5月21日(水)J2 第15節 熊本 vs 仙台(19:00KICK OFF/熊本)
-ゲームサマリーはこちら-
-熊本へ行こう! スタジアムガイドはこちら-
携帯でこの試合のダイジェスト動画を見るなら - ライブサッカーJ -
★J2勝敗予想ゲーム-21日19時投票締切!-
----------
前節、徳島に0−2と敗れて今季2度目の連敗を喫した熊本が、第1クール最後の試合で、2位の仙台をホームに迎える。仙台は5節の草津戦で勝利して以降、4試合連続での引き分けから4連勝と9戦連続負けなし。前節は2点ビハインドからの劇的な逆転勝ちで山形との“みちのくダービー”を制し、まさしく勢いづいているという意味では、首位を走る広島以上に厄介な相手であることは疑いようがない。
だがそういった状況にとらわれず、前節できなかった事にトライするというシンプルなミッションを遂行することこそ、結果を引き寄せるための第一歩。つまずいたのなら立ち上がるしかない。
ここまでの熊本の13試合を振り返ると、先制点を奪えたのは10節の甲府戦のみだが、先制されても一度は追いついたゲームではドロー以上に持ち込んで勝点を上積みできている。逆に2点以上先行された試合では勝点を取れていないという現状を考えると、序盤に迎えるチャンスをなかなかモノにできない決定力の低さもさることながら、先制点を奪われたあとの対応(2点目の失点)が、勝点を取れるかどうか左右していると見る事ができる。
徳島戦後に「失点後に、勢いというか反発力がなかった」(池谷友良監督)、「失点後もチャンスはあると思っていたが、チームの雰囲気が沈んでしまい、『いくぞ』という雰囲気にならなかった」(MF山本翔平)という声が聞かれた通り、攻め続けている中での失点は、ピッチ上のバランスを崩す。次の失点を避けようとDF陣が消極的になれば、点を取りに行きたい前線と距離が開いて中盤が間延びするし、全体的に前がかりになれば、最終ラインの背後に大きなスペースを作り出してしまい、カウンターを食らう。そこで大事なのは、攻守のバランスを保つという共通意識だ。
それができたのが、2週間前の福岡戦(12節)だった。横浜FC戦での0−5という大敗を受けての試合で4得点を挙げて勝つことができた背景には、「もう1回原点に戻って、今までやってきたことを、自信を持って出そうと、みんなが同じ意識を持って戦ってくれた」(池谷監督)という気持ちの整理があった。相手のミスもあったが、立ち上がりに先制されても決して焦らなかったことで、押し込まれた中でもチャンスをものにすることができたのだ。
連敗を受けての試合、相手は2位だが、臆する必要はない。だが漫然と前線にロングボールを放り込むだけで得点に結びつく決定機を迎えられるほど甘くもない。まずは今まで取り組んで来た事をしっかりと出さなければいけない。つまり、積極的な守備と、そこからの早い展開だ。
起点となる千葉直樹、永井篤志、サイドの梁勇基、関口訓充ら厚みのある中盤、平瀬智行、中島裕希、中原貴之らFW陣と、どこからでも点が取れる仙台の攻撃に対して、どれだけ勇気を持って寄せられるか。高い位置でボールを奪うために、労を惜しまずに距離を保ち、意思統一をはかって連動してアタックできるか。そして、ここぞというタイミングで身体を張れるか。中盤では、C大阪戦からボランチとして先発出場を果たして球際での激しいコンタクトを見せ、試合終盤まで走り回っていた山本が累積警告で出場停止なのは痛いが、山口武士の出場停止も明け、前節久々にスタメン出場を果たした喜名哲裕、また最近では交替出場でセンターバックに入る事が多いが、福王忠世も健在。左右の小森田友明、車智鎬も含め、まずは守備に重点を置いて、しかし決して焦らずに戦う事がポイントになる。合わせて、奪った後の切り替え、シンプルな展開とゴール前での工夫、そして精度も課題だ。
シーズンはまだ1/3。仙台戦の90分間で辛抱強くやるべきことは、今シーズンを通してやるべき事でもある。
以上
2008.05.20 Reported by 井芹貴志
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:第15節 熊本 vs 仙台】プレビュー:2度目の連敗を喫した熊本が、好調の仙台とJでの初対戦。第2クールに向け、お互いに重要な一戦(08.05.21)













