもオウンゴール。京都が1-0とした。
この後は横浜FMの猛攻。ロニーへボールを収めつつ、サイドが追い越して裏を狙うなど終始京都を圧倒。京都も、ボランチに森岡隆三(77分)、前線の守備固めに西野泰正(86分)が入り必死の守備で対抗する。そして、横浜FMに得点を許さず逃げ切り、京都の勝利。勝点3を獲得した。
「運きの量でも、動き出しでも、セカンド(ボール)でも、京都の方が一歩一歩速かったという感じ」と試合後、桑原隆監督は話した。今節は京都の運動量と粘りが運を呼び込んだということだろう。
代表選手を揃える横浜FMに守りきっての勝利、この勝利は大きいはずだ。問題は、毎試合このメンタルと運動量を発揮できるか、だろう。
次はナビスコカップ第4節、神戸との対決、幸いに西京極での戦いとなる。もう一度、積極的に戦う京都の姿に期待したい。
以上
2008.05.18 Reported by 武田賢宗
J’s GOALニュース
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