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【J2:第14節 仙台 vs 山形】山形サイドレポート:後半、仙台の猛攻に飲み込まれる!まさかの逆転を喫した山形が2年ぶりのダービー勝利を逃す。(08.05.18)

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5月18日(日) 2008 J2リーグ戦 第14節
仙台 3 - 2 山形 (13:04/ユアスタ/16,931人)
得点者:18' 秋葉勝(山形)、39' 長谷川悠(山形)、51' 平瀬智行(仙台)、80' 梁勇基(仙台)、84' 佐藤由紀彦(仙台)
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後半キックオフ最初のプレーでいきなりCKを獲得し、前がかりの仙台を見透かすように、仙台DF菅井直樹が上がった裏のスペースをリチェーリが、続いて長谷川悠が突いていく。中盤での球際の厳しさもトーンダウンする気配はない。「2-0」は、追いつかれることを怖がるシチュエーションではなく、2点リードというアドバンテージだと示す、山形の後半立ち上がりだった。

しかし、そこからが急転直下。後半4分、関口訓充の突破に右SB宮本卓也がたまらずファウルを犯して1枚目の警告を受けると、6分には中央から崩されて1点を返される。すると8分には再び宮本が、今度は平瀬智行を倒して2枚目の警告。開幕からフィールドプレーヤーでただひとりフル出場を続け、その間、一度も警告を受けていなかった宮本が、あっという間にピッチから姿を消した。そして、その代償は想像以上に大きなものだった。

1人少なくなった山形はその後、一方的に攻め込まれる。システムは4-3-2から、FWを一列下げた4-4-1へ。その間にも選手交代やポジションの入れ替えをめまぐるしく繰り返すが、数的不利で生まれる自陣のスペースは、埋めるより先に仙台に使われた。そして狙われたのは、山形の右サイド。途中出場で今季初出場の園田拓也と、前線から下りたFW長谷川という急造の右サイドは仙台の突破・クロスの対応で後手を踏んでいた。それでもなんとか失点せずに持ちこたえてきたが、後半36分に中原貴之のミドルシュートがバーで跳ね返ったところを梁勇基にボレーを見舞われ同点を許すと、39分には梁の高速クロスをゴール前で佐藤由紀彦に合わされ逆転負けを喫した。

前半の山形は、足を止める傾向のある仙台の最終ラインに狙いを定めていた。先制点が転がりこんだのは前半18分。石川竜也からの、なんでもない軌道のクロスだった。対応した仙台DF岡山一成は手前でバウンドしたボールを後方へとやりすごす。しかし、秋葉勝は躊躇なく裏へ走り、ペナルティーエリアでGK林卓人ともつれながらも右足アウトにボールを乗せボールをゴールマウスの中まで飛ばした。3年前の同じ5月、6年ぶりのダービー勝利を呼び込むゴールを挙げた秋葉が、またも仙台のゴールネットを揺らした。

途中、根本亮助が負傷するアクシデントがあったが、交代で6試合ぶりの出場を果たしたリチェーリが2点目のお膳立て。前半39分、やはりトラップ間際の岡山からボールを奪うと、ゴール前で待つ長谷川にマイナスクロスを合わせた。高い位置でのプレスとサイドを広く使った攻撃でゲームの主導権を握っていたが、後半の45分間ですべてが変わってしまった。

負けそのものが屈辱のみちのくダービー。2点のリードをひっくり返される負け方は筆舌に尽くしがたいものだ。ただ、力は足りなかったが、恥ずべきことではない。いま大事なことは、引きずらないこと。中2日でホーム徳島戦が待っている。そして、仙台へのリベンジは6月15日。それまでに、この試合で6差に広がった勝点差を縮めなければならない。リベンジへの1ヶ月は、すでにスタートしている。下を向いている暇はない。

以上

2008.05.18 Reported by 佐藤円
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